ロボ部長のブログ一覧

フォードの神様が降りてきた！と思わされる瞬間が間々あります。今日はまさしくそんな至福の時間を過ごすことができました。職場のあるビルのパーキングに私のと同じフィエスタGhiaーアクエリアスのボディカラーまでもがお揃いーが駐車されていたのです。それだけでもじゅうぶんに神降臨レベルですが、さらに、カメラを構えて数分も経たないうちに、フィエスタのオーナーさんがそこへいらっしゃったのです！私がなめるように？写真を撮っていたものだから、さすがにちょっと訝しく思われたようです。しかし、声をかけていただいて、このクルマが自分のクルマとまったく同じで、あまりに嬉しくてカメラを向けていたと正直に話したら、快く理解してくださり、それだけでなく、しばらく時間を忘れてフィエスタをめぐり楽しく立ち話をさせていただけました。

品のよい印象のご婦人は、聞けばすぐ近くにお住まいで、フィエスタはお母様と一緒にふだんの足として長年にわたりご愛用とのこと。どうりで、妙に過保護に扱われていたり、神経質に接しているといった印象とは無縁な、いかにも日々当たり前に使われている道具然とした、健康的な趣を感じさせる一台なわけです。走行距離は50,000km強というから、これも私のフィエスタと近しく、なおのこと親しみが湧きました。
ちなみにこちらのご婦人は、かつてゴルフに乗られていたことがあるそうで、どの代のゴルフかはわかりませんでしたが、それと比べてもフィエスタは「壊れにくくて扱いやすい｣そうです。

それでも、車検が今年の12月で切れること、フォードの今後のサービス体制に不安があることなどで、こんど車検を迎えたら別なクルマに乗り換えるかも・・と仰っていました。同じクルマのオーナーとしては残念に感じられましたが、しかしマニアやフリークとしてでなく、あくまでも暮らしの便利な伴侶として付き合われていることを思えば、それもやむを得ないことだと思います。そうそう、昨年のFJDLからのサービス体制移行に伴い新たにメンテナスを引き受けることになった某ディーラーの対応に憤慨されていたのは、同じフォードユーザーとしても聞き流すことができないものでしたね。

勝手にクルマの写真を写していた見ず知らずの者の話を聞いてくださり、愛車のこともいろいろ教えてくださり、しかも私のブログにも関心を示してくださり・・と、なんだか夢のようなひとときでした。ぜひ今度、私のフィエスタとツーショットさせてください！と懇願して今日は別れましたが、本当にいつか並べさせていただけることが楽しみです。