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2018年05月08日 イイね!

伝統の名はアジアへと継承された・エスコート

伝統の名はアジアへと継承された・エスコート兄が台湾旅行からフォード(福特六和)のカタログを持ち帰ってきました。台湾好きの兄はちょくちょく出かけていて、前回はちょうど台湾でマスタングの販売が開始されたタイミングで立派なマスタングのカタログを入手しましたが、今回は中国・台湾専売車である新型エスコートのカタログが入手できました。

繁体字が読めないので、漢字の並びからそれとなく推測するだけとはいえ、このエスコートなかなかよさそう♪エスコートといえば、フォードにとって屈指の伝統あるブランドで、元来は質実剛健な商品性のファミリーカーです(ラリーフィールドでの勇姿はあくまでも派生形ですね)。「アジアカー」としてよみがえった最新のエスコートは、伸びが著しいマーケットのニーズに応えるべく、なかなか欲張った内容を持つようですが、基本はやはりファミリー向けの4ドアサルーン。この点ではエスコートの名の正当な継承者(車)であるように感じられます。
近頃は中国市場に照準を合わせると、彼の地のユーザーの嗜好に沿ってとかく立派に、ハッタリをかませる方向に走りがちなところ、このエスコートはわりと品良くまとまっていそうです。中国でも人気とされるアウディのA3あたりをちょっと意識した?ような趣も漂わせつつも、節度のある内外の佇まいではないか、と。サイズはおよそ4,500×1,820と手頃なディメンションで、日本で乗るにも持て余さないくらい。かつて愛用していた初代フォーカスセダンを想起します。

思えば、こうした4ドアセダンは日本市場からも多くが姿を消しました。自動車が早くから根付いたエリアでは、ユーザーが自動車に求める内容が変化した結果、フォーマリティとかオーソドックスといった要素より、多用途性や個性的であることにプライオリティが置かれるようになりました。平凡でも安寧な日常を象徴するかのようなセダンのパイは縮小する一方です。個人的には、品のいいセダンから感じられる“平和の薫り”はとても好きなので、決してオーソドックスなセダンには潰えてほしくありません。
いずれにしても、新生エスコートはいまもっとも実車を見てみたいフォードのひとつですね。
Posted at 2018/05/08 22:38:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | Escort | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォード車を40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しま...
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