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2019年07月10日 イイね!

夢のカタログ・・パンテーラL

夢のカタログ・・パンテーラLいつも仕事用の鞄には、なんらかのフォード車のカタログを一冊忍ばせています。その時々の自分の関心やテンションの度合いに合わせ、朝、収納ケースからランダムに抜き出して鞄に入れて、仕事から気分を切り替えたいときやリラックスしたいときなどに眺めています。それによって自分の血中フォー度を一定に維持し、心身のバランスを保っているのかも?(大袈裟か)

今日はつい最近入手できたデ・トマソ・パンテーラのカタログ。ただし、イタリアのデ・トマソが自ら発行したものでなく、北米市場向けにフォードが1973年に発行したものです。紹介されているグレードも、北米用に装備が充実したLのみとなります。
パンテーラがもともと、デ・トマソとフォードとのジョイントプロジェクトで、フォードのリンカーン/マーキュリーディーラーネットワークを通じて北米で販売されたことはよく知られていますが、まさしくそうした歴史を象徴するカタログなのです。

そうはいってもこのカタログ自体は全4ページの簡易なつくりで、しかしたとえば、その中にはデ・トマソのデの字も一切出てきません。代わりに、Pantera L by Ghiaと記されていて、まるでGhiaがパンテーラのメーカーであるかのように、デ・トマソという称号がまったくと言っていいほど顧みられていない、とても興味ぶかい現象が読み取れます。当時、フォードが買収したイタリアの由緒あるカロッツェリアであったGhiaの存在を前面に押し出す姿勢が強かったことが伝わってきます。
史実を著した媒体という、カタログの持つ価値の一面が見事に現れた一冊です。



それにしても、後付けのオーバーフェンダーも2トーンのペイントもない、ごく初期のパンテーラの素直な姿は実に魅力的!北米仕様の分厚いバンパーさえボディラインを補完しているかのようにインテグレートされています。













Posted at 2019/07/10 23:51:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | Other | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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