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2019年08月07日 イイね!

Top Gear JAPANに触発されて・・Top Surprise of Ford

Top Gear JAPANに触発されて・・Top Surprise of Ford最近はカー雑誌からめっきり遠ざかり、定期的な購読はおろか、立ち読みで手に取ることすらほとんどなくなっていました。久しぶりに神保町の書泉グランデに立ち寄ったら、「Top Gear JAPAN」という雑誌がすこぶる愉しいことに気がつきました。あの荒唐無稽?な自動車バラエティ番組であるTop Gearの日本版の雑誌媒体です。

すでに日本で30号近い巻を重ねているようなので、ご存知の方からすれば「何を今ごろ」といったレベルでしょうが、ともかくさすがは英国伝来の媒体だけあり、ユーモアと諧謔心にあふれた記事内容、何より車への率直な愛情が感じられるのがいい。ついでにいえば、やはり英国発、欧州フォードにページをよく割いてくれていることも個人的にポイント高し!すっかり気に入りました(^^

今回手にしたのが今年1月発刊号(No.025)で、特集がTop Gear Awardsでした(なおTop Gear Car of the Yearは現行フィエスタST!)。それを見ていたらつい私も触発されて、やってみます「Top Surprise of Ford in Japan」。以下、思い返してみて、驚きを覚えた記憶が今なお鮮明な、おもに2000年代以降の日本におけるフォードのトピック・ロボ部長的10傑です。


10:Kaのプロモーションにglobeを起用
Ka国内発売時のプロモーションのエネルギーは、クルマのサイズと裏腹にずいぶん大きかった。しかしまさかの小室ファミリー、しかも当時人気絶頂だったユニットとのコラボとは・・明らかに金のかけどころが違うだろ!

9:Kugaのネーミングが継続
二代目にシフトしたクーガはグローバルではエスケープとのダブルネームだったにもかかわらず、国内導入に際して、すでに日本で定着していたエスケープの名前をあっさりと捨て、あえて後発で馴染みの少ないクーガを選択!

8:幻影としての右ハンドルマスタング
2016年から販売予定であったマスタングの右ハンドル車が、全国各地で開催されたローカルモーターショーで先行出展されるも、直後のフォード撤退ですべて回収・国外流出の憂き目に。ちなみに私は実車を一度も見られていません。

7:直営店でブルーフレーム車も?
FJLがS197マスタングを正規で扱うより以前、直営店内に今は亡きブルーフレームのカタログが置かれていて、マスタングやフォードGTなどが紹介されていた。まさか直営店でそれらが選べたなどということはなかったろうが?

6:女性誌とフィエスタがコラボ
2004年の六代目フィエスタ発売時に女性誌とのタイアップキャンペーンが展開され、誌面だけでなくイベントも行われたものの、知名度とブランド力と(メディアを牛耳られるだけの)資本力に欠けるのは如何ともし難く・・ほぼ無風。

5:「この色のマスタングは販売されておりません」
2010マスタングの国内向けカタログを飾ったゴールド系のボディカラー、実は当初は設定がなかった!カタログに本国モデルの写真をそのまま使うことは多いとはいえ、販売されていないカラーをここまで前面に出すのも珍しい?

4:明らかな値付けミス!?フォーカスST
320万円台は標準車が280万近かったことを考えれば致命傷的な出血サービスである。ライバルたるゴルフGTIとの関係も意識したのかもしれないが、その後は割高感が先立つようになったフォードと比べればあまりに太っ腹にすぎた。

3:欧州系各車の扱いを中止
2007年にフィエスタ、フォーカス、モンデオの欧州系モデルの輸入がストップ。国内でのフォードの販売商品が北米系のみ、しかもビッグ・クーペかSUVという極端な品揃えで、本気で日本でのフォード・ビジネスの先行きを危惧した。

2:モンデオST220の販売
いってみればメーカー純正のチューンド・4ドアサルーン。この車を数量限定とはいえ日本市場に正規で導入したこと-しかも後から限定枠を外しカタログモデルとした-自体が奇跡!であり、その希少さもありほとんど語り草に等しい。

1:フォード、日本から撤退
・・・トップはやはりこれにとどめを刺さざるをえない。おそらくFJL関係者でさえメディア報道まで知らなかったであろう寝耳に水の撤収発表は、大きな驚きとともに、アメリカ企業のドライに過ぎる本性を強く印象づけた。
Posted at 2019/08/07 22:58:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | Ford | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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