ロボ部長のブログ一覧

台風19号に備えて、自宅のフィエスタの置き場をいつもと変えました。先日の台風15号では非常に強い風が吹き荒れ、私が住む千葉県は特に甚大な被害を受けました。我が家のエリアは幸い大きな影響はなかったのですが、このあたりでもかつて体験したことがない強風であったことから、それ以上の勢力といわれた19号の接近を前にした対策です。
ふだんの駐車スペースは自宅東南側に向けて開けていて、南方向から吹く風を正面から受ける位置にあたるため、飛翔物などを避けるため左へオフセットさせて門柱でガードできるよう、玄関への通路にあたる位置にフィエスタを置きました。この写真には写っていない右側には隣家の柿の木があり、そこから大量の柿が強風にあおられて落果してくるのを避ける狙いもありました。
結果として、感覚的には先の15号より風雨ともに勢いが弱く、フィエスタをはじめ自宅やその周囲にも目立った影響はなくほっとしました。それでも細かな枝葉やゴミが散乱していた今日、それらを片付けながら、この駐車の仕方をすれば「夢の2台持ち」にも対応できるな・・などとふと思いました。右側の駐車スペースは幅・長さとも相応にあるため、マスタング級とフィエスタ級くらいならば左右に2台並べられそうです。

台風19号の被害を報じるニュースで、浸水した車や、傷付いた車の映像を数多く見ました。それぞれの車がそれぞれの人の暮らしの中で生かされてきたのが、この被害により維持が難しくなる車も多いのでしょう。映像の中には、明らかに好きで長年にわたり大事に手元に置いてきたであろうことが想像される車も映し出されることがあります。それでさえも共に過ごすことをあきらめざるを得なくなるのは、車好きの一人として、自分自身の気持ちに重ねてみると、つらいものがあります。災害の下では自分や家族の生命が何より大切とはいえ、愛車だって大切な存在のはず。たとえ天災であっても、家族同然の存在と別れなければならないというのは、それこそ断腸の想いではないでしょうか？
そのような車とのつらい別離を各地で強いられている一方で、2台の異なる車を所有する夢を無邪気に描けることのありがたさをかみしめます。このブログを読んでくださる方でもし台風の被害を被られた方がいらっしゃいましたら、心からお見舞いを申し上げたいと思います。