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2020年01月12日 イイね!

フォードに乗る一人として、トヨタに対し思うこと

フォードに乗る一人として、トヨタに対し思うことマツキヨでニトラウスブルーのフォーカスRSと横並び・・というのは嘘(笑

昨日はこの写真を撮った後で、GR Garage 深川に行きました。GRヤリスのカタログをもらいに行くためです。開催中の東京オートサロンで発表されたGRヤリスにすごく興味があります。新しいヤリス自体、近年になかった関心の度合いであることはブログで幾度か取り上げてきた通りですが、小型軽量で走りのダイナミズムを突き詰めたというGRヤリスにも大いに心惹かれています。

モータースポーツ志向はさほど強くなくても、市販車ベースの競技車は昔から好きでした。フォードでいえばエスコスRSのような、元来が大衆車であるところを完全武装した結果、見た目にベース車の面影があっても中身は別物といったコンペティションマシンに萌えてしまうのです。
その点でGRヤリスは申し分なさそうです。何より驚かされるのは、こうしたマシンはベースとなる市販車がまずあって、それを改造して競技用に仕向けるのが一般的なのに、GRヤリスは市販のヤリスに存在しない3ドアボディをわざわざ専用に開発したことが象徴するように、競技用車両が初めにありきで、それを一般ユーザーへブレイクダウンさせるという、まったく逆のアプローチが取られたことです。
このことを知った時に思い出されたのがフォードのRS200でした。RS200も、ボディパネルや外装パーツの一部をシエラから流用するものの、ラリー競技用車としての最適化をめざして専用デザインのボディを架装するまでに特化された点で、GRヤリスは似たような成り立ちといえるのではないでしょうか。

GRヤリス、豊田社長の思い入れが相当に反映されているようです。いまを100年に一度級の大変革期と捉え、自社のこれまでの業態や実績をある意味で自己否定するほどのイノベーションへの挑戦さえもいとわない、攻めの経営の只中に、GRヤリスのような車が生み出されたことは、ただ単に「速くて強い車が現れた」という以上の何か・強いインパクトを感じさせます。
誰にでも身近な車を生み出して世界中のユーザーと向き合ってきたトヨタという企業のあり方は、フォードと共通しています。さらに、これまでの「モーターカンパニー」から「モビリティプレーヤー」へと、いままさに改革を進めている点でも。そのようなダイナミックな状況下にあるトヨタから放たれた一台が、フォードにとっても刺激となる一台であるといいと思います。
Posted at 2020/01/12 18:27:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | Other | クルマ

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何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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