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2020年04月11日 イイね!

フォーカスとエコスポーツ?(嘘

フォーカスとエコスポーツ?(嘘ライズ/ロッキー、よく売れていますよね。ふだん目にすることが多く、そのたびにエコスポーツのことを連想しているのは、たぶん私だけではないような気がします。

小型の5ドアHB、背が高く大きなタイヤを履く4駆っぽく見えて、その実FFという「SUVライク」な成り立ちが共通ですし、意匠面でも、特にCピラーからDピラー〜リアクオーターウインドウあたりの処理に相通じるものを感じさせます。
エコスポーツはフォードの日本におけるオフィシャルビジネス晩年期での市場投入だったから、販売期間が短くあまり台数が出ていないのですが、いまのライズ/ロッキーの人気を見るにつけ、もしあのまま売り続けられていたら、実はそこそこのヒット車になっていたかも?などと夢想したりもします。

ライズ/ロッキーの人気が高いことには得心ができます。日本で乗るのにいろいろな意味でちょうどよい、適切な商品性を備えているように感じられるからです。日本のごく一般的なカーユーザーのさまざまな要求や要望を因数分解して総計すると、自然とこのライズ/ロッキーのような車になるのではないでしょうか。
個人的にはライズ/ロッキーのことを、やはりヒットした初代デミオの再来のように考えています。初代デミオが備え多くの人から支持された有用性—扱いやすいサイズで複数名の人員が無理なく乗れて、荷物もしっかり詰めて、車両感覚がつかみやすく、乗り降りしやすい、しかも5ナンバー枠でランニングコストも安いーを、いまの時代に照らし合わせて再解釈した結果、よりSUV的なキャラクターを強めて現れてきたのが、ライズ/ロッキーなのだと思っています。

ライズ/ロッキーや初代デミオ(類似の例として、初代キューブも)のヒットに象徴される、実は大事な要素だと思うことが、日本には適度に角張っているスクエアなフォルムを好むユーザーが多いということ。車体の稜線が明確で、面があまり膨れておらず、サイズ感がひとめで把握できるかたちに対して安心感を覚える人が日本には多いのです。
その点でエコスポーツは、出自がラテン系だけあって、小型であってもプロポーションや面の質・各部のディテールは「雄大系」で、私たち日本人からするとやや脂っこく感じられるのも確かです。結果としてサイズも3ナンバー枠となっていたため、ライズ/ロッキーのようには浸透できなかったでしょう。
しかしエコスポーツは基本的な商品性としては日本の実情にかなり近い、いい線を行っていたように思うのですね。
Posted at 2020/04/11 22:10:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | Other | クルマ

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