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2020年07月20日 イイね!

シルバーを象徴色としなくなったフォーカス

シルバーを象徴色としなくなったフォーカス三代目フォーカスでは相対的に少ない色がシルバー。しかし考えてみると、フォーカスといえば初代・二代目ともにシルバーがイメージカラーだったのです。初代は斬新なニューエッジ・デザインの持ち味を表現するカラーとして、そして二代目はクオリティアップしたプレミアム感覚を打ち出すカラーとして、それぞれシルバーが選択されていました。それが、三代目になるとイメージカラーは当初がレッド・MC後はブルーとされるなど、それまでとは大きくアプローチを変えてきました。目を引く有彩色をイメージカラーとすることで視覚的なインパクトを強めたのですね。

このイメージカラーの変化が物語るように、フォーカスは初代〜二代目までをひとつの流れの上にあるとするなら、三代目で商品性を大きく変えてきたと言えると思います。その最たる部分がドラポジで、初めの二代が「コマンドポジション」を基本にアップライト気味に乗員を座らせる、やや誇張していえばミニバンにも相通じるスタンスだったのが、三代目からは低い着座位置に改められました。フォーカスを乗り継いで来た方なら、三代目になって地面との距離がぐっと近づいた上に、ドライバーの周りを覆うかのようなコクピット感のあるインテリアになったことで、その変化を肌身で感じたことでしょう。
三代目の開発にあたっては、代々のフォーカスが持っていた高いダイナミック性能をわかりやすく体現することが重視されたので、ドラポジやインパネの構成も動的感覚を高める方向へとシフトされたのですが、「低く座らせる・囲まれ感を出す」というスポーティー感の演出の王道を進んだことで、「目線が高くて開放感がある」のに走らせればとびきり痛快、というフォーカスならではの新鮮な驚きは明らかに減少しましたよね。
Posted at 2020/07/20 21:44:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | Focus | クルマ

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