• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ロボ部長のブログ一覧

2020年09月08日 イイね!

フィエスタのチョロQ的表現?その2

フィエスタのチョロQ的表現?その2


以前のブログでセルボとフィエスタが似通ったテーマの造形だと紹介しました。余談ながら、この時のブログはPCでなくスマホで見ていただくと、双方のサイドビューがちょうど同じ倍率で表されるため、「似たような感」が伝わり自分でも笑っちゃいます(^^

近所のSCのパーキングにセルボがいて、私のフィエスタのコッパーパルスと比較的近い色相だったのをこれ幸い(この色のセルボは初めて見た気がします)と、自宅に戻ってから同じようなアングルを意識してフィエスタを写してみました。まあさすがにサイズもクラスも登場した時期も異なる2車なので、特にディテールやパーツの表現などは全然違うとはいえ、それでも見ようによってはやはり近いラインが感じられますよね。


しかしながら、この2車に直接の相関は何もないだろうと思っていましたが、意外な接点も発覚しました。7(8)代目・B299フィエスタのチーフデザイナーであったステファン・ラム氏が、フォード of ヨーロッパに移籍する前に勤務していたオペル時代に、GM派遣という名目でスズキに短期派遣されていたことがあるそうなのです。有元正存氏によるステファン・ラム氏へのインタビュー記事によると、96年頃に半年間ほど浜松に滞在していたとのこと。ただ、滞在がその通りの時期だとすると、セルボの開発着手にはまだ早いタイミングですし、以前のブログでセルボとフィエスタのスタイリングに大きく影響したと考えられるとして紹介した、セアトのアルテア(プロトタイプ)も登場していないから、まったく関係がないという結論に達してしまうのですが・・。

でも、B299フィエスタのスタイリング開発で主導権を発揮したデザイナーが、スズキのデザインにも何らか関わっていたという事実は、もしかするとセルボとフィエスタの間をつなぐ「何か」があるかもーそんな想像をふくらませてくれるに十分なものです。
ちなみにステファン・ラム氏は、2015年にフォードからセアト(!)へ移籍し、その後ほどなくしてメルセデスのアメリカにあるアドバンスデザインスタジオのチーフデザイナーとなって今に至ります。私は造形力や表現力の面で相当の実力者だと思っています。
Posted at 2020/09/08 18:02:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | Other | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/9 >>

  123 45
67 891011 12
1314 15 161718 19
20 21 222324 25 26
27282930   

愛車一覧

フォード フィエスタ フォード フィエスタ
2014年に国内80台限定で販売されたレザーパッケージの第一弾、うち20台の割り当てとさ ...
フォード フォーカス (ハッチバック) フォード フォーカス (ハッチバック)
生涯で8台目のフォードとして、2000年式・日本発売極最初期のC170フォーカスを202 ...
フォード フィエスタ フォード フィエスタ
「均整」「端正」「抑制」いまのカーデザインが忘れた3つのSeiを備えた小粋な実用小型車で ...
フォード フォーカス (ハッチバック) フォード フォーカス (ハッチバック)
Ford Focus SE/2003 year model/Zetec 2,000cc/ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation