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ロボ部長のブログ一覧

2020年12月31日 イイね!

2020年・私にとってのフォード

2020年・私にとってのフォード 2020年に出会えた最後のフォードは、昨日の6代目フィエスタとの遭遇の少し後、地元の駅前近くで見かけたこちらのフォーカスでした。

間もなく終わろうとしている2020年について記せば、どうしたってコロナ禍のことが話題になりそうだし、それだけで相応の紙幅を占めてしまえそうです。なのでここでは直接そのことには触れません。
今年は地元で過ごす時間が増えて、どこか遠くへ出かけることが減ったため、新しくフォードと出会える機会もぐっと少なくなってしまいました。それでも、初めて見るフォードは何台もありましたし、そのおかげで拙ブログはちょうど開始から10年目だった今年、連続1,000回を迎えることもできました。いつもご覧いただいている皆様にあらためてお礼を申したいと思います。このような単調なブログでもお付き合いくださり、本当にありがとうございます。

私自身のことでは、今年はフィエスタを乗り換えたのが大きなトピックでした。もともと買い替えをそこまで具体的に考えていたわけではなかったのですが、いいご縁だったのだと思います。そして新たに迎えた8代目のことはとても気に入っています。大袈裟でなくこのフィエスタは、私自身のそれまでの凝り固まったクルマ観を鮮やかに塗り替えてくれました。
私が一貫してフォードを好きなのは、芯はしっかりしているのに変に主張せず、むしろ控え目でいる点でした。“能ある鷹は爪を隠す”とでも言いましょうか・・とはいえ、今のフォードがそんなに奥ゆかしく留まっているなどということはなく、特にキネティック・デザイン以降のフォードは相当アトラクティヴです。実のところ私は、そうした近年のフォードに対して一定の魅力を覚えつつも、どこかに「らしくなさ」も感じていました。

しかし、8代目フィエスタの「華」も「実」もある商品性に日々触れてみて、そうした認識を改めました。クルマ自身が高いポテンシャルを持つなら、それをむしろ正当に主張しなければもったいないし、その方がユーザーとクルマとのコミュニケーションをより濃密にできる-もしも8代目がただ単に今っぽいアピアランスを売りにしただけの軽薄グルマなら、きっとそんな風には考えを変えなかったでしょう。これまで信頼し続けてきたフォードの基礎をしっかりと備えつつも、乗り手の気持ちを快活に高めてくれるキャラクターを伴っているからこそ、そのデザインやエンジニアリングの方向性に大いに納得させられたのです。

時代的・社会的には疑いようもなく、閉塞感や不安感に覆われたといえる年でしたが、私にとっては、クルマに接する自分を覆っていたベールを鮮やかに剥がされた感のある一年で、この年齢になって?自らの価値観を変えられるんだ!という爽快ささえ味わえた年でした。今、この時に、そのような境地をもたらしてくれたフィエスタ、そしてクルマという存在に感謝です。
来たる2021年、皆様がそれぞれにクルマとの豊かな時間を送られることを願っています。
Posted at 2020/12/31 18:36:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | Focus | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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