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2021年01月24日 イイね!

私が好きなカタログ

私が好きなカタログインドアシリーズ第二弾として今回はカタログです。車のカタログを収集している方は案外多いと思います。その中でも、新車のカタログをディーラーなどで入手して集めている方のほかに、わざわざお金を出してカタログを購入しているという向きもあろうかと思います。私もそんな一人で、日本では手に入らない車種や、興味のある古い車種のカタログを積極的に買い集めてきました。

最近ではヤフオク経由も多いのですが、都内にあるいくつかの専門書店をよく使ってきました。先週の何シテル?でも話題にした神保町のS書店(ややネガティブなコメントをしたのでここだけ伏字にしておきます。ちなみにこちら、閉店ではなくて移転のようで、中野に新店舗がまもなくオープンするみたいです)でも何冊か買いましたが、一番お世話になってきたのが新井薬師のブックガレージさんです。適正と思える値付け、時にサービスとして売り物にならないチラシやビラをおまけしてくださる心づかいが嬉しく、もうずいぶん長く通っています。表参道裏にあるロンバルディアさんも職場が近いのでよく訪ねます。あとは少し遠い所で、保谷のアカシヤ書店さんも年に1回くらい訪問します。古いカタログのストック度合いで言えばここが一番?専用の棚とボックスを埋め尽くす古今東西の各車のカタログの中から、掘り出し物を見つけ出す楽しさは格別です。
最近は行っていませんが、自動車関連古書の品揃えのディープさでは知る人ぞ知る、葛飾区お花茶屋の青木書店さんにもお世話になりましたね。

そんなこんなで収集してきたカタログの大半はフォードのものです。ちなみにトップ写真はマスタングの2016イヤーカタログで、隣に置いたiPhoneとの比較で、判型がかなり小型なことがお分かりかと思います。今はフォードに限らず、カタログのサイズダウンが進み、かつてのように大判で豪華な写真を並べて見せるようなカタログは、高級車ブランドでさえも見られなくなってきました。残念な傾向ですが、そもそもペーパーのカタログを作るのをやめるメーカーも出てきている中ではやむなしなのでしょう。それよりは、あたかもコンパクト版の女性誌のようなサイズ感が持ち歩くのにうってつけな点で、むしろ気に入っています。最近では通勤の鞄に入れているのは大体こうした小判のカタログですね。





いま収蔵しているカタログの中で、自分自身の車種に対する思い入れ度合い、カタログとしての完成度・珍品度合い、さらに入手時のコスパの高さ(何だかんだ言っても元来が無料配布の品だけに、際限なくお金を充てることはしません。高くても2,000円を上限と定めています)などからトータルにはじき出したお気に入りの一品が、こちら1993年のSVTマスタングコブラのカタログです。FOXマスタングのSVTコブラはこの1993イヤーモデルのみだったため、生産台数も少なく、そのカタログ自体も貴重なものです。当時のSVTモデルのカタログだけに判型はだいぶ大きめで、手描きの透視図も掲載されているなど、いかにもスペシャルな高性能モデルのカタログといった趣になっています。






フォードのもの以外だと、こちらのプジョー505ですね。ただし本国フランス仕様でなく、アメリカ仕様車のカタログなのが自分的に高ポイントです。1983年発行なので505がアメリカに輸出を始めてから数年後のモデルに当たります。本来、ピニンファリーナによる上品で端正な姿の505に、ぶっきらぼうな5マイルバンパーや補助灯火が付いているアンバランスさが何ともいたたまれない(笑)。アメリカ市場にプジョーは結局根付かず、のちに撤退することになるのですが、ともかく典型的なヨーロピアンカーである505を、なんとかアメリカでも売っていこうとしていた苦闘が読み取れる、これもまた私にとってはたいへん関心を惹かれるカタログなのです。

Posted at 2021/01/24 13:12:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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