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2021年05月04日 イイね!

イエローは日本でのフォードの特別色

イエローは日本でのフォードの特別色エスケープの国内初期に限定車として販売された「イエロー・エスケープ」は、自宅近くのお宅に今も大事にされているのが1台あるのを知っているのですが、今日のこちらはそれとはまったく別な個体です。ちなみに目撃したのはやはり自宅すぐそばの公営駐車場でした。

こちらの個体が何気にすごいな・・と思わされたのが、その「原初度合い」。すなわち、エスケープのようなSUVだとサイドウインドウバイザーやマッドフラップといったアフターパーツを取り付けられている場合が多く、さらにホイールも社外品に換装されている個体だって少なくありません。それなのに、こちらはご覧の通り外見上はほぼ発売当初の素なオリジナル状態を保っているようです。普通のエスケープであっても今やそれは案外珍しいのに、何しろこれは限定バージョン車ですから。実はかなり貴重な個体であると、ロボ部長的にはイチ推ししたいのです。

目にも鮮やかなイエローは、フォードが日本でのビジネスにおいてしばしば用いる“変化球カラー”でした。例えばKaの発売直後に、キャンペーンとして抽選で少量限定で販売されたのが「イエローKa」でした。そしてこのエスケープが続いた後には、確かSN95マスタングにもイエローボディのコンバーチブル限定車がありました。さらに、それからだいぶ時を隔てて、エコスポーツに限定で「ブライトイエロー」が設定されました。いずれも、カタログモデルにはない特別色のモデルとして、台数限定で販売されていたものです。

もともと日本ではイエロー系のカラーはメーカーを問わず主流になりづらいから、標準のカタログモデルとして設定するには販売上の懸念がある。その上、フォードの場合は、販売車種を追加する上で新たに型式認定を取るほどの手間をそうそうかけられないという台所事情があったのでしょう。それならば、認定も不要で、手っ取り早く目新しい印象を与えられるイエローカラーを少数限定で設定するという、いわば販売上の苦肉の策でもあったのですね。「フォードジャパンとしてできうる範囲内での冒険」それが、この明るいイエローという色に表れていました。
まあそんなお家の事情はさておき、特にこのエスケープの初期モデルだと、どこかトイライクでPOPなイエローは実によく似合っていますね。
Posted at 2021/05/04 21:07:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | Escape | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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