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2024年09月22日 イイね!

元気な非北米系フォードの最右翼

元気な非北米系フォードの最右翼私見では、非北米系フォードで今なお一番よく目にできるのは明らかにエコスポーツだと思う。少し前まではクーガもそれなりに見られたがいつの間にか減り(みんカラでもクーガを降りた方が多い)、フィエスタも然りゆえ、フォーカスなどは言うまでもなく。そんな中でエコスポーツには殊のほかしぶとく街中で出くわす。少なからぬエコスポーツが女性が運転しているのも特徴的で、いくらかの偏見を承知の上で、特に熱心なフォードフリークの寵愛を受けていなくても、エコスポーツがごく当たり前にユーザーの暮らしに取り入れられている様が伺えるのだ。

エコスポーツは日本で使いやすいフォードとして最右翼だったのではないか。そのサイズとパッケージはもとより、フォードが言うところの水深50cm程度の冠水状態でも走行ができるというのは、昨今のゲリラ豪雨多発の状況下などでは実に心強いはず。エコスポーツは4駆ではないが、そもそもが日本では本気な4駆が必要なシチュエーションなど限られているから、FFであっても高い走破性が身上なのは、むしろ簡潔な構造でありながら実使用上のメリットが大きい点で、他のいかなるフォード車にも備わらないアドバンテージだと言える。

エコスポーツが日本で公式に販売された期間は結果としてごく短いものであった。とはいえ、その僅かな期間でもフォードの車種別の登録実績で一時はトップ3の一角を占めたくらいだから、もしフォードが日本市場から撤退せず販売を継続していればさらに台数を伸ばしていたに違いない(ちなみに2017年モデルのエコスポーツに施されたマイナーチェンジで、大掛かりなフェイスリフトやリアのテンパータイヤの撤去が成されたが、それらが果たして日本のユーザーにどのように受け止められたのかは、今となっては知る由もないものの興味深いところだ)。

エコスポーツのスマッシュヒットは、日本のユーザーがフォードに対して妙な色眼鏡を持つことなく、純粋に有用で扱いやすく、頼りになる商品性をエコスポーツに見出していたことを物語る。ブランド力だとかリセールバリューだとかそんなことは抜きに、日々の暮らしを支える伴侶のようなフォードとしての地に足が着いた存在感が、今なお生き続けるエコスポーツには確かにある。

今日はちょうどフィアットのドブロにも会えたのだが、そのフロントはどこかエコスポーツに相通じた表情ではなかろうか?


Posted at 2024/09/22 21:13:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | Ecosport | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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