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ロボ部長のブログ一覧

2013年09月28日 イイね!

SVTフォーカスが売られています

SVTフォーカスが売られていますまさか北米SVTフォーカスが国内で売りに出されようとは!
http://e-carsearch.net/realopen/syousai.asp?id=2890

このSVTフォーカス3ドアには、フォーカスWRCカーのベースとなったという、知る人ぞ知る逸話もあります(巨大なリア羽根を付けるのにリアバンパーの突き出しが大きい北米フォーカスが適していたとか)。
北米市場でも3年ほどのリリース期間で、さほどの数は出なかったといわれるSVTフォーカス、しかもレカロや15本スポークアルミなどの専用パーツを装備するユーロピアン・アピアランス・パッケージというから、これを選んで日本に持ち帰られたというオーナーさんもお好きな方だったのでしょうね。

北米フォーカスをこれまで4年愛用し、その前にはSVTフォーカスとほぼ同等の仕様といえるST170にも乗っていた立場からすると、信頼できるサービス拠点さえあれば、このクルマを日本で使うことにはおそらく何の問題もないだろうと思います。
もしいま私が自分の愉しみだけのために一台選べるなら、間違いなく飛びついていますね。
売れる前に一度、ぜひ実車を見てみたいです。

他のどんなフォーカスとも違った個性を持った超レアな一台、どなたかいかがでしょう?
Posted at 2013/09/28 12:06:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | Focus | クルマ
2013年09月16日 イイね!

78年のCAR GRAPHICとそのころのフィエスタ

78年のCAR GRAPHICとそのころのフィエスタとある場所を整理していてCAR GRAPHICのバックナンバーを見つけました。1978年5月号、表紙は国内に入荷したばかりのポルシェ928です。この号にはフィエスタに関する全21ページにおよぶ詳しいレポートページがあり、総じてとても興味深い内容でした。ロード・テストで取り上げられているのはフィエスタの「スポーツ」グレードです(このグレード名も最新のフォーカスを思わせますね)。1,600cc/66HPのいたってプレーンな3ドアハッチバック車は、いま読み返すと想像を上回る高評価が下されていました。冒頭の要約文を引用しますが、バランスの取れた性能・商品性を備えていたことがこの短いフレーズからもうかがえます。

“シビックに等しい外寸ながらはるかにルーミー。バンパーまで開くハッチバック。サンルーフを含む豊富なアクセサリー。動力性能はクラス随一。柔軟性に富み、運転は平易。常に軽く正確なステアリング。ロール少なくハンドリングは秀逸。乗り心地はタウン・スピードでやや硬いが総じて快適。価格はリーズナブル。”

ロード・テストに続く比較テストでは、同クラスの小型ハッチバックであるシビック、ゴルフ、ファミリア、ルノー5、シャレード、スターレット、ミラージュとともに箱根に駆り出されており、6人のCGスタッフのうち4人がフィエスタをパーソナルチョイスにしています。いまも昔も最新の車種に対して甘めになる傾向がある比較テストとはいえ、当時登場したばかりのミラージュや、すでに小型ハッチバックのベンチマーク的存在だったゴルフを差し置いてフィエスタが支持を集めていたのも意外な感じがしました。

もっとも興味を引いたのが国内の乗用車メーカーのエンジニアによるフィエスタの「採点」です。CGがいすゞを含む9社にフィエスタの技術的な論評を求めたのに対して、トヨタとスズキを除いた7社から回答が寄せられました。いずれも、メーカーという以上に執筆を担当したエンジニア自身の見解に基づく部分はあるものの、フォードの国際戦略車という日本のメーカーにとって無視できない重要な製品に対する、冷静かつ節度のある批評になっています。そのままフォードという自動車メーカーの哲学や方法論の要点を言い表しているようで、35年も前のテキストとはいえ大いに共感を覚えながら読むことができました。この頃の自動車媒体は、こうしたメーカー間の関係を越えた闊達な意見を一同に上げる“土俵”のような役割を担えていたのですね。そうした緊張感はいまの媒体には望むべくもありません。

これらの記事で見られたフィエスタに対する印象と評価は、実車をリアルタイムでまったく知らない私のような者にとっても目を見開かされるものでした(78年当時はフォードといえばマスタングⅡしか知らなかった子供でした・・)。フォードの車づくりのスピリットである「必要にして十分な性能の製品を合理的に生産してリーズナブルに提供する」ことが、このフィエスタにも徹底されていたように思えました。

そして、当時このフィエスタが150万円を切る戦略的なプライスタグを掲げて(ゴルフより安かった!)ホンダの販売チャネルを通じて国内に供給された、という事実も忘れたくないと思います。そうした決定にどのような政治的な背景やメーカーの思惑があったのか知る由もありませんが、日本市場で本気でシェアを得ることにフォードが確かに挑んでいたのです。
Posted at 2013/09/16 12:28:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2013年09月13日 イイね!

お疲れさまエスケープ、そして

お疲れさまエスケープ、そして新型クーガのデリバリーが始まり、エスケープがフォードの日本でのラインナップから静かに消えていきました。すでにFJLのホームページからもエスケープの名は消滅しています。2001年の国内導入以来、4度のビッグマイナーチェンジを繰り返しながら、日本市場におけるフォードの屋台骨として今日までよくがんばってくれました。地味でしたが、日本になくてはならない存在として君臨し続けたことに「お疲れさまでした」と言いたいです。

そして、現在フォードブランドの日本での正規カタログモデルは、マスタング・フォーカス・クーガ・エクスプローラーの4機種のみです。どこかの国のバックヤードビルダーならまだしも、世界に冠たる量販車メーカーとしてこの品揃えはあまりにもプアなことは言うまでもありません。いまみんカラでもフィエスタの再導入をめぐる話題が盛んですが、ともかく手をつけなければいけないことは明白ですよね、FJLさん!
Posted at 2013/09/13 22:11:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | Escape | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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