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ロボ部長のブログ一覧

2014年07月30日 イイね!

心安らぐフォードのカタログ

心安らぐフォードのカタログ中野の新井薬師にあるブックガレージを三ヶ月に一度くらいの頻度で訪ねます。ここはクルマの古書とカタログを多数取り揃えていて、私もこれまでにフォード各車のカタログをこの店で入手してきました。いまはクルマのカタログを扱うショップが日本でも増えているようですが、稀少性を盾に妙な高値を付けるような勘違いをしている店も少なくない中で、愛知県の高原書店と並んで、適正かつ納得度の高い値付けと品揃えで好感が持てるので永く愛用しています。いくら貴重な史料的価値があるとはいえ、もともとは無料で配布されていたカタログを商材として扱うのであれば自ずと身の丈に合った相場があるはず。それを明らかに踏み越えた商魂にはたとえ趣味の範疇であっても全く共感できません。その点でブックガレージはとても良心的といえます。

先日ブックガレージを訪れた際に入手できた1995年型エスコートSiカブリオレのカタログがいま一番のお気に入りです。欧州エスコートのモデル末期を飾る最後のフェイスリフトが施されたモデル、スペシャルなカブリオレといってもどこかあか抜けず、全然特別な感じのしない所がいいです。ある時期までのフォード(特に欧州フォード)は間違いなくこういうキャラクターのクルマでした。いまのフィエスタをはじめとしたフォードのキャラの立ちっぷりからすると想像できないくらい「ゆるい」感じが、カブリオレの肩の力が抜けた存在感とマッチしています。カタログのつくりもいい意味で力が抜けている。一日の仕事を終えてそのページを開くとほっとさせられます。
Posted at 2014/07/30 00:01:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | Escort | クルマ
2014年07月26日 イイね!

多少のキズはあれど・・

多少のキズはあれど・・六本木で見かけたマスタングのコンバーチブル。一見、よく目にするGTコンバーチブルに見えましたが、実は5MT車です!そういえば、このアルミは国内の正規輸入車では選べなかったような気がするのですが(間違っていたらすみません)。がっちりとした金属の剛性感にあふれる造形のこのアルミは、2005マスタングの当初から設定されていたものです。さかのぼれば2003年にショーモデルとして発表されたマスタングのコンセプトカーが履いていたホイールのイメージを踏襲したもので、その意味では2005マスタングにとってシンボリックなアルミであるともいえます。いくらか外見的にはヤレた感じもあるとはいえ、実はこだわりをもって乗られていると思しきこのGTコンバーチブル、かなり好みです。
Posted at 2014/07/26 09:54:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2014年07月23日 イイね!

HK Ford / Transit

HK Ford / Transitフォードの伝統あるブランド、トランジットの最新型です。ヨーロッパ市場で長年にわたって親しまれてきた定番バンは、リーマンショック後のアメリカ市場にも投入され、いまやフォードの押しも押されぬグローバル・バンといった位置づけになりました。新型は香港でも欧米デビューからあまり間を置かずに投入されたようで、フォードHKのサイトでは現地のタクシーにも採用された様子が紹介されています。いまはクラウンが圧倒的なスタンダードを占める香港のタクシー、果たしてトランジットはその牙城に食い込むことができるのでしょうか?

この新型トランジットについては少し思うところがあります。ひとことでいえば、商用車として無駄に装飾的である気がしてなりません。トランジットには商用でない乗用グレードも設定されているとはいえ、基本はビジネスユースのカーゴバンで、そうした用途のクルマにこのようなスタイリングが望ましいのかやや疑問です。
この種のクルマは基本的にスペース効率の高さとメンテナンスフリーであることが求められ、自ずと車体はスクエアな箱に近づき根本的なスタイリングの差別が図りづらいことは確かです。新型トランジットは商用バンに不可避ともいえる画一性に陥るのを防ぐため、フォードの最新デザインテーマであるキネティック・デザインのセオリーを強引にあてはめた印象が強く、結果として必要以上に凝ったディテールが多くなっています。それが本来の用途をサポートするための必然的な造形であるならまだしも、実車を見てもあまりそのようには感じられませんでした。特にインテリアは、使い勝手の向上以上に造形の主張が優ってしまっているように見えました。

最新のカースタイリングの傾向は、すでに「形態は機能に従う」といった次元をとうに過ぎて、差異化と新興マーケットの嗜好に導かれて久しく、このトランジットにもそうした影響が顕れているのでしょう。道具としての潔さがあまり感じられないのが残念です。
Posted at 2014/07/23 23:29:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | Transit | クルマ
2014年07月20日 イイね!

HK Ford / Fiesta

HK Ford / Fiesta湾仔のフォードショールームの前に止まっていたフィエスタです。ボディカラーはマスタードオリーブ。日本ではフォーカスにだけ設定されているカラーが、よりコンパクトなフィエスタに似つかわしく感じられます。あくまでも私見ですが、日本仕様のフィエスタが空力パーツと大径タイヤで車全体の視覚的な重心が低くボリューム過多に見えるのに比べて、このくらいのボリューム感の方がフィエスタらしい軽快な印象です。日本で久方ぶりにフィエスタが販売されるにあたり、初めてフォードを選ぶ人に対するアピール効果を狙って、外装もいわばフル装備のグレードが導入され、実際にその効果は出ていると思います。一方で以前から欧州フォードに慣れ親しんできた層には、このような身軽な感じがするフィエスタを望んでいる方も多い気がします。
Posted at 2014/07/20 21:47:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2014年07月18日 イイね!

HK Ford / S-MAX

HK Ford / S-MAX香港滞在中、現地で目にしたフォードはごく数えるほどでした。湾仔の路上で青いレーシングストライプの入った先代フォーカスSTを見たほかは、このS-MAXに遭遇しただけです。S-MAXには3台ほど出くわしたので、もしかすると香港でのフォードの売れ筋なのかもしれません。
S-MAXは日本に正規で入らなかったことが残念に思えたフォードの最右翼です。キネティックデザインを掲げた初めての量産車であるS-MAXは、いわゆるMPVとして群を抜いてダイナミックなスタイルの持ち主だと思います。もちろん乗ったことはないですが、外誌記事によれば欧州フォードらしい動力性能の高さを誇るようですし、サイズだって日本で使うにもそれほど手に余すことない程度です。ありきたりのミニバンには飽き足らないユーザーに訴える魅力が十分に備わっているように感じられるのですが。。この現行型もそろそろ二代目にスイッチするタイミング、果たしてその暁には日本導入が実現されるでしょうか?
Posted at 2014/07/18 00:09:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | S-MAX | ニュース

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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