ロボ部長のブログ一覧

昨晩のブログで年内は終了のつもりでしたが、今日残業を片付けに出勤した際、オフォスのあるビルの前でなかなか珍しいフォードの仲間を目撃したため、今年のネタは今年のうちにアップしてしまいます（^^;）さて、このクルマはいったいなんでしょう？国内では正規の扱いはありませんが、少し前に北海自動車さんあたりが独自に輸入していた記憶もあります。ちょっとジャガーXFにも似ていて、アメリカ車というより欧州のサルーンのような印象ですね。

ちなみに背後に路駐されている赤いワゴンはプジョーだったのですね。これまた、はじめはどこのクルマだかさっぱりわかりませんでした。

「幸せの青い楕円」は今回で300回となりました。2010年の年明け早々にみんカラに登録以来、ちょうど丸4年になります。これまで読んでくださった皆様に心よりお礼を申し上げます。どうもありがとうございます。“姿が見えにくい”イメージのフォードを表現することばと、そんなフォードを見る目線をどれだけ豊かにできるか、自分自身このブログを通じて愉しんでいるテーマです。とはいえ基本は「今日はこんなフォードを見ましたよ、どうですか？」というブルーオーバルのおすそ分けのつもりなので、よろしければこれからもお付き合いください。
ちなみに今日は、六本木のパーキングにいた初代フォーカス。めっきり数が少なくなってきた国内導入最初期の1600GHIAですが、いまでも十分に魅力的です。個人的に欧州フォードのポテンシャルに目を開かされたのがこのクルマで、変わらずマスターピースであり続ける一台です。

2014年、日本でのフォードはダイナミックに動きました。何よりフィエスタの好調ぶりが印象に残りました。それまでフォードに縁のなかった人に対しても、ちょっと乗ってみようかな、これなら乗ってみてもいいかな？と思わせてくれる久々のフォードです。続くエコスポーツがやや足踏み気味なのはさておき、商品性の明確なモデルがコンスタントに導入されるようになったことは前進でした。そういえば、2015マスタングもデリバリー開始はアメリカに続く世界二番目とのことで、攻めの姿勢が明らかになっているのは心強い限りです。
そのマスタングの発売をはじめ、複数の車種でグレードの追加などが噂される2015年（度）には、おそらくフォーカスのMCモデルが導入されるでしょう。エクスプローラー～クーガ～フィエスタ～マスタングとEcoBoostを前面に打ち出して徐々に成果を挙げつつあるFJLの戦略をふまえれば、フォーカスもEcoBoost搭載車の導入が必然となります。そうなれば、同じEcoBoost搭載のフォード初のグローバルパフォーマンスモデルであるフォーカスSTも同時にラインナップされることで、よりEcoBoostのブランド力が強化されると思います。来年はぜひそうした夢のある展開を期待したいですね！

自宅から歩いて2分とかからない駐車場にマスタングが現れました。名実ともに我が家からいちばん近い場所にいるフォードです。ようこそ市川市○○へ！そしてこのマスタング、よく見たら驚いたことに6MT車なのです。正規輸入車では見られない、リアクオーターウインドウのBuilt with Prideのファクトリーステッカーも雰囲気ですね。オーナーさんはもしかすると2015年型にシフトする前に、“昔ながらの”マスタングをマニュアルで愉しみたかったのかもしれません。とにかくすごいご近所だから、何かのきっかけでオーナーさんと仲良くなれたら運転させてもらえるかな？？

銀座を歩いていて、マスタングの45イヤーアニバーサリーモデルが止まっていたので少しの間眺めていたら、何ともキャラクタ−感のあるご婦人がちょうど乗り込むところでした。白いプレーンなマスタングは、もしかするとこのご婦人がご覧のようにカラフルな装いがいつも好みで、それを引き立たせる「キャンバス」としての存在を担っているのかもしれません。クルマとドライバーの関係がとても微笑ましく感じられました。こういうかわいらしいシチュエーションにも似合うのがマスタングのよさです。

ちなみに、このあとのスタート直前にはウインカーより先にワイパーが動いていたのもご愛嬌（^^

この2台のサイドウインドウのオープニングラインと、リアピラーまわりの造形には相通じるものがあるように以前から感じています。単なる“他車の空似”かもしれませんが、しかしフォードとマツダのデザイン体制がある時期までひじょうに密であったことは周知の事実です。たとえば、初代FFファミリアのデザインのベースがフォードからの案だったことはマツダの元関係者も書籍で公言していますし、広島にフォードのデザイナーも常駐するなど、両社の間には人的にも情報的にも密接なデザインの協働がありました。この初代プレマシーのデビューとニューエッジ・フィエスタの開発時期が近かったこともあり、当時マーケットで人気を集めていた背が低めのピープル・ムーバーの開発を急いでいたマツダがデザインのヒントをフォードに得たのでは・・という推測も、まったくの絵空事とは言えないような気がします。