ロボ部長のブログ一覧

先日、三代目フォーカスのミニカーを買ったことで、フォーカスファンとしてはやはりこれをやらずにはいられず（笑
手に収まりそうなサイズであっても、フォーカスのフォーカスたるゆえんは十二分に表現されています。アウトレーヴさんのHPでも讃えられていた流麗なリアエンドは、フォーカスの変わらないスタイリング・アイデンティティです。フロントとリアのどちらがよりフォーカスらしいか？と言われれば、やはりこのリアでしょうね。三代目もピラー上のハイマウントなリアコンビネーションランプを踏襲していればなおフォーカスらしかったのでしょうけど、そこは何か必然性があっての変更だったのだと理解します。とはいえ、たとえランプが下に降りてもこのシルエットは紛れもなくフォーカスの系譜なのです。

う〜ん、1/43であってもフォーカスはやはりかっこいい！

昨日は日暮里で用事があったので、ミニカーショップイケダに立ち寄ってきました。初めて行った頃は日暮里駅から少し離れた場所に店があって、その後駅前の再開発に伴い新しくできたビルの中に移転した頃、もう6年以上も前に訪ねて以来でしたが、今ではそのビルからも離れ、また最初にあった場所の近くに店が再移転していました。

昨日はそこでミニチャンプスの三代目フォーカス1/43モデルと対面。定価の半額以下だったこともあり久しぶりのミニカー購入となりました。それにしても、ミニチャンプスのモデルはある時期一気に国内での販売価格が吊り上げられ、ディスカウント価格とはいえ昔のミニチャンプスの定価に近い水準だったことに複雑な感慨も抱きました。
10年くらい前はフォードのミニカーをコツコツと集めていて、その数も30台くらい、ほとんどがミニチャンプスの1/43モデルです。フォードのミニカーは実車と同様に日本では不人気で（T_T）、大体は赤札価格で買えたのも懐にやさしかった。店舗の隅っこの方、お買い得品コーナーに追いやられた不敏なモデルを見つけ出してはサルベージしていたものです。
ちなみに昨日のイケダさんでも、ミニチャンプスモデルの店頭在庫自体が少ないのに（これもかつてのイケダさんだったら考えられません）、そこに並んでいたのはこのフォーカスをはじめ、2008フィエスタ、2008Ka、2010グランドC-MAXと、よりによって欧州フォードモデルのディスカウント品ばかり！欧州フォードのミニカーの相変わらずの不人気ぶりを見せつけられた・・想いです。

久々に訪ねたイケダさんで驚いたのは、お店が「小さく」なっていたこと。かつて23区内のミニカーショップの中で、イケダさんは広さと品揃え数でダントツという印象を持っていました。それがすいぶんとこじんまりとして、ウインドウを飾るモデルの数も明らかに少なくなっています。どうやら通販が主体になっているようです。
11月で店舗を閉鎖する名古屋の高原書店さんといい、自動車趣味の専門店はネット通販に活路を見出し、実店舗を切り盛りしていくのが難しい時代にあるのかもしれませんね。

＜おことわり：今回の掲載写真はブログ内で取り上げている販売車両のものではありません＞

大田区の輸入中古車販売店のアウトレーヴさんで、昨日から二代目フォーカス1.6がストックリストに加わりました。アウトレーヴさんのウェブサイトは掲載される販売車両の写真のクオリティが高いこと、それぞれのクルマについての店主さんの軽妙なトーンのコメント、そして何より「よくこんなレア車を見つけてくるな〜」と唸らされるイタフラ小型車を中心とした品揃えが見事で、いつも見ていて飽きません。
そこへフォーカス、しかも二代目の1.6というあたりが、いかにも実用系を得意としていそうなアウトレーヴさんらしくも感じられます。私の記憶では、アウトレーヴさんで欧州フォード車が扱われるのはとても珍しいように思います。さて、毎度そのクルマの良さを実に巧みに引き出して魅力的に伝えている店主さんのコメントは？これはぜひみなさまにもアウトレーヴさんのサイトを見ていただきたいのですが、私自身はこのフォーカス1.6のことがかなり好きでも、同時にあまりに地味すぎるかな？とも感じていたので、その認識を少し改めさせてくれる内容が嬉しかったですね。
確かに、二代目フォーカスはフォード自身がプレミアム性を高めたことを謳っていただけに、基本的なボディ内外の立て付けはしっかりしていますし、インテリアの収まりや素材の扱いなども決してレベルの低いものではない。フォーカスを見慣れている目には当たり前の「リアピラーのクーペ的な傾斜角」なども、実はゴルフや他のCセグメントハッチバック車と比べたら、相当にスタイリッシュな処理であることを今さらながらに気づかされました。

そして、コメントのタイトルにもなっている「大人が選ぶクルマ」という表現は、フォーカスに対するある種の賛辞として受け止めたいものです。

今日は近所でフォーカス1600EURO+が駐車されているのを見ました。少し前から朝の通勤経路途中で見るようになったシルバーの個体とどうやら同一車のようです。ここがもしふだんの根城だとすれば、自宅のかなり近い場所に生息していたことになります。今までまったく気づかなかった！

初代フォーカスを目にする機会が確実に減ってきている中で、1600EURO+は今でもちょくちょく見かけます。モデルサイクル後期の設定だったのでまだ現役の個体も多いのでしょう。そもそも2000GHIAに近い実質装備で200万強のお買い得価格が売りだった1600EURO+は、コスパの高さでは初代フォーカス随一であったといえます。それだけに結構多くの方から選ばれていたのでしょう。それにしても、1600EURO+といえばムーンダストシルバーが多く、コロラドレッドなど他の設定色の個体が少ない印象で、もしかすると低価格を維持するために実際の輸入色もある程度絞った供給体制を取っていたのかもしれません。

この1600EURO+にみられた「お値打ち感」はフォードならではなものでしたが、近年のフォーカスをはじめとするフォード車はそれよりも割高感ー実際の商品内容をみれば決して割高ではなかったのですがーが先に立ってしまったのが、なんとも惜しまれるところです。

先ほど八丁堀を歩いていたときに新大橋通りで見かけたフィエスタです。ちょっと車高が下がって見えるかな？という以外は、とりたてて珍しいフィエスタというわけではなさそう。でも、そもそもフィエスタそれ自体が珍しいんじゃない？と言われちゃいますね。フォード、それも欧州系のフォードはこの国では明らかにマイノリティですけど、現行フィエスタはその中では間違いなく多数派だと思います。街中で目にする頻度が違う。こうしてフィエスタを見るたび、扱いやすそうでムダのないサイズ感、にもかかわらずしっかりとした存在感があるスタイリング、ある種の華やかさも備えていることなどを実感させられます。このうえ、走らせれば目からウロコなキャラクターを持ち合わせているなら、少しくらいネームバリューやリセールバリューが不利でもフィエスタのある生活に乗り出してみようか、という気にもなろうというもの。納得です。