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ロボ部長のブログ一覧

2016年12月31日 イイね!

多面体としてのフォードの一面をとどめていきたい

多面体としてのフォードの一面をとどめていきたい2年前の大晦日のブログで初代フォーカスを取り上げたときとほぼ同じポジションに、我がフィエスタを置いてみました。フィエスタは年が明けるとほどなく、ロングライフサポートの半年点検を迎えます。すでに車齢も13年に達し、そろそろくたびれる箇所もあちこち出てくる時期ですが、ベーシックなフォード像をそのまま体現したかのようなこの一台に乗り続けることで、たくさんあるフォードの引き出しのある一面を、この国でとどめておくことになれば・・と考えています。
(今秋に行われた欧州フォードミーティング2016で、同行二人さんから素のフィエスタとしてまだまだイケるとお墨付きをいただけたことも、このクルマを維持していく大きな励みになっています。同行さん、ありがとうございました!)

今年はこれまでにも増して多くの方にブログをご覧いただきました。いつの間にかこのフィエスタに200を越すイイね!を付けていただいたことにも、遅ればせながらお礼を申し上げます。皆様本当にありがとうございます。来る2017年も、街を元気に走るフォードたちに出会って、その姿をヴィヴィッドにお伝えできることを私自身楽しみにしています。
皆様どうぞよい年をお迎えください。
Posted at 2016/12/31 23:30:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2016年12月29日 イイね!

2016年末、フォードと媒体との関係を思う

2016年末、フォードと媒体との関係を思うカーグラ最新号の第二特集「さようなら、フォード」。少し前に、私はブログの何シテル?に「期待半分で待つ」と記しました。その本意は、すでにFJLの広報機能が閉鎖された時点での特集であるがゆえに、メーカーサイドの過剰な協力に負うことなく、媒体の自力をもってフォードを俎上にあげようとすることへの期待でした。カーグラフィックというフィルターを通して、日本でのフォードをどのように総括し、そこから何を読者に提示してくれるのか?さて、実際の誌面についてはお読みになった方それぞれの見解があるでしょうから、あえて持論を前面に出すことは控えます。ただ、記事の中にとても気になる、見過ごせない記述がありました。特集最後のエクスプローラーとクーガの試乗記の中で、フォードの日本撤退が表明された後も、自動車専門媒体の記事やイベントなどが目立つようなこともなかったのが、フォードの日本における立ち位置を物語っているのでは、というくだりです。
確かに、私自身もそこまで徹底して今年1月以降の各媒体をチェックしてきたわけではないものの、紙/オンラインを問わず、総じて自動車専門媒体におけるフォードの扱いは今日まで信じ難いほど冷淡なままでした。たまに、フォードの各車のポテンシャルの高さを今更ながらに説くような記事はあっても、日本でこれまでフォードが何を成してきて、何を成し遂げられなかったのか、フォードと日本社会との関係、フォードの日本撤退という事実から何が読み取れるのかーそういった骨太な観点に立ったコンテンツがきわめて少なかったのは本当に残念でした。

この数カ月間のフォードをめぐる報道であらためて痛感したのは、「それを扱うことで広告が取れるか否か」がモノサシになっていて、独自の見識眼と批評眼と表現力によって対象に向き合う気概を失って久しい自動車専門媒体の気質です。
私は、自分が好きなフォードのことを媒体が最後まで取り上げてくれなかった、よく書いてくれなかった・・などと嘆いても意味はないと思っています。それよりも、一見しただけではわかりえないものごと、人々の目が向いていないようなものごとに進んで切り込み、掘り下げてみることで、私たちが知らなかった何か、新鮮な何かを伝えようとする、メディアの挑戦的な精神が弱体化しているように感じられるのが嘆かわしい。すでに固有のイメージが形成されていて、それを核とする情報の生産と消費の循環構造が成立している中で、メーカーが喜ぶ情報の上書きに執心しているかのようなメディアのあり方は決して健全ではないと思うのです。
Posted at 2016/12/29 19:04:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2016年12月28日 イイね!

「あの頃」を思い起こすマスタング・コンバーチブル

「あの頃」を思い起こすマスタング・コンバーチブル1994〜マスタングの存在感をそのままに、エージングを重ねてきているように映った骨董通りのマスタング。これ以降日本ではマスタングに正規で設定されることがなかったグリーンメタリック系のボディカラーも年相応にかすれ、積年の風雨に耐えてきた歳月がにじみ出るベージュのソフトトップとのマッチングがいい感じです。お約束に曇った(自動車版白内障?)ヘッドランプでさえ、むしろクルマ全体のたたずまいにぴったりと調和していますね。いささか大味なデザインのホイールも含めて、いい意味で「緩い」オリジナルの雰囲気がよく保たれていました。

このマスタングが国産スペシャリティと大差ない200万円台、初代モンデオに至っては100万円台〜で売られるという攻撃的な姿勢で輸入車市場に一石を投じ、その手法に賛否はあったものの、フォードに対する世間の耳目を引き寄せることに成功していた90年代初頭、日本におけるフォードのオフィシャルビジネスの、ある意味で全盛期ともいえた頃。その空気感を、一瞬ですが思い起こしました。
Posted at 2016/12/28 07:25:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2016年12月26日 イイね!

2016.12.26 於:ヒューリック神谷町ビル

2016.12.26 於:ヒューリック神谷町ビル年の瀬も押し迫った今日12月26日、フォード・ジャパン・リミテッドは日本における業務最終日を迎えました。今年の正月も明けてまもない1月、まったく思いもよらない日本からの撤退発表の中で予告されたように、きっかり2016年内での終業です。本社が入るヒューリック神谷町ビルの地下駐車場には、今日はご覧の通り、もはや一台のフォード車の姿もありませんでした。

この場所にはいつも、フォードの広報車や社用車が何台も駐車されていました。私は職場が近いこともあって、これまでちょくちょくここを訪ねてきました。特に、ここで久方ぶりに国内に導入された三代目フォーカスを初めて目にしたときのことは、いまなお印象に強く残っています。大好きなフォーカスが戻ってきた、多くの人に身近なフォードが帰ってきた!そんな高揚した気分を抑えられずに、薄暗い中をシャッターを押したせいか、そのときのブログを見返すと、かなり手ぶれを起こしていますね(笑

このフォーカスに限らず、ここでフォードの新型車をどこよりも早くキャッチして、ブログを見てくださる方にお伝えするのを、いつしか勝手に使命であるかのように?感じていました。もちろん、新しいフォード車にいち早く出会えることは私自身が何より嬉しかった。いろいろあっても、いろいろなことを言われても、ともかく日本でフォードが元気にしていることを、この場所で新たな仲間の姿を見ることで実感できたからです。広い地下駐車場の一角で輝くフォードに向き合ったときのあのワクワク感を、記憶に留めておきたいと思います。



今晩のヒューリック神谷町ビル、FJL本社が入る8Fはすでに灯りが消えていました。
Posted at 2016/12/26 23:28:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2016年12月22日 イイね!

フォードの心臓(ハート)をもったドライビング・マシーン

フォードの心臓(ハート)をもったドライビング・マシーン職場のあるビル地下のパーキングは、場所柄、フェラーリもポルシェもアストンもマセラティも当たり前!といった感じでいつも駐車されていて、フォード族の私などはついコソコソ遠慮しちゃうんですけど、この一台はそんな並みいる各車を蹴散らかすような強烈な存在感で異彩を放っていました。

正直なところ、ACコブラとか、フォードとの絡みについても通り一遍のことしか知りません。オリジナルに対して後から供給されたレプリカが多いことも相まって、どことなくコピーの対象のようにも思えて(ファンの方、すいません!)、これまでさほど関心がありませんでした。しかしこの一台を見たときは、そのプリミティブで骨太〜いたたずまいが「あ、なんかかっこいいな」と素直に思えたのです。それでネットを調べてみたら、どうやらこちらはアメリカの「スーパーフォーマンス」のACコブラレプリカで、本家シェルビー・モータースの公式認証を受けた現在では唯一のリプロダクション・モデルのようです。

国内代理店のHPで思わずニヤリとさせられたのが、搭載されるフォードV8の特徴のひとつが「部品供給が容易」と記されている点でした。そう、魅力的なハイパフォーマンスと引き換えに精密機器のごとくデリケートな扱いを要求したり、危ういバランスの上に成り立つ官能性を売りにするのでなく、基本は安心の定番エンジンで、パーツ供給の不安も少なく、ダイナミックなドライビング・プレジャーを心おきなく愉しめそうなところが、いかにもフォードベースならではでいいですね!
Posted at 2016/12/22 23:51:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | Other | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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