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ロボ部長のブログ一覧

2019年12月30日 イイね!

2019・私のメモリアル・フォード

2019・私のメモリアル・フォード2019年、記憶に残ったフォードとの出会いは、たとえば自宅近隣のレーシング・ピューマであったり、乗車中の特急から気づいた隣町の同世代フィエスタであったり、EFM会場でお見かけした素晴らしいコンディションのフォーカスEURO+であったり・・まだまだ各地で元気にしている歴代のブルーオーバルたちとの予期せぬ遭遇に、今年も胸躍らせました。

一方で、今年はフォードを目にする頻度がいっそう下がりました。私の場合、自宅がある千葉県北西部と、職場のある東京都心部で過ごす時間が多く、そのあたりを日常的な行動圏としている限りではフォード車がかなり減少していることを実感しています。これがひょっとすると、北米系に強いショップが多い神奈川エリアや、FLCさんががんばっている中京圏などはそうでもないかもしれませんが、それにしたってFoMoCo本体が日本から手を引いた状態である以上、かつてよりフォード車が増えるような事態はもはや考えにくい。情報としてフォードの現在や新たな動きを知ることはできても、この国ではそれをリアルに同時体験できないのはやはり残念に感じます。

そんな2019年を通じてもっとも印象に強かったのは、車検中の代車としてお借りした7代目フィエスタでした。たかだか一週間程度の借用でしたが、その間は毎日乗って私の普段の車の使い方をほぼひと通りトレースすることができたので、かつてのディーラーでのチョイ試乗ではわからなかった素性と実力を今さらながらに実感することとなりました。変わらない欧州フォードらしさと、新しいフォードの方向性との見事なマリアージュにほれぼれしましたね。
あまりに気に入った私の様子をみた妻から「売ってくれるなら買っちゃえば?」と言われ、高畠さんに問い合わせるも販売対象でないとのことで、そこで話は終わりましたが、もしあの時に商談が可能であったなら、年末を迎えた我が家のガレージに6代目と7代目の2台のフィエスタが収まっていたことは間違いありません。

とはいえ、我がフィエスタも今年は私のもとで2度目の車検を済ませ、秋には走行距離も60,000kmを(やっと)超えたところ。先だってO2センサーを交換しエンジンをはじめとした各部もいたって快調です。夏のEFMで浜名湖へ往復巡行した際には、安定した走りっぷりにこれまたほれぼれさせられました。車歴15年超とはいえまだまだいけますよ!


(追加掲載/撮影:12/31)

今年もフォードばかりのモノカルチャーなブログをお読みいただきありがとうございました。おかげさまで2020年には連続1,000回を迎えられそうです。
皆様、来年もどうぞ楽しいカーライフを!
Posted at 2019/12/30 19:00:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2019年12月28日 イイね!

変化を受け入れ、しかし伝統を維持したマスタングの像

変化を受け入れ、しかし伝統を維持したマスタングの像S550マスタングはアメリカ専売でなくヨーロッパやアジア、オセアニアまで国際的に販売されるようになっただけに、そのスタイリングは歴代のマスタングとだいぶ異なっているように思っていました。もちろん、販売に関する変化だけでなく、安全基準などの変化も大きく影響しているのは確かです。エンジンフードの高さが上がりロワーボディの厚みが増したことで、相対的にキャビンが小さくなった点でも、S197以前とプロポーションの印象を異にしています。

それ以上に、節々にベントレーやアストンのクーペに近いラインを持っていることが、マスタングというより欧州勢の一員といった印象を抱かせます。特にリアクオーターウインドウからCピラーにかけた一帯の造形なんか、ベントレーのクーペにそっくりですよね。これはあくまで推測ですが、特にヨーロッパとアジアのマーケットに切り込んでいく上で、それらエリアのユーザーから好まれているスタイリング傾向を積極的に取り込んだのではないでしょうか?

とはいえマスタングならではの部分を失ってしまっては元も子もないから、そのあたりのバランスをいかに取るか、デザイナーはさぞや苦心したでしょう。今日、自宅そばのS550が珍しく周囲の車がまったくない状態でガレージに置かれているのを見て、そのフォルムがとてもニュートラルに目に入ってきました。そして、市場の変化・車をめぐる条件の変化・ユーザーの嗜好の変化・フォード自身の変化・その一方で変えてはいけないマスタングらしさ・・・いろいろな難しいものをリフレクトさせながら新たなマスタング像が作り出されたのだなあ、と感じたのです。
Posted at 2019/12/28 15:37:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2019年12月26日 イイね!

視界に2つのラージなフォードが入った日

視界に2つのラージなフォードが入った日フォードのことは好きですが、自分自身の暮らし方や価値判断基準と照らし合せて、今までも、これからもまず関わりがなさそうな車種もたくさんあります。ここに写っている2台のフォードなどまさしくそれに該当します。それでも、これらラージスケールのフォードは、フォードという存在の一面を紛れもなく端的に示している存在といえます。特に、アメリカの風土に端を発し、そこに根ざす存在としてのフォードの真髄は、こうしたピックアップトラックの派生系車種にこそ如実に表れています。だからこそ、たとえ直接の接点はなさそうであっても、フォードを理解する上で欠かすことができないプレーヤーであることは認識しています。
フォードにはこうしたいわば弩級のヴィークルがある一方で、フォーカスやフィエスタもある。その広げた腕のリーチ度合いがもたらす豊かな包摂性と部分最適性こそが、フォードの妙味でしょう。
Posted at 2019/12/26 23:46:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | Excursion | クルマ
2019年12月25日 イイね!

「モデル3」から仄かに感じ取る初代フォーカスの像

「モデル3」から仄かに感じ取る初代フォーカスの像今朝の出勤前にテスラのモデル3を見ました。アメリカ本国で生産開始に至るまでにすったもんだがあり、今年からようやく日本でも出荷が始まったテスラの新たな戦略車種です。これまでのテスラ各車に比べて小型化が図られ、価格も下がるなどぐっと身近さを増した印象を与えていますね。まだデリバリー開始からさほど経っていないにもかかわらず、都心ではすでに何台か目にしたので、テスラに関心を持つ人の間口をさらに広げる存在になりそうです。

このモデル3にみられる「背が高めのプロポーションと大径タイヤを持った、SUV的でありながらクーペライクな4ドアハッチバック」という成り立ちは、いかにもいまどきの売れ筋なクルマのディメンションど真ん中という感じです。ちなみにそれって、タイヤの大きさは別として、初代フォーカスの考え方に近くありませんか?

準ミニバン的な空間を確保しつつ、クーペのような流麗なフォルムを持ったハッチバックとして、初代フォーカスはそれまでの小型ハッチバックとは一味違った商品性をマーケットに提示し、結果として好評を持って受け入れられました。そんな初代フォーカス像が、いまのEVにぴったりであるように感じられるのです。



背の高さは、アンダーフロアにバッテリーを敷き詰めるEV固有の構造に伴う全高の増加もカバーできるし、ワゴン並みとまではいかなくても、クラス以上のユーティリティを確保できる。それでいて鈍重さを感じさせない動感のあるスタイリング処理は、動的性能に長けたEVに似つかわしい。
初代フォーカスの今となっては控えめなフロントグリルも、むしろEVっぽいポイントです。ちなみにこのモデル3のフロントエンドは完全グリルレスなのに、なんとなくグリルの存在を匂わせる造形になっているところがおもしろい。
そんなことを考えていたら、モデル3のフロントフェンダーに付けられたサイドマーカーランプ(オーナメント?)も、初代フォーカスの三角形状のそれと近いようにさえ見えてきました・・。

「EVにコンバートしてよみがえらせたい昔の名車は?」ークルマ好きの間でよく話題に上るネタですね。実際にそうしたエンスーの願望に答えて、いにしえのマスタングもEVへ換装するサービスがアメリカにはあるそうですし、オールド・ジャガーにもそうしたサービスがあるとか。いまのところあまりEVに興味がない私にとっても、まさしく初代フォーカスのボディをそのままに、中身をそっくりEVに換えられるならばアリかも!
Posted at 2019/12/25 23:20:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2019年12月21日 イイね!

左:ヤリス、右:フィエスタ

左:ヤリス、右:フィエスタ本日、オーダーしておいたヤリスのカタログが自宅に届きました。日本車でカタログをわざわざ請求した車種は本当に久しぶりです(輸入車でも久しくないか?)。少し前のブログでもヤリスについて取り上げましたが、いろいろな点でいま一番個人的に関心が高いクルマですね。いまから20年前、初代ヴィッツ登場の時にも真っ先にカタログを取り寄せて、実車を見る前からページを繰りつつワクワクしていたことを思い出しています。

届いたばかりのカタログを広げて、おやっと思ったのがボディカラーのバリエーションを示すページ。実は近頃のクルマのカタログを内外のものを通じてあまり見ていないから、ちょっと認識がずれているかもしれないけど、こうして各カラーのサイドビューを全色分並べて示しているのは案外珍しいように感じました。

で、すぐに連想したのがフィエスタのカタログのそれ。見せ方がちょっと似ていますよね、2014年のフィエスタのカタログのページを隣に並べてみます。
ちょっとサーチしたら、みんカラで今度のヤリスとフィエスタが似ていると話題にしている方もいるようですね。個人的にはそんなにヤリスとフィエスタが似ているようには思いませんけど。
Posted at 2019/12/21 21:11:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | Other | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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