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ロボ部長のブログ一覧

2020年01月21日 イイね!

マスタングの顔は基本的に「穴」だ

マスタングの顔は基本的に「穴」だ西麻布の閑静な住宅地のガレージに、突如として姿を表すシェルビーGT500。しかも、これはシェルビー純正のスーパースネークでしょうか?でもマスタングって、アフターパーツの流通が豊富でカスタマイズしやすいし、販売店オリジナルのカスタム仕様車もあったりするので、本当にスーパースネークなのかわかりにくいんですよね・・ぱっと見で確かめられるポイントがあるなら教えていただきたいものです。

こうして真正面から眺めると、グリルの開口部の大きさや隆起したフードのバルジなど、迫力を感じさせるディテールに事欠きませんね。フードのバルジの開口部もダミーでなく本当に抜けていて凄みがあります。
マスタングって、最近のスポーティークーペでは珍しいくらい、顔がバンパー以外はほぼ全面的にグリルで構成されています。それはこの一世代前のS197だけでなく、現行のS550も基本的には変わっていません。つまり、なめらかなスラント基調でない、そそりたった面のほとんどがグリル開口部になっていて、そこにヘッドランプが埋め込まれているような造形がされている。極端にいえばマスタングの顔は「面」ではなく「穴」なんですね。それが他車とは明らかに違う、マスタングに特有の迫力や力強さをもたらしているのです。

ところでこちらのガレージ、よく見れば、ほとんど車高ギリギリで頭上のクリアランスが最低限になっています。ローダウンされていない標準マスタングだったら屋根を擦っちゃうかも?
Posted at 2020/01/21 22:14:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2020年01月17日 イイね!

たとえ10年前の今日の写真のような状況は、この国では望めなくても

たとえ10年前の今日の写真のような状況は、この国では望めなくてもみんカラのお知らせ機能をカットしていて「○周年おめでとう」的なインフォメーションが届かないため、自分でもスルーしそうだったのですが、本日2020年1月17日で、このブログをスタートして丸10年となりました。
元来が飽きっぽいわりに、偏屈で新しいことに懐疑的な面もある矛盾した気質の自分が、10年にわたってネット上での発信を続けてきたのを、我ながら意外に感じています。それもひとえに、内容の99%がフォードで占められたブログでも、お読みいただける方がいらっしゃるからこそ、積み重ねてこられた10年です。読んでくださる皆様、本当にありがとうございます。

2010年1月17日の第一回目の内容は見返さなくてもよく覚えています。なぜならその時に記した想いはいまでも変わらずにあるからです。フォードをめぐるステレオタイプな言説を少しでも豊かに変えてみたい・・果たしてそんな自らの願望はこの10年でどれほど達成できたでしょうか?でも、変化する時代と社会を生きる一人として、その時々の自分の感覚にフォードがどうキャッチされるのか。それをオリジナルの言葉とビジュアルで表し続けることで、抱いた想いの具現化に近づけるように確信しています。

この間、2016年のFoMoCo日本撤退はまったくの想定外でした。そこを境に、少なくともこの国において「フォードに新たな展開はない」という厳しい前提のもとでブログを続けることとなり、どうしても話題は自分の愛車や、過去へのノスタルジーに寄りがちとなります。それはそれで気楽で愉しいし嫌いではないですが、そのような場合であっても、なるべく「いま」の状況に引き寄せながらフォードの価値を掘り下げていきたいとは思っています。

・・とか言いながら、今日も「FIESITA」の「NHIA(ニィア〜 ←かなり無理がある)」ちゃんを。今朝もここに来ていました🐈
Posted at 2020/01/17 18:32:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2020年01月12日 イイね!

フォードに乗る一人として、トヨタに対し思うこと

フォードに乗る一人として、トヨタに対し思うことマツキヨでニトラウスブルーのフォーカスRSと横並び・・というのは嘘(笑

昨日はこの写真を撮った後で、GR Garage 深川に行きました。GRヤリスのカタログをもらいに行くためです。開催中の東京オートサロンで発表されたGRヤリスにすごく興味があります。新しいヤリス自体、近年になかった関心の度合いであることはブログで幾度か取り上げてきた通りですが、小型軽量で走りのダイナミズムを突き詰めたというGRヤリスにも大いに心惹かれています。

モータースポーツ志向はさほど強くなくても、市販車ベースの競技車は昔から好きでした。フォードでいえばエスコスRSのような、元来が大衆車であるところを完全武装した結果、見た目にベース車の面影があっても中身は別物といったコンペティションマシンに萌えてしまうのです。
その点でGRヤリスは申し分なさそうです。何より驚かされるのは、こうしたマシンはベースとなる市販車がまずあって、それを改造して競技用に仕向けるのが一般的なのに、GRヤリスは市販のヤリスに存在しない3ドアボディをわざわざ専用に開発したことが象徴するように、競技用車両が初めにありきで、それを一般ユーザーへブレイクダウンさせるという、まったく逆のアプローチが取られたことです。
このことを知った時に思い出されたのがフォードのRS200でした。RS200も、ボディパネルや外装パーツの一部をシエラから流用するものの、ラリー競技用車としての最適化をめざして専用デザインのボディを架装するまでに特化された点で、GRヤリスは似たような成り立ちといえるのではないでしょうか。

GRヤリス、豊田社長の思い入れが相当に反映されているようです。いまを100年に一度級の大変革期と捉え、自社のこれまでの業態や実績をある意味で自己否定するほどのイノベーションへの挑戦さえもいとわない、攻めの経営の只中に、GRヤリスのような車が生み出されたことは、ただ単に「速くて強い車が現れた」という以上の何か・強いインパクトを感じさせます。
誰にでも身近な車を生み出して世界中のユーザーと向き合ってきたトヨタという企業のあり方は、フォードと共通しています。さらに、これまでの「モーターカンパニー」から「モビリティプレーヤー」へと、いままさに改革を進めている点でも。そのようなダイナミックな状況下にあるトヨタから放たれた一台が、フォードにとっても刺激となる一台であるといいと思います。
Posted at 2020/01/12 18:27:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2020年01月11日 イイね!

作品を観ぬまま、○○○の遠吠え?

作品を観ぬまま、○○○の遠吠え?生活の中に映画鑑賞というプログラムが存在しないゆえ、『フォード vs フェラーリ』もまだ観ていません。それゆえ以下は、映画の内容やそこで描かれた作品世界についてまったく知らないままの、勝手な物言いとして読んでいただければ。

ちょうど上映開始日にあたる昨日の夕刊にこの作品のレビューが出ていました。その書き出しに「文句なく面白い」はさておき、「簡素で無駄がない」「恍惚」「純粋な歓び」といった表現が並ぶのが、ちょっと意外に思えました。私なりの思い込みで、歴史的なル・マンの攻防を舞台にしたストーリーであれば、もっと男臭い、オイルの匂いや色艶・メカの咆哮が画面から溢れてくるようなものを想像しているからです。「恍惚」なんてボキャブラリーがまさかこの作品を言い表すのに選ばれるとは思いもしなかった。

いろいろな事前情報を見ていれば、この作品が大そうな評判を得ていることは映画音痴の私でもわかります。その上でこのレビューではこう記されています。・・・ただひとつ、本質を外している気がするのはこのタイトルだろう。」要は、ここで描かれている人間たちのドラマを前に、フォードとフェラーリというある意味で個人の存在を超えた・抽象化されたかのような無機的な記号をタイトルに持ってくるのは、せっかくの作品をシンボライズするのに適していないという趣旨なのでしょう。とはいえ、原題も基本的にFord v Ferrariのようだから、よくあるダメダメ邦題にもあたらない。

ここで私は思います。もし仮に『ポルシェ vs フェラーリ』という作品であれば、このレビューを記した評論家はどうとらえただろう?
フェラーリに対するイメージや偶像は一定程度世の中に構築されています。一方で、フォードにはそれと同じようなレベルのイメージも偶像もまったくない。そのことが、「恍惚」を誘い「没入」させられるほどの稀代の人間活劇のタイトルとして、不十分と理解されたのかもしれない。平たくいえばフォードでは力不足ということではないか・・なので、フェラーリのようにやはり一定以上の存在感があるポルシェが一方の主役だとしたら、もしかするとゴージャスなVS劇のタイトルとして成立していると評価されたのかも?

・・って、自分で書いていてしがないフォードフリークのナントカの遠吠えみたいな気がしてきた(T_T)そもそも作品自体がフォードとフェラーリの闘いというノンフィクションを土台に成立しているのだから、こんな詮索まったく無意味なんですけどね(^^;)ま、いずれにしても、この作品についてはちゃんと観ておこうとは考えています。果たして「恍惚」となって「没入」できるかな?
Posted at 2020/01/11 11:14:48 | コメント(3) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2020年01月07日 イイね!

「主任警部モース」の中のフォードたち

「主任警部モース」の中のフォードたち妻から「フォードがよく出てくるドラマがある」と言われました。しかも、それは「あなたが好きそうなフォードだ」とも。内外のTVドラマが好きな妻は、よくBSでアメリカのドラマなどを観ているので、今回もきっとアメリカものだろうと高をくくりつつ、録画してくれていたそれを観たら「主任警部モース」というイギリスのドラマでした。いまNHKで毎週放映されているようです。
先週の放映回には、確かにフォードがあちこちに出てきていますね。シエラにエスコート、グラナダも。ドラマの制作時期が80年代半ばから2000年代初頭にかけてということで、ちょっと懐かしい欧州フォードの姿が画面のそこかしこにありました。フォードだけでなく、主人公の警部が乗るクラシカルなジャガーをはじめ、ランドローバー、ヴォクソールといったイギリスらしい佇まいの車もたくさん出てきます。

先週放映の回では、途中で何者かに殺されてしまう登場人物が駆るのが、いささかくたびれた趣のエスコートの商用バン。これがまた何ともいい味を出しているんですよ・・トップ写真の青いエスコートバンがそれで、妻が言うにはこのエスコートを観た瞬間、「いかにも私が好きだろう」とピンときたとか。さすが、よくわかっているじゃない!
そうなのです、モンデオやフォーカスが登場するよりさらに以前、何とも地味で精彩を欠く?存在であった頃・欧州の日常の風景にあまりにも馴染んでいた頃のフォードが私はとても好きです。全体に抑制された色調の、いかにもイギリス制作らしいドラマの空気の中で、当時のフォードは決して出しゃばることなく、しかしドラマトゥルギーを形成する上でなくてはならないバイ・プレーヤーであるかのように映ります。
Posted at 2020/01/07 22:42:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | Ford | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォード車を40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しま...
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