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ロボ部長のブログ一覧

2020年10月17日 イイね!

大きく掲げられたブルーオーバルの矜持

大きく掲げられたブルーオーバルの矜持自宅の川向こうすぐの場所に、このブルーオーバルを掲げた事業所があります。ここはニューエンパイヤ商事の本社兼物流拠点。「ニューエンパイヤ」と聞いてピンと来る方は輸入車販売にかかわる専門業者の方か、そうでなければ相当のベテランユーザーとお察しします。
大正期にT型フォードの日本での輸入販売業務を開始し、その後輸入車の部品卸業を手がけるとともに、かつては傘下でニューエンパイヤモーターを運営してフォード車の輸入販売を担っていました。北海道の北海自動車工業、京都の日光社などと並び、日本におけるフォード車販売の始祖にあたる老舗です。いまは完成車両販売からは手を引き、欧米各社の自動車部品輸入卸専業として事業を継続しています。

同社のサイト情報によると、こことは別に茨城県内に倉庫を構えていますが、この場所もパーツのストック/ディストリビューションベースとして機能しているようで、こうして宅配業者もやってきて物流が盛んに行われている様子が伺われます。
この建物の中にはフォードのパーツも多数ストックされているのでしょうか?やはり同社のサイトによると、フォードに関しては純正パーツ以外でも純正相当の推奨パーツを積極的に輸入しているとのこと。同社自体はフォードに限らず他の欧米各自動車メーカーのパーツも幅広く扱っていますが、その中でもフォードに関する扱いは別格で、フォードと人一倍古くから関わりがあるからこその矜持みたいなものを感じさせます。

ニューエンパイヤ商事の企業ロゴもどことなくフォードのブルーオーバルを連想させるものだし、何より、ファサードに大きく輝くブルーオーバル。自宅から至近にこうした場所があると思うと、訳もなく心強く感じられてしまいます。
Posted at 2020/10/17 10:58:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2020年10月15日 イイね!

ミニカーになれる車

ミニカーになれる車近所のリサイクルストアでビニールパック入り超格安(本当に安かった・・私の好きなブルボンのお菓子並み ^_^)で売られていました。メーカー・ブランド名なども一切なく、ただmade in Chinaとのみお腹に刻印された何ともアノニマスなモデルです。とはいえ、トミカとほぼ同等のサイズながら、けっこう細部にまで色が差されていたりとそれなりに手がかかっている印象もあります(ホイールはおそらく他のモデルと共通の汎用パーツなんでしょうけどね)。たいてい赤とか黄色あたりが多いSN95マスタングのミニカーの中で、このグリーンメタリックという色もまたいい。あちこち塗装も剥げていかにもセコハンといった風情であっても、眺めていて不思議と愛着の湧いてくる一台です。
こんな風に、何気に立ち寄った専門店でもない場所でフォードのミニカーに出会えるのは、ささやかでありながらも確かな悦びです。

ミニカーになる、それもいかにも成人向けの、マニアックで精巧で高額なモデルなどでなく、子どもが無造作に手にして遊ぶようなモデルに選ばれる車であるーそれは子どもの車に対する夢や憧れを呼び起こす存在を意味しています。フォードであればマスタングを筆頭に、そうした車種は限られているかもしれませんが、でも車名さえもわからないままに手に取って遊ぶ子どもたちの記憶の片隅に、きっと確かに留まるフォードとなることでしょう。





Posted at 2020/10/15 21:37:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2020年10月13日 イイね!

このエクスプローラー、なんだか「らしい」でしょ。

このエクスプローラー、なんだか「らしい」でしょ。六本木の一角に位置する米軍施設の駐車場に、今日はこちらのエクスプローラーがいました。2年くらい前に初めて都心の路上で出会って以来、時々見かけている在日米軍関係者ナンバーの「おそらく本国仕様」Limitedです。国内正規ディーラー車ではまず目にできない、濃いグリーンが実に洒落た雰囲気を醸す一台。ふだんしょっちゅう見かける白や黒のエクスプローラーとは少々異なるエキゾチックな趣が魅力です。
この写真の撮影時は、道路との境にあるフェンスの金網の間からレンズを差し込んで写しました(場所柄、スパイ撮影みたい?)。極端に下からあおった構図はそれしかやりようがなかったからなのですが、結果として背後の壁面のマーケット看板といい、ちょっとアメリカにおける1シーンみたいな「らしい」印象が結構気に入っています。

思えばこのエクスプローラーも、もはや一つ前の旧型となっています。登場は2011年だからすでに10年近く前。しかし、とてもそうは思えません。フォードのSUVが培ってきたよき伝統としてのタフネスさやフレンドリーさを備えつつ、レンジローバーのような都市的な洗練感も身につけた両刀使いとして、今でもまったく古さを感じさせないし、SUVとして本流の機能性の発揮に則した姿は、流行り廃りでとらえるべきものではありません。今も多くの仲間が元気に活躍していることがその何よりの証左です。
Posted at 2020/10/13 23:46:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | Explorer | クルマ
2020年10月12日 イイね!

SUVたちの都心の夜は更けて・・

SUVたちの都心の夜は更けて・・青山墓地すぐ脇の高層モータープールにクーガがいるのに気づいてから2年半と少々。久しぶりに今晩先ほどこの道を通ったので見てみたら、変わらず同じ場所にクーガ、いますね。人も車も何かと移ろいやすい都心部にもかかわらず、こうして元気そうにし続けているのが頼もしい限り。

それはそうと、今日びっくりしたのがこの写真でおわかりの通り、クーガの周囲に駐車された車がどれもみなSUV、しかも海外メーカーのそればかりであることでした。アウディ、メルセデス、プジョー、そしてアウディの奥の黒いのは、暗くてよくわからなかったのですがおそらくカイエン?などポルシェのSUVでないかと。
このようなシーンを見ても、SUVがどれだけ市民権を得ているかが伝わってきますし、メーカーにとってはユーザーがこぞって選んでくれて、利幅も大きい「おいしい」カテゴリーであることも一目瞭然です。

こうなると、ある意味でSUVの本家たるフォードにはぜひがんばってもらいたい。判官びいきな私としては、威張り優先で無駄に物量が投じられただけのSUV(=すごくうさんくさいヴィークル/ロボ部長独自訳)とは違う、使いやすく、なおかつスタイリッシュで有用性が高い真のSUVとして、クーガ、これからもこの場所で負けるな!と言いたいです。別にオーナーさん、何も競っちゃいないだろうけど^^;
Posted at 2020/10/12 22:48:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | Kuga | クルマ
2020年10月10日 イイね!

2002年ーニューエッジ・デザイン黄金期のフォードたち

2002年ーニューエッジ・デザイン黄金期のフォードたちつい先だって入手したこちら、2002年9月開催のパリサロンで配布された欧州フォードのプレス向けCDです。このショーで正式に発表されたStreet Kaと商用車のトランジット・コネクトを中心に、当時の欧州フォード各車のプレス写真が収められています。

2002年の欧州フォードといえば、ニューエッジ・デザインに基づいた商品群が充実していた時期です。Kaにはじまりトップレンジのモンデオに至るまで、フィエスタ、フォーカスなどの主力車種はもとより、フュージョンといった新しいカテゴリーの車種にも進出していました。
そして、Kaにはスペシャルバージョンとしての2シーターオープンのStreet KaとSport Kaがあり、フォーカスには伝統のブランドRSに続き、より身近なハイパフォーマーとしてのST170が追加されていました。それはモンデオも共通で、稀代のパフォーマンス・サルーンたるST220が登場したのもこの年です。
つまり、スタンダードモデルだけでなく、欧州フォードが誇る確かなドライビング・ダイナミクスを堪能できるパフォーマンスモデルが粒ぞろいになったのがこの2002年であり、それらの各車がニューエジ・デザインという共通のデザインテーマのもとで水平展開されていたのです。

このプレスCDに収められた画像から、「ニューエッジ・デザイン黄金期」の主要な各車を振り返ってみましょう。



私も愛用したB256フィエスタ。2001年にまず5ドアが登場し、この2002年から3ドアが追加されました。スタイリングのまとまりとしてはやはりこの5ドアの方が卓越しています。この車の持つ能力からすればややスタティック(静的)に過ぎても、きわめて高度な造形だと今でも思います。



これもかつての私の愛車であるフォーカスST170。シルバーペイントだと初代フォーカスが持っていた金属質でソリッドな印象がより強化されます。フィンタイプのホイールとのマッチングも絶妙ですね。



もう一台のST、モンデオST220もまた、シルバーが実によく似合う。
ブルーがSTのテーマカラーという印象がありますが、実はヨーロッパでのデビュー当初はこのシルバーがメインとされていました。

これらパッセンジャーカーだけでなく、商用車のトランジットにもニューエッジ・デザインが反復されていました。次に紹介するのは、2002パリサロンで発表された、トランジットシリーズ内では最も小型のトランジット・コネクトです。このサイドビューを見るだけでも、商用バンとして備えるべき機能性・合理性が限りなく素直に表現されていることが伝わってくるかと。まさに「機能美」にあふれたフォルムです。




2020年の今の目で見返せば、これら2002年当時のニューエッジ・デザイン各車の造形は、幾何学的に秩序立てられたストイックな印象が強いもので、いかにも当時のヨーロッパにおけるカースタイリングの潮流や流行の影響を感じさせます。それが結果として、欧州フォード車本来の能力を市場にアピールできていないという反省につながり、後の「より動的な・人の情感に訴える」キネティック・デザインへの転向をもうすぐに控えていた時期でもありました。

さて、実はこの2002年のパリサロンでは、私がもしかすると生涯でもっとも関心があるフォードも登場していました。
これまでに実車を走らせた経験は一度もなく、それどころか目にしたことすらない一台です。しかし、きっとこの車は間違いなく最大限に愉しいはず.... なぜなら、その車のオリジナル(ベース)であったKaを、かつて私もこよなく愉しんだから。
それがこちら、Sport Ka。私がフォードに求めるものすべてを具現化した理想とも言える存在です。




Posted at 2020/10/10 11:41:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | Ford | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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