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ロボ部長のブログ一覧

2022年05月17日 イイね!

いつかはコンバーチブル

いつかはコンバーチブル仕事帰りに、自宅から比較的近い所にあるアメ車専門店へ。お目当てのこちら、少し前から販売中のマスタング35周年記念モデル、コンバーチブルの想像以上の状態の良さにビックリ。塗装表面はもとより、ソフトトップやヘッドランプなどにも劣化が見られず。何より車両全体の佇まいや立て付けの印象がヤレてなく、体幹がピシッと整っているのがよくわかりました。99年式のマスタングとして異例ではないでしょうか?明らかに屋内車庫保管されていた個体であることが想像されますが、それにしたって、決して当時それほどハイクオリティを誇ってもいなかったSN95でこれだけの高コンディション、前のオーナーさんの扱いがきわめて丁寧であったこともまたよく伝わってくる一台です。

個人的な話題です。日頃、還暦までにオープンカーに乗りたいなーと軽い気持ちで口走っています。本当にその通りにするとなればリミットまではあと5年程度、つい先だっても妻から「オープンカーに乗るなら早くした方がいいよ」と言われたところです。妻によると、自分があまり歳をとってからオープンカーの助手席に乗るのはキツそうという意味だとか。年々厳しさを増す暑さや紫外線とかが気になるんでしょうね〜(😂)さてその言葉を額面通りに受け取ると、そろそろオープンカーに乗ったら?という好意的なメッセージとも解釈できなくもない。ちなみに私が言うオープンカーというのが基本的にマスタングのコンバーチブルであることは妻も承知しています。
うーん、もともとそれほど本気で口走っているわけではないものの、こんなに素敵な個体がすぐ身近に現れると、思わず気持ちがぐらつきますよね・・
Posted at 2022/05/17 23:12:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2022年05月15日 イイね!

欧州フォードにシルバーカラーが一番似合った頃

欧州フォードにシルバーカラーが一番似合った頃アウディA2とB256フィエスタとの間を結ぶ1人のカーデザイナー、クリス・バード氏のことを以前にブログで記しました。先日久しぶりにA2を見たので、フィエスタも同じようなアングルで見比べてみたいと思い、だいぶ昔に撮影した1600GLXの写真を引っ張り出してみました。
両車は車格もキャラクターも異なりますが、しかし造形の面で見れば、例えばボディパネルの面の張り、プレスラインの位置、フェンダーのフレアとルーフのスロープの度合い、バンパーの黒樹脂パーツの扱いなどに、いかにも同じデザイナーが関与したことを匂わせる、そこはかとない相通じる処理が認められます。




アウディ在籍中にA2のオリジナルにあたるコンセプトカーAl2を手がけたクリス・バードは、1998年にFord of Europeのデザインセンターへ着任してから、CD132モンデオ(2000)、B256フィエスタ(2001)、C307フォーカス(2005)など、2000年代初頭の欧州フォード基幹車のデザインディレクションを担当しました。
クリス・バードをアウディからフォードへ招いたのは、当時のフォードのデザイン担当副社長であったJ・メイズだろうと推測します。メイズ自身もアウディ出身で、1995年に彼がフォードへ移籍したのも、当時のヨーロッパにおける自動車品質のトレンドセッターであったVWとそのプレミアムブランドであるアウディに肩を並べられる水準にまで、フォード車の品質やイメージを高めることがミッションのヘッドハンティングだったはずです。メイズはその役割を果たすべくフォードデザインの改革に取り組む中で、アウディで実績を積んだクリス・バードの手腕を必要としたのでしょう。

メイズをトップにクリス・バードが腕を振るった時期の各車は、欧州フォード史上最もシルバーが似合っていたように思います。シルバーはそれより少し前からVWとアウディがイメージカラーとして用いていて、高品質・ドイツ製品らしさを存分にアピールしていました。一方で、シルバーという色は工業生産品にとってはごまかしが効かない、怖い色です。例えばボディパネルの接合部のギャップ(隙間/チリ)の広さが明瞭に現れるし、金属のプレス精度の良し悪し・塗装面の均一さ度合いなども一目瞭然だからです。もちろん、基本的な立体造形の全体像だって露わにされます。よほど製品品質に自信がなければ堂々と打ち出しづらい色なんですね。

クリス・バードがフォードでまず本格的に関わったのがCD132モンデオで、この車で欧州フォードはエンジニアリングにおいて飛躍的な品質改善と向上を果たしたとされます(ちなみにその開発過程では、4気筒デュラテックエンジンの供給などを担ったマツダのエンジニアリングも大きく貢献したようです)。そのイメージカラーはシルバーでした。このCD132モンデオで達成されたフォードの新しい品質基準のもとで生まれたのがB256フィエスタで、やはり登場当初はシルバーをイメージカラーとして選択していました。
実は、これら各車よりも一足先に登場していた初代C170フォーカス(1998)でも、イメージカラーはすでにシルバーでした。しかしC170フォーカスはまったくのブラン・ニューな存在でこそあったものの、エンジニアリングクオリティ的にはそれ以前からの欧州フォード水準だったので、シルバーカラーが有する本来の価値を発揮しうる品質は、やはりクリス・バードが関与したCD132モンデオ以降のモデルがより相応しかったのではないか、と思うのです。






ふと、フィエスタ以上にA2との近似性があるかも、と思いついたのがフュージョン(欧州モデル)でした。たまたまやはりシルバーの個体の写真があったので掲載してみます。フィエスタをベースにより背高なボディを持つクロスオーバー的なパッケージングだったフュージョンは、それゆえシルエットはむしろA2に近く、フロントグリルの形状も結構近いですよね。言うまでもなくこのフュージョンもまた、クリス・バードの主導のもとデザインが開発されたモデルでした。

Posted at 2022/05/15 11:08:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2022年05月13日 イイね!

やはり基本は実用車。トランジット・コネクト

やはり基本は実用車。トランジット・コネクトいつも決まった屋外の駐車スペースに置かれているUSトランジット・コネクトが、今日は職場があるビルの駐車場にいました。いつもの定位置以外でこの車を見るのは初めてのことです。その駐車場所だと、車体のすぐ右側に電信柱があったり、フェンスのチェーンが張られていて車全体のプロファイルを見るのに甚だ不都合なのですが、今日はそれらが一切ないポジションだったので、ボディ右側面が何物にも遮られない状態でしっかりとサイドビューを拝むことができました。

表層的には、キネティック・デザインの系譜のもと、B・C・Dピラーの根本がAピラーの傾斜角と呼応するように斜めにカットアウトされた処理や、フィエスタも真っ青なくらいバルクヘッド側へと長く切れ上がったヘッドランプなど、ダイナミズムを強調するようなトリッキーなディテールが目につきます。しかし、そうしたあくまでも表面上のグラフィックのテクニックに惑わされることなく冷静な目で車両全体を見渡すと、やはり基本は「四角くて壁が立ったフォルム」の持ち主であることがわかります。スタイリッシュに見せようと変にパネルを絞り込んだ結果肝心の積載性を低下させたり、ユーザーに無用な気を使わさせるデリケートなディテールばかりを集積させるといった、実用車の本筋から逸れた商品性では決してないことが明らかです。
だからこそ、欧米を問わず貨客車のベストセラーとして広く人々から受け入れられているわけですね。
Posted at 2022/05/13 23:03:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | Transit | クルマ
2022年05月12日 イイね!

よく見ればだいぶ違っているんですけど

よく見ればだいぶ違っているんですけど特に車に詳しくなかったり興味がない人がパッと見たら、きっと同じような顔つきの2台に見えるのだろうな〜 と。
かくいう私自身も以前に一度、遠目にブラックのフォーカスRSを見た時にヤリスかと勘違いしたことがありまして(笑
うかつにこういうことを言うと、トヨタがパクったんだ!とあちこちから声が届いてきそうですね・・😅

まあ両車が登場した時期的にみれば、ヤリスが何らか影響された部分があった可能性が濃厚と考えるのが妥当ですが、それについて私は決して悪い気はしませんよ。そもそも丸ごとコピーといったレベルではないし、タイトルに記したようにディテールなどは結構異なっています。それより、トヨタがフォード車が持つダイナミズムの魅力に着目して、その要素を取り込んだスタイリング表現を試みたとすれば、むしろ誇らしい気さえします。

まず目にする機会は無さそうですが、これまた近似色であるシアンメタリックのヤリスとニトロウスブルーのフォーカスRSがこのように隣り合うシーンも、可能ならぜひ見てみたい!
(余談にて、なぜか日本ではC346フォーカスRSのイメージカラーであったNITROUS BLUEのことを、和文でニトロナス・ブルーと記すことが多いのですが、最初のN以外にスペルのどこにもNなど出てこないし、どこかの媒体か販売店あたりが最初にそう記したことが広まったのだろうか??)
Posted at 2022/05/12 21:35:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | Focus | クルマ
2022年05月11日 イイね!

またもや『初期型エスケープあるある』

またもや『初期型エスケープあるある』つい先日、状態が良さそうなイエロー・エスケープを見たのに続いて、今日もごく初期のきれいなエスケープが。当時のエスケープのイメージカラーであったクラシックレッドが色艶も良く保たれています。初期型の特徴であるバンパーからボディサイド下部の黒樹脂パーツの劣化も少ないようです。2年くらい前にも別な場所で、やはりツヤツヤなクラシックレッドのエスケープを見たことがありますが、今日のもご覧の通りそれに引けを取らないくらい、15年超(もしかすると20年超?)という経年を感じさせないほどの風貌ですね。

大体において、このエスケープのようなひと昔前のSUVというのは、今の見栄え指向なSUVと違って専らRV的な用途性で選ばれ、実際にもそのように使われる傾向が強かったはずです。にもかかわらず、このように少なくとも外見的には今なお良好なコンディションを保っていられるのは、街乗り専科でここまできたか、屋内ガレージ保管で手厚くケアされてきたか、そのいずれかでなければ、もともとの商品品質が優れていたということです。ちなみに最初期のエスケープはマツダ工場生産の日本製でした。別に工場の立地場所によって生産される製品の品質に極端な差異が生じるなどとは思いませんが、それでもこれだけ『初期型エスケープあるある』を頻繁に見せられると、もしかすると・・?なんて邪なことも、つい考えてしまいそうになります。


Posted at 2022/05/11 20:58:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | Escape | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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