「クルマの映画、映画の中に出てくるクルマ」その２４

先日の予告どおり、

今日は’７０年前後のマッスルカーの人気モデル、

ダッジ「チャレンジャー」と｢チャージャー」が
競演する映画をご紹介、

「デス・プルーフ」。
（レンタル上がりのＤＶＤを中古で購入・笑）



２００７年の作品で監督は「キル・ビル」のクエンティン・タランティーノ、

主演は・・・悪役なんだケド・・・コノお方になるのだろうな、

私的には「デッド・フォール」や「バック・ドラフト」でおなじみの「カート・ラッセル」、

自称？「スタントマン」としてコノ映画では登場するのですが・・・、

見かけ優しいオジサンですが、

とんでもなくコワイと言うかヘンタイな役です・・・。
（苦笑）



物語は２部構成となっていて、

前半が’７０年代Ｂ級映画風で何てコトない会話がとあるバーで展開、
（アメリカンニューシネマ調です）

カワイイ女性陣とカウンターに座ったブロンド美女に「スタントマン」が歩みよります、

そしてブロンド美女を「スタントマン」が家へ送るコトになる・・・、

ココからがいきなりホラーと言うかスリラー系のハナシに急展開します、

映像がわざと’７０年代の映画みたいにノイズ入れたり映像乱したりするなど
そんな演出がまたコワさを増幅させます、

そして後半、

やはりまた別のカワイ子チャングループに迫る「スタントマン」、

初めはなぜかモノクロ映像ですがとてもキレイな映像です、

途中で急にカラーに変わりますね、

こんな演出も面白い、

さて前述のカワイ子チャン達もたわいないトーク展開しながら物語は進み・・・、

とある映画のハナシをし始めます、

ソコに先日紹介した２本の映画、

「バニシング・ポイント」と「ダーティ・メリー・クレイジー・ラリー」の名前が出ます、

そしてひとりの娘が、

「チャレンジャーの売り物見たいんだよね」と言い出し、

個人売買のチャレンジャーを試乗する・・・、

またしてもココからが急展開の物語になってエンディングへと行きます。



さて前半の女性陣はＥＫ型シビックハッチバックを、

後半のカワイ子チャン達はこれまた素晴らしいコンディションの’７１年型？マスタング・・・
ソレもファストバックの「マッハ１」でなく２ドアクーペの「グランデ」と言うレアな選択
派手なイエローのボディに赤い内装が素敵です、

そして主役の「スタントマン」は・・・、

タイトルの「デス・プルーフ」＝「耐死仕様」と言う名の、

’７２年型くらいのシボレーシェベルを前半に愛用、

後半はおなじみの（？）’６９年型ダッジ・チャージャーを使用します、
（ダーティ・メリーと同じ型です）

きっと監督さんは上記２つの映画がお好きなのでしょう、

チャレンジャーも’７０年型と、

バニシング・ポイントと同じ型、

そして後半のラストでコノ２台が・・・。



あとは見てのお楽しみです、
（笑）

コレもおススメの１作ですね。