●そう、過去、欲しい1台でした(苦笑)
でも、私、真ん中イケないヒトだから(爆)、
当時、買えなかったTW(苦笑)、

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前回のブログの続きです、
ドラマ「Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜」でキムタク氏が愛用した「ヤマハTW200」、

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先に書いておきます!!私コノドラマ、当時も再放送も1度も見ていない!!(爆)

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しかし、雑誌とかで常盤貴子チャンがオペルヴィータに乗っているとか、
キムタク氏がTWに乗っているのは知っていました、
で、コノ作品でTWが使われた為にTWの人気が上がり売れたのは事実、
しかししか~し、
TWは、ソレ以前から流行の最前線に出つつあるモデルでした、
今回はそんなコトを書いておきたいと思います、
キムタク氏のTW以降流行った(2000年以降)のはこんなカンジ、
いわゆる「スカチューン(バッテリーやエアクリボックス等を取り払いスカスカにする)」、
ダウンマフラーにロンスイ(ロングスイングアーム)を入れて・・・みたいな、
小さい丸いヘッドライトにやはり小さいメーターに変えるのも定番、
こういうTWに乗る方々を「ティーダバー」とお呼びしたりしたのも同じ頃です、
でも、コレ以前には・・・、
「ストリートトラッカー系カスタム」、
トラッカーシート(カウル付き)やゼッケンスペース付きのサイドカバー、
アップマフラーにトラッカーハンドル・・・、
コレ、都内のとあるお店が初めにやり出したと言われています、
元々はヤマハSRをベースにやっていたのをTWにしてみた、そうです、
SRはご存知キック始動、そして車検のあるバイク、
懐の淋しい若者にはチトキビシイ(苦笑)、
TWはセルも付いてますし(キック始動もできる)車検もない!!(嬉)
で、当時新車はSRよりも10万くらい安く(30万くらいでした)、
中古も安く流通していた(10万~)、
決して人気のあるバイクじゃなかったですが(苦笑)、
コノお店のおかげでTWは息を吹き返したかのように人気モデルに成長していきます!!

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まずは出始め・・・1987(昭和62)年~、
ココから何度かカラーチェンジをします、
大きな転機はココ、1996(平成8)年~、
私の記憶ではストリート系ファッションのモデル(スノボかスケーター)と一緒にあった、
大胆なオレンジのカラーリングでイメージを一新したのがコノ年式、
コレ、本気で買おうか悩みました(爆)、
と言いますのも、
先の「トラッカー」が流行りだしたのは1995(平成7)年頃、
ソノ1~2年前だったと思うのですが、
とあるカスタムショップからTWをベースにした「ウォンバット」と言う、
コンプリートカーが販売されます、
(ザンネンながら画像見付からず・涙)
デカい丸目ライトに丸っこいタンク、ブ厚いシートにメッキのフェンダー・・・、
今で言う「スクランブラー」みたいな、そんなスタイルでした、
コレが新車ベース(塗装込み)で70万くらいだった記憶があります、
私「欲しい!!」と思ったから今でもこうして覚えているのです、
で、こういうカタチが売れると思った某大手パーツメーカーが(笑)、
そんな「ウォンバット」類似品みたいな部品を発売し出したのが、
先のオレンジ色のモデルが出た頃なんです、
「トラッカー」系の部品と合わせ、
当時は良く売れたのですが、
面白いのは私の地元ではこういうカスタム車はおらず、
都心に行くと見かける・・・そんなカンジでしたね(笑)、
で、ココでスゴいナと思ったのがメーカー、ヤマハさん、
「TW売れるわぁ」なんて思ったんでしょうね、
1998(平成10)年、丸目のを出しちゃうんですョ(爆)、
しかし前のドラムブレーキが小っさいから効かないっ、
なんておっしゃるヒトも増えたのでしょう、
2000(平成12)年にフロントブレーキをディスクにしちゃうんです(笑)、
コレがキムタク氏のヤツのベースかなぁ~と思ったのですが、
ドラマの放映年月(2000年1月~)とチョット合わないなぁ?と、
ドラマは恐らく前年に収録してますから・・・、
チョット調べてみたのですが劇中のTWはヤマハさんの所有みたいで(?)、
コレを恐らくですがドコかのカスタムショップに出して改造した(?)、
で、ドラマの撮影に使う・・・、
もしかして先行試作車だったとか、そんなヤツだったのカモしれません、
で、TW、2002(平成14)年に200cc→225cc(正確には223cc・笑)に、
「もうチョイパワー欲しいョ~」そんな声に応えての排気量アップ、
2008(平成20)年まで国内販売されました、
海外では数年前まで新車があったそうな(?)オマケに125cc版もあったらしいです、
そんなこんなのTWが残した歴史と言いますか、
功績は結構なモンだと私は思います、
興味の無いかたは「ふ~ん」でオシマイでしょうが(苦笑)、
バイクの歴史を紐解くと、
TWの影響を受けて類似のモデルが出たり、
違うアプローチの車両で同じ「ストリート系」の土俵に上がって勝負に出たモデル、
カスタム界でも他の車種へ「トラッカー」「スカチューン」等の手法を波及させたりと、
そして何よりも本家ヤマハ、メーカー自身が市場の動向や声に応えて、
丸目ライトやディスクブレーキを採用し、排気量アップをした、
こういうバイクって高性能なモデルには良くあるハナシですが、
(失礼ですが)売れてなかったTWに(苦笑)ココまでしたかと思うと、
コレは結構スゴいコトをしたな、ヤマハさん、と言いたくなるのです、
ヤマハさんはこんなコトもしています、

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TW発売間近に冒険家の風間深志さんが、
北極点到達チャレンジのベースマシンとしてTWを選んでいます、
が、コレ、良く見ると全然TWじゃないんですよね(爆)、
エンジンは実は2サイクルだったりします(驚)、
さて、そんなヤマハさんですが、
SR、そしてTWでもカスタム界のベース車として人気を得て、
さて他の車種は・・・となりますと(汗)、

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チョット失敗しちゃったり・・・(爆)、
と、言いますか、ヤマハのコノ頃のバイクって結構不人気車多い気がするナ(?)、
メーカーさん、ファンのかた、ゴメンナサイね(苦笑)、
でも、画像のブロンコ、当時は全然「来ない」バイクでしたケド、
今じゃスゴく「イイなー」と思えるようになった私です(爆)、
次回はソノ辺のコトを書いてみましょうか、
それではまた次回に。