
ブラッド・ピット主演の終末パニック・アクション 2013年08月10日 公開(アクション) 監督: マーク・フォースター出演: ブラッド・ピット/ミレイユ・イーノス/ジェームズ・バッジ・デール/ダニエラ・ケルテス/マシュー・フォックス/デヴィッド・モース/ファナ・モコエナ/アビゲイル・ハーグローヴ/スターリング・ジェリンズ/ルディー・ボーケン/ファブリツィオ・ザッカリー・グイド制作: 2013米/[配給]東宝東和
ゾンビ映画。
世界規模の感染症による人類滅亡の危機に対して、その感染源を突き止めワクチン開発を可能にすべくブラッド・ピットが活躍するのであるが......
映像はなかなか迫力はあって、人間から人間性を除くと虫の群れのようになるな、「息子はかつて“妻”だったモノに襲われた」というセリフあったが、基本人間は人を体以上に見るのは習性。またオブリビオンのように美術品を退避させていた。
ストーリ的に予告編が暗示するような「家族か世界かの二者択一」を迫られ.....、というのでもなし、アイアムレジェンドのように「抗体」が見つかるのでもなく「戦いは始まったばかりだ」で終わってしまう。本作の敵さんは「ゾンビのようにみえる感染者」ではなくて「ほんとに死んでるゾンビ」のようだから“治らない”。
単純にアメリカ(米軍)大活躍で世界を救うではなく国連が前に出てきたりとか、その辺はいいのだが中途半端な感じは否めず、どうせなら“ゾンビ”じゃなくて“精神症状が前面に出るホントの感染症”により人類が滅びかける、それに対して....という感じで現実感だすか、思いっきりバイオハザード的非現実感か、どっちかに決めてしまうのがいい気もする。
人類存続のために究極の選択をする、というようなシーンはない(核爆発の映像はあったが、核兵器で殺菌というような描写ではなかった)し、話が大きいようで大きくないような。
これには原作の小説があり、これを読んでる人からのがっかりレヴューがネット上で目立つ。小説の方はもっと深みがあるのだとか。であれば読んでみる価値はあるのかとも思うが。
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Posted at
2013/08/17 18:20:56