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ひがしかぜのブログ一覧

2021年12月20日 イイね!

YAMAHA DX-7Ⅱ レストア(3)~FDD動作確認

YAMAHA DX-7Ⅱ レストア(3)~FDD動作確認 YAMAHA DX-7Ⅱのレストアですが、内部の弄りは諦めたところで、本日はFDDの動作確認。それに先立ち新品についてくる音色ROMを入手しておきました。本体を入手した時に付いていたROMは別売りのものでしたが、もともとのROMがあることによって元々内部メモリーに入っていた音色データを復元できます。

 フロッピーディスクも店頭では見かけませんが通販ではまだ入手可能です。懐かしいですね。そういえば、今はWindows11の時代ですが、かつてWindows3.1をフロッピーディスクからインストールしたような記憶が..... 容量は1枚1.2Mです。


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 まずフロッピーディスクをフォーマットします。PCにはもはやFDDはなくこのフォーマットがwindows(というかMS-DOS)のFATと同じか知る術がありませんが、

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このように、ハード的にはFDDは生きているように見えます。この後で音色データのコピーを試みますが、

ROMカートリッジ→FD→内部メモリ はうまくいかない。内部メモリにsaveしようとするとファイルを認識しないようです。ところがROMカートリッジ→FD→ROMカートリッジ を試みるとROMなので当然書き込みは出来ませんがFD上のファイルは認識します。次に....

ROMカートリッジ→内部メモリ→FD→(この後別売ROMカートリッジのデータで内部メモリを別のデータで埋め)→内部メモリ は……OK

内部メモリとカートリッジの内容が異なってることを確認


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そうすると、内部メモリーからFDにsave されたデータ(ファイル)は内部メモリーにloadしようとするときだけ認識されカートリッジからFDにsaveされたデータ(ファイル)はカートリッジにloadしようとするときだけ認識される疑いがあるのですが、もしそうだとするとワームウエアの(不具合ではなく仕様上の)問題と思うのですけど、とにかく、内部メモリーは電源を切ると消える状態ですが、カートリッジの音色を編集して内部メモリーに演奏順に並べてFDにsaveしておき演奏直前にloadしてライブは可能な状態と判明しました。

次の課題はRAMカートリッジの動作です。

Posted at 2021/12/20 18:43:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 機械いじり | 音楽/映画/テレビ
2021年12月16日 イイね!

YAMAHA DX-7Ⅱ レストア(2)~ 内部調査終了

YAMAHA DX-7Ⅱ レストア(2)~ 内部調査終了 DX-7ⅡFDのレストアはどれかのICの不具合が疑われますけど、更にどのIC か特定はできず、またIC以外の回路のどこかの部品の劣化やショートなどの可能性もあります。

 さて、PCでおかしな現象があれば再起動してみるのが普通ですが、この場合再起動やリセットのボタンがあるわけではないです。そこで、せっかくソケット化してるので電池を外して放置してみることにしました。しばらくして電池をつながないままに起動してみる。するとTEST MODE で


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0Vのはずですがこのようになり、リセットで復活どころか何かハード的な不具合があると思われます。そこでワームウエアなどのチップを取り寄せたのですが、よく見るとICはソケットに挿されているのではなく全て基盤に直付けされていて自力交換は無理(やり方は解るが壊れるリスクが高い)です。製造時期によってはソケットに挿入されている個体もあるのかも、そういう画像をネットで見ましたから。現在は交換なら基板ごとになる製品が殆どということで、その過渡期にあたるのかと思います。

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 このため、これ以上の内部の弄りは断念しました。ROMカートリッジの音で弾くには問題ないですが、

 入手可能なROM・RAMカートリッジを入手
 フロッピーディスク! を入手してFDDの動作確認


 を考えます。電源入れてる間は内部メモリー消えないので、FDDが生きていれば開演直前にLOADして..も可能ですが、今後そんなシーンは実際にはないですね。余興としてどこまで使える状態にできるかというゲーミフィケーションのようなもんです。
Posted at 2021/12/16 18:14:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 機械いじり | 趣味
2021年12月14日 イイね!

YAMAHA DX-7Ⅱ レストア(1)~問題特定

YAMAHA DX-7Ⅱ レストア(1)~問題特定入手した中古のDX-7ⅡFDですが、はじめの状態はモジュレーション・ホイールのズレ・軋み、起動時にchange battery! と表示され内部メモリーの音色データが消えていて、ROMカートリッジ→内部メモリーにコピーできるが、電源を切ってしばらくしたら消える....というものです。後者は一般にメモリーバックアップ用電池が切れている症状とされます(フラッシュメモリーなどない時代です)。すなわち消耗品の消耗であって完動品という理解だったわけです。ROMカートリッジの音色で弾く分には何の問題もない。ここで裏ブタを開けて中を見てみます


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モジュレーション・ホイールのズレ軋みは締め直しで簡単に治りました。電池は事前の情報収集で制御基板の裏というか、この開け方では裏向きになるので表に取り付けられているとわかっていました。さて..

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パッと見て後から半田付けした跡があり、ここで電圧を図ってみると3V強ある、すなわち電池は切れていなかった! そうすると謎が深まりますが、最初は接触不良かと思って、一旦取り付けらている電池を外し、この際ソケット化しようと考えて変則的ながら基盤裏側にからコードを半田付けしてソケットをつなぐ。

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こんな感じで、ソケットは絶縁して空いているスペースに収めます。しかし、これでは症状は改善せず。既に基盤のパターンの一部が破壊されているのかとも思いましたが、シンプルに考えると電池の問題ではないということになりそうです。実際、DX-7では電池切れのような症状がIC20(三菱製M5M5118p-15L)の不具合で起きるという報告があり。これを調べるのにTEST MODE を使うとのこと。DX-7 では起動時に function +16+32 を押すとの情報ですが DX-7Ⅱはそもそもfunction キーがなくTEST MODE への入り方がネット上で見つかりませんでした(internal +16+32というガセネタあり)

ここで作業中に偶然DX-7Ⅱでは EDIT+16+32 でTEST MODEに入れることを発見しました(起動時でなくてよい)。これで調べてみると...


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このように、通電してないのではなくボタン電池を40Vと認識して保護回路か何かが働いてる様子。(4.0vか?)いずれにせよある画面でNGと表示されるので、電圧が高すぎて異常と認識してブロック、結果メモリーも保持されないようです。わけがわからん..... ただ古く電圧が下がっている電池の電圧がなぜか高値表示されてしまい交換すると直ったケースがネット上にありますが、今回は電池の電圧は約3Vと確認してます。


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 いずれにしても、問題は電池でもメモリーでも(ましてや半田付けが下手で接触不良でも)なく、どれかのICに不具合があることが疑われますワームウエアのIC差し替えでどうにかなるのか、それとは別のところ(IC)に不具合があるのか。現状ではTEST modeで どのICの不具合かは教えてくれませんでしたが、DX-7ではそのような機能があるようです。ワームウエアをupdateするとTEST MODEでどのICが壊れているとかがわかるようになるのか。たとえわかったとしても、今そのICを入手することができるのか?


(続く)

 
Posted at 2021/12/14 22:41:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | 機械いじり | パソコン/インターネット
2021年12月12日 イイね!

KORG DW-6000の電池位置確認

KORG DW-6000の電池位置確認 Mary's Blood のライブ(別記事)から帰宅後DW-6000を起動したところ、電源コードも外して1日経過で音色の編集が保持されていたので、どうやらメモリーバックアップ用電池は切れていないようです。
 今回、将来的に自分で交換する場合に備えて裏ブタを開けて内部を確認することにしました。本体を裏返すときに鍵盤やジョイスティックに重量がかかるとよくありませんが、キャリングケースの発泡スチロールがちょうどいい土台になってくれます。

+ドライバーで10個ぐらいのねじを外して持ち上げると浮き上がりますが、そのまま持ち上げ続けると配線を切ってしまう可能性があるので、少し持ち上げたら次は本を開くような動作で

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このようになり、見てすぐわかる位置にありました。どうやらソケットもどきの金具(タブ)に半田付けされている様子。35年前の電池が切れてないわけがないので、誰かがどこかの時点で交換したはずで、それがいつかわからないのでこれもいつまでもつかわかりません。今交換してもいいが、プリセット音が消えるかも.....ということで、今回は位置確認だけで終了しました。

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DX-7はふたを開けても直接電池は見えず更に基盤を外して裏返さなければならないそうですが、DW-6000の場合は作業しやすい配置ですので、もし電池が切れたら自力でソケット化もできそうです。
電池は替えればいいが、電解コンデンサがよく生き残ってますね.....経年変化も見越して回路設計してるんでしょうけど。

 次はDX-7 Ⅱの裏ブタも開けてみます。こちらは電池切れは確実なので、できればソケット化したいところ。

 余談ですが、DW-6000の電池交換と言えば世間ではG-SHOCKのこととしか思わないようです。当然か....

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Posted at 2021/12/12 07:36:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 機械いじり | 音楽/映画/テレビ
2021年08月02日 イイね!

太陽光発電実験

太陽光発電実験 防災のために大型バッテリーとソーラーパネルを購入して実験してみました。むろん遊びにも使えます。Jackery ポータブル電源1000(278400mAh/1002Wh )というものにソーラーパネル1枚をつなぎます。太陽の方向に向けるとほぼ定格(100W)の発電、太陽が雲に隠れると20W位に低下して変動が予想以上に激しいです。

 このバッテリー、定格100Wのソーラーパネルを2枚つなぐことができます。そこで更に追加購入して試してみました。正確に太陽に向けるとほぼ定格どおりに発電することは確かめていますが、今回はほぼ真上向きで120W程度、太陽が雲に隠れると2枚でも20Wくらいに低下しました。体感的にはあたりが暗くなったわけではなくても変動が激しく、パネルから直は難しくて間にバッテリーを挟んで晴れてる間に充電、曇ったら放電という使い方をせざるを得ないでしょう。(なお、パネル単体でもUSB端子がありスマホ充電くらいなら問題なし)

再生可能エネルギーといいますけど、ガソリンで発電するのと比べると安定性にはかなり難があるようです。(知ってはいましたが、やってみると予想以上ということ

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Posted at 2021/08/02 21:12:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 機械いじり | ビジネス/学習

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「[整備] #フェアレディZ リアデフオイル交換(80300km) https://minkara.carview.co.jp/userid/946290/car/2356657/6947471/note.aspx
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