(千葉県 佐原 頭白上人入上塚にて)
車を使って関東平野北部辺りの仕事に行き、ついでに古墳や美術館などを探訪するスタイルが出来上がっています。車の場合は電車等に比べて自分の足であちこちを訪ねる感覚に近い、気の赴くまま行先を決め、また気分次第で予定を変えたり、予定外の発見があったりします。
昨日は(千葉県香取市)栗源での仕事の後、
香取神宮に向かう途中で発見がありました。走っていると林の中に塚のようなものがあって石碑が立っているのが偶然見えました。古墳かな?しかし
ナビ上の標示はない。少し進むと何やら看板らしいものがある。これは走っているドライバーに見えるようには立てられてない。
あっというまに通り過ぎました。しかし、
昨日はなぜか素通りしてはいけないような気がして、30mくらいバックして戻ると
頭白上人入上塚駐車場とある。
看板にもありますが方墳です、しかし3段になっている感じは携帯カメラではとらえきれませんでした。ここに書いてあるような
入定の話、特に
生きている間鈴を鳴らす話を小学生のころ同級生から聞いたような記憶があるんですね。もしかしたらこれが起源だったのか?
調べてみると、即身成仏にあたり「鉦の音が聞こえなくなったら入定したと思ってくれ」ということが多いそうですが、とにもかくにも、たまたま車で通りかかってたまたま気がついたことで、小学生時代にちょっと意識が戻ったり、即身成仏について思いをはせたりという時間が持てたわけで、こういうのも車ならでは、
ワインディングでのコーナーリングだけが醍醐味ではありませんね。
(電車できてたらこの塚には絶対に来てない)
なお、妊娠中の女が、旅の途中で賊に殺される。女は幽霊となって毎晩団子屋へ団子を買いに来る。不審に思った人が後をつけると女は薮の中に消え、横穴の中で子供が泣いていた。穴の中で生まれ育ったので、頭の毛が真っ白だった。この子は寺で養育され、後に頭白上人といわれるようになった、という話もあります。
そのほか、香取神宮での砂富士塚?とか、いろいろ発見がありました(フォトギャラりー:https://minkara.carview.co.jp/userid/946290/car/796726/2668065/photo.aspx)
Posted at 2011/07/05 21:42:00 | |
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