
昨日(26日)埼玉県寄居町を探索して山の中の小社などを見ましたが、その後で
鉢形城跡に立ち寄りました。この時期暑すぎず気候が良い、広々とした公園になっていて鉢形城歴史館が整備されています。堀なども明瞭に残っているのですが、どこまでが復元されたものなのかはわかりませんでした。城内には諏訪神社があります。
鉢形城は、文明8年(1476)関東管領(かんとうかんれい)であった山内(やまのうち)上杉氏の家臣長尾景春(ながおかげはる)が築城したと伝えられています。後に、この地域の豪族藤田泰邦(ふじたやすくに)に入婿した、小田原の北条氏康(ほうじょううじやす)の四男氏邦(うじくに)が整備拡充し、現在の大きさとなりました。関東地方において有数の規模を誇る鉢形城は、北関東支配の拠点として、さらに甲斐(かい)・信濃(しなの)からの侵攻への備えとして重要な役割を担いました。
天正18年(1590)の豊臣秀吉による小田原攻めの際には、後北条氏の重要な支城として、前田利家・上杉景勝等の北国軍に包囲され、攻防戦を展開しました。1ヶ月余りにおよぶ籠城(ろうじょう)の後に、北条氏邦は6月14日に至り、城兵の助命を条件に開城しました。(寄居町HP)
関東平野もあちこち探索して古墳や富士塚(江戸時代)を見てきましたが、時代的には武士関係はまだ押さえていない、まずは平将門などの平氏、そして鎌倉時代に畠山重忠、また南北朝時代にもつながる新田義貞の太田城、そして室町幕府下での秩序から戦国時代に入り、豊臣秀吉の小田原攻めに関連した攻防など。まだまだネタ尽きずといった感じです。
フォト:
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Posted at 2012/06/27 22:46:16 | |
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