ひがしかぜのブログ一覧

（立ち寄った筑波山神社）

　そろそろ車ネタ。

　今回の探索の最終日、天候が予報では雨だったのが晴れたので筑波山に行きました。

　表筑波スカイラインと筑波スカイラインをまとめて、筑波パープルライン、ここを久しぶりに走って水温１００度超。ＣＲ－Ｚもサーキットではもう物足りない感じになってるが、ワインディングでは結構遊べます。しかし、パッドはまだ残ってるのに近頃よく啼くしタイヤの溝もそろそろマズイ。

　サーキットならフェアレディＺくらい導入か？　ワインディングや探索考えると大きな車より引きしまった感じのほうがよい、４人乗ることがないなら２シーターのほうが剛性高そうですが。

　近くに富士山（富士塚）があったのを見逃したのは不覚

（陸平貝塚の「陸平研究所）
　
　今回の探索で霞ヶ浦周辺の貝塚２か所に行ってきました。鹿島・香取地域でも貝塚は多く、縄文時代には海水面が現在より高かったので水田は当時海で高台が海岸線近くだった、そこに貝塚と古墳があるという構造でしたが、ここでも同様のようです。
　　霞ヶ浦自体がもともと海で利根川流域のこの地域は似たようなもので現在でも標高は低いです。津波や海水面上昇の影響は大きいでしょう。

　さて、一つ目は美浦村の国指定史跡「陸平貝塚」。ここは明治12年に、当時東京大学の学生であった佐々木忠次郎、飯島魁両氏によって調査が行われ、日本人の手による初めての発掘調査が行われた遺跡として歴史に名を残しています。ここで本格的なカメラを携えた高齢者集団に遭遇しました。

　もう一か所は土浦市の上高津貝塚。「古代のみち」という企画展をやっていて、古代の東海道駅路いつての展示やってました。縄文式土器って装飾が豊かなイメージがありましたが、ここで製塩に用いた土器があってまるで弥生式のようにシンプル、こんなのもあるんだと思った次第。

　貝塚といえば、以前に加曾利式土器で有名な加曾利貝塚に行ったことありますが、今回の陸平貝塚も“大物”だったようです。その後、土浦城と予科練平和記念館（阿見町）にも立ち寄りました。




フォト：https://minkara.carview.co.jp/userid/946290/car/796726/3507455/photo.aspx
フォト：https://minkara.carview.co.jp/userid/946290/car/796726/3508792/photo.aspx
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美浦村探索で「木原城」に立ち寄りました。ここは城址公園になっています。車で中の方まで入れるようなっていて駐車場有。

　縄文時代には海底だった水田地帯を見下ろす要地にあって、堀や土塀が良く残ってましたが、帰宅してネットで調べてみるとマニアは堀の底に降りて写真撮ったりしてる　ようですね。確かにそうすることによって城の軍事的な構造が体感できそうです。この城は曲輪、堀、土塁、どれもとっても広大、巨大で、これほどの中世城郭はこの近辺では他にはないのではないかとのこと。私はまだそこまで城の研究に手を染めてません。


　城時期には応永年間説と永禄年間説があるが、現在見られる遺構は戦国末期のもの。

もともとは関東管領・山内上杉憲定に従って美濃から下向した土岐原左馬助秀成の江戸崎城の支城であると考えられる。永厳寺寺伝によれば、応永元（1394）年、近藤民部正利貞（利真）開基とあり、初代木原城主と考えられる。永禄五（1562）年、江戸崎城の土岐治英は木原城を修築し近藤義勝（利勝）に守らせた。これは治英と小田城の小田氏治との同盟により、佐竹氏と対立する立場になったためで、現在にいたる木原城はこのときに完成したものと見られている。

東戦記によれば天正二（1574）年、小田氏に属していた江戸崎監物が佐竹氏に寝返り落城、天正十一年（1583）年には再度佐竹氏・芦名氏に攻められ落城。最後は天正十八（1590）年の小田原の役で、北条氏に荷担したために豊臣方についた佐竹義宣に降伏開城し、江戸崎城に入った佐竹一族の芦名盛重の領土となった

 フォト：https://minkara.carview.co.jp/userid/946290/car/796726/3507450/photo.aspx

(霞ヶ浦のほとりの水神宮）

　去る４月２３～２５日に茨城県美浦村を探索しました。鹿島・香取神宮の地域や“水郷佐原”などは何度も訪れていますが、この地域に数日滞在するのは初。

　初めは筑波サーキットや筑波山が近いというイメージだったのが実際には結構離れていたので、村内の古墳を探索しました。まず、村指定史跡「白旛石尊古墳」が“工場敷地”内にあり、しかし現地ではゲートの外で見学自由で敷地内という感覚はありません。墳頂は公園風に整備されていたのはちょっと意外。この近くの「木原根火山遺跡」にも行ってみたのですが、方墳のところまでは行きませんでした。
　　
　

　更に霞ヶ浦ほとりに「黒坂命古墳」を偶然見かけて立ち寄りました。以前にも見たことがあるのですが墳丘ギリギリのところの境界線の杭はちょうど墳丘だけが公有地なのではないかと思われます。
　

　今回の探索では神社や陸平貝塚、木原城址にも行ってきたので古墳はこれくらいだったのですが、じつはもっと多くの古墳があるようです。木原白旗古墳群の古墳も愛宕山古墳などあり他にも山王山古墳などあったようです。しかし古墳全部めぐるつもりならあらかじめ調べていかないと無理そうです。というか物理的に無理、陸平貝塚近傍の山の中にも多数あるようですし。


　

フォト：https://minkara.carview.co.jp/userid/946290/car/796726/3507446/photo.aspx
フォト：https://minkara.carview.co.jp/userid/946290/car/796726/3507455/photo.aspx　

（埼玉県川越市久下戸の氷川神社）

　去る４月１７日に川越市久下戸の氷川神社で富士塚を目撃しました。以前にもこの地域に来ていますが、その時は駅から徒歩で氷川神社には立ち寄らず、今回は車で移動中に神社らしきものが見えたので立ち寄ってみました。

　富士塚は車を止めた鳥居のところのすぐ左にあったのですが、はじめは気が付かずに本殿までいき、その近くで力石を発見、振り返って戻ってみると盛り土のようなものがありよく見ると富士塚でした。

　
　

　富士塚の脇には「寛保二年大洪水、水位」碑があり、この水位が富士塚の高さにほぼ合致するように見え、それは正しかったのですが水位自体が推測によるものでした。

　その昔、この水位標のところまで大水が出たことが書かれているのですが、そもそも当地の偉人である奥貫友山の『翁大水記』の中に、奥貫家縁側及び氷川社石灯籠を典拠に水位を記録した箇所がありました。
これをもとに、川越市教育委員会が実測したところ、寛保2年（1742）大水の洪水位は標高9m50cmで、氷川神社境内にある富士塚の頂上がこれにあたると推定しました。
このことを永く後世に伝える為に、記念の碑を建立したそうです。

フォト：https://minkara.carview.co.jp/userid/946290/car/796726/3500124/photo.aspx