ひがしかぜのブログ一覧

　先日、泊りの仕事の帰りにさきたま古墳公園に立ち寄りました。丸墓山古墳に登ると空気が澄んでいて富士山がよく見える。ここには何度も来ていますが霞んでいて富士山は見えていませんでした。距離は戸田橋と同じくらいの110km. １５０－２００ｋｍくらいのところから見えたらちょうどいいんですが。

　鹿嶋・香取地域遠征の帰路に筑波山によりましたが、駐車場付近で休憩しただけで山頂には行かず。その後群馬県舘林方面に向かう途中で加波山神社を初訪。ここには山岳信仰があるのですが、いろいろと混乱している様子です。訪れたのは本宮ですが、

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　山頂に鎮座する加波山権現は国史見在社の三枝祇神社に比定されているが、当初から3社であったのか、それとも3社に別れたものであるのかは不明。近世には管掌する別当寺院を異にする本宮・中宮・親宮として、それぞれが異なった由緒を持つ宮寺一体の形態とされていたが[1]、明治の神仏分離によってそれぞれ神道専一の神社として成立した。なお、現在親宮は本宮の管理下にある。

本宮　中宮　親宮　

　加波山の山頂及び山頂付近には3神社の本殿と拝殿がそれぞれ独立して鎮座し、祭礼も別々に行われており、麓にはそれぞれの里宮もあるが、山頂付近や西麓の桜川市長岡には3神社の里宮が近接していることから、それぞれの社殿を間違えてしまう参拝者や登山者が多いという。
　　この3神社は独立した存在であって、寺院時代にはそれぞれ本寺を異にし、寺領を廻っての相論を起こしたりもしていたが、信仰内容に目を向けるとそれぞれが独自の信仰体系を持つ訳ではなく、以下に見るようにほぼ共通するものとなっている。また、加波山権現の3神社（寺院）鼎立についてその起源は不明であるものの、熊野修験による三山信仰（熊野三山）の影響も考えられ、または後述する近世初頭まで筑波山の一枝峰の地位に留まって独自の信仰を確立し得なかったがためにこれを統合する権威を持ち得なかった事に起因するとも考えられている。

-----------（Wikipedia 加波山信仰）----------

　　実際に訪れたのは、麓の桜川市に固まっている３社ですが、まず加波山神社本宮、加波山普明神社、加波山総鎮守　加波山神社　と称するもの　　このうち総鎮守の社殿は新しく豪華で境内の石碑には個人的にいくら使ってこの神社を建てたとか掘ってあり、伝統的な神道というより新興宗教的な香りがします...... 調べても詳細出てこないのですが、いろいろな意味で分かりにくい加波山信仰です。

フォトギャラリー　茨城県桜川市の探索

　

  今回の鹿島・香取地域探索の大きなイベントが宮中野古墳群リベンジです。鹿島神宮の近く、霞ヶ浦を見下ろす台地にある古墳群ですが、2012年にそのうちの一つ夫婦塚古墳を訪問（https://minkara.carview.co.jp/userid/946290/blog/27252616/）2013年には古墳群の北側地域を探索しています（https://minkara.carview.co.jp/userid/946290/blog/30216583/）。今回は気温も下がってきたことだし南側も探索する計画です。

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　日本で２番目に大きい湖である霞ヶ浦，その霞ヶ浦水系である北浦は面積３５．１６㎢を誇り，関東の水甕ともいうべき湖です。この北浦に面した台地上の縁辺部には多くの古墳が造られており，鹿嶋市内だけでも約４００基（横穴墓や消滅した古墳も含みます。）あります。こうした古墳群は，当時北浦を帆走する船上から臨まれ，その威容を誇ることを意図していたのではないかと思われます。古墳の名称

中でも鹿嶋市宮中の宮中野地区に所在する　“ 宮中野古墳群 ”は，茨城県内でも最大規模の古墳群で，前方後円墳１６基，帆立貝式古墳２基，長方墳３基，円墳１１０基の古墳を有しています。そして，対岸には宮中野古墳の規模に匹敵する大生古墳群（潮来市）があり，古代，経済基盤である北浦文化圏の水田地帯を巡って豪族たちが争っていたことを彷彿とさせます。
（鹿島デジタル博物館　http://kashimashi.info/bunkazai/?page_id=2885）
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　浄水場に隣接してある夫婦岩古墳駐車場に駐車して徒歩、まず浄水場の外柵を反時計回りに進んでいきます。前回も見た古墳や古墳らしき盛り土などを確認しながら畑や藪の中も進んでいきますが、いかにも発掘現場のような掘りこみを発見しました。

　調べてみると、実際発掘現場だったようです。これでしょう。

宮中野古墳群：５５棟の集落跡発見　鹿嶋　／茨城

毎日新聞　2015年07月31日　地方版

　鹿嶋市宮中の「宮中野（きゅうちゅうの）古墳群」を発掘調査している県教育財団は２９日、同古墳群では初めて竪穴建物５５棟の集落跡を発見したと発表した。一般を対象にした８月１日の現地説明会を前に報道陣に公開された。
（http://mainichi.jp/feature/news/20150731ddlk08040090000c.html）

　更に探索していき大塚古墳も脇も通りましたが、確認はできなかったがいかにも古墳のような地形も散見。しかし、小さな古墳の殆どは藪や林の中に沈んでいると思われます。

　更に南側に入っていくわけですが、林のなかの遊歩道だったり藪をかき分けたりと進んでいっても、どれが古墳とはわからない。整備されたところでは稲荷塚古墳や千年塚も訪れました。

　　また、坂を下って天狗党の墓まで行きましたが、ここは数年前に車で登ってきて、引き返せなくなりそうでここでぎりぎりUターンしたところでした。道幅や車高を考えるとそれが正解だったのですが、ようやく全体像がつながりました。

　↑のような道でこれが更に藪に覆われているところもありますから、CR-Zではムリでした。
　今回の探索ではEOS６D＋ 28-300 カメラ内蔵GPSは後々の整理にも有効です。

フォトギャラリー：宮中野古墳群の探索　(1) (2) (3) (4)

　

今回の鹿島・香取地域の探索で、潮来市に宿をとっていたのですが、毎回探索の時に通る日の出地区の道路、これは震災後の探索で液状化でかなり凹凸があるところや電柱の傾きも目撃しています。その後も数年間凹凸のあるままでしたが、今回工事中でようやく修復されたようです。

　数年越しで現地を観ていると情報だけの場合に比べて実感在ります。まだまだ時間はかかるようです。

　






工事続く潮来・日の出地区　液状化対策　道半ば（茨城新聞　2015.3.13）

東日本大震災から4年が経過した。地震による液状化の被害が大きかった潮来市日の出地区では連日、対策工事が続いている。市は国の復興交付金を活用し、2015年度末の完了を目指して地区内の地盤強化などの工事を進めている。一方、急ピッチで進められる工事に対し、住民からは住宅や敷地への影響を指摘する声も上がっている。9日に初登庁した原浩道市長は工事を慎重に進め、施工管理や住民の相談などに対応する「復興工事推進事務所(仮称)」を4月1日をめどに設置する方針を掲げた。

「潮来はまだまだ復興の途上。道路工事が続けられ、家の門は傾いたまま。この4年、何も変わってない」。日の出地区の中でも被害が大きかった日の出5丁目に住む寺島都喜枝さん(81)は現状について話した。

自宅周辺は連日、市が進める対策工事の重機が稼働し、トラックが行き交う。その中で、傾いて亀裂が入り、門や駐車場も被災当時のままの住宅も少なくない。

震災から半年後、寺島さんは避難していた都内の長男宅から自宅に戻った。震災後、夫は体調を崩して高齢者施設に入居し、今は1人暮らしという。

「自宅周辺でずっと工事が続いている。至る所通行止めで、ぐるぐると回り道をしないと自宅に帰ってこられない。ストレスを感じる」と訴える。

時間帯によって通行止めの箇所が変わる場合もあり、出掛けるときに通れた道が帰りには通れないこともある。つえをついて歩く寺島さんにとって、でこぼこの道はこたえる。「とにかく、しっかりと工事をしてもらいたい。ついのすみかとして選んだ場所が、いい街に生まれ変わることを願っている」

市は、約225億円の復興交付金を受けて、液状化を防ぐ地下水位低下工法による地盤強化工事を進める。3月末時点の進捗率は60%になる見通し。

原市長は9日の就任会見で、15年度末に対策工事が終わらない可能性にも言及しながら、慎重に工事を進める方針を示した。新設の推進事務所には、土木関係の専門職員を配置し、ワンストップで住民の苦情や相談に応じる態勢を整えるという。　(黒羽根勝弘)

　　

2015.10.19 Daryl Hall& John Oates 武道館公演　　ポール・マッカートニー以来の武道館になります。　ホール＆オーツはヒット曲が多くいくつか聴き覚えもあり、更にベスト盤とようつべで軽く予習。
　当日は前回と同じく銀座付近に駐車して徒歩で向かいました。会場30分くらい前につきましたが、ポール・マッカートニの時のような群衆はおらず、でもあの時が異常だったのだろうと思います。全席指定だから開演に間に合えばいいわけですし。今回は武道館の地下で夕食となりました。

　２階席の後ろの方、ここからアリーナ席が見えて、ポール・マッカートニの時には自分はあの位置にいたとわかりました。武道館自体わりと小さめだから後ろの方でも東京ドームの前の方と変わらない。しかし、やっぱり相当小さく見えます。撮影は殆ど無理。

　ほぼ予定どおりに開演。予習してたら、ほとんど聴いたことのある曲でしたが、当時の録音です。今回　Maneater で始まった待った時にはそれとは違う感じがして歳とったのかなぁと思ったものの、だんだん良くなり盛り上がる印象、saxのソロもよかった。HR/HMのライブとはまた違いますね。透きとおって気持ちがいい感じ。サウンド的な不満は今回はありませんでした。

　観客はけっこう中年女性らしき集団などいて、思うに８０年代の“ディスコ" で　Maneaterなどを聴いてゐた面々でしょう。私の席の後ろの方で若いのがずっと評論めいたおしゃべりをしているのは、これはありえないだろうと、これも日本人ですな、勘弁してほしい。そして私の左隣の隣の男性が終始うつむき気味で醒めていたのも、よくわからんかったが。

　次は来月頭の　Whitesnake 横浜アリーナ、whitesnakeもよく聴いていたけどライブには行ったことなし、これはアリーナ席15列目くらいが取れているので期待できます。

フォトギャラリー：2015.10.19 Daryl Hall& John Oates 武道館