
宇宙ネタも長年にわたりくすぶっていますが、一度ちゃんと勉強して宇宙論を数式で理解したくてテキストも入手しています(既出ー
シリーズ「現代の天文学」) そのためには大学の物理・数学が必要ですが今は準備段階として高校レベルの復習をしているところです。そこは地道に自習するしかない話ですが、今回は相対性理論の例のアレ「光速度不変」を(心理的に)受け入れるには、という話です。
自分に向かってくるランプの光も自分から遠ざかるランプの光も速度は同じなんです。あるいは自分がランプに向かっていっても遠ざかっても同じ。これは事実だから仕方がありません。
直観的には??かもしれませんが、光というのは物質の媒質はなくて空間の性質によって進みます。その
空間は物質ではないので「観測者と空間の相対速度」というものは無い筈です。すると異なる観測者はそれぞれ自分からみた空間に物理法則を当てはめた世界(より科学的には座標のとり方という話)が見えることになりますね。そうすると、お互いに運動している2人の観測者がある光を観測しても光速度は同じになる筈です。
でもなんでもアリではなくて、物理法則は誰にとっても同じです。でも
同じ現実という幻想は捨てなくてはなりません。それで“相対性理論の気持ち悪さ”はなくなると思いますよ。
「異なる観測者は同じ物理法則が描く異なる現実の中にいる」
この世界観が「光速度不変」さらには量子論の世界を直感的に受け入れやすくするのではないかと思います。ただし、これは諸々のことを納得しやすくするには..... という荒い話であって、こういう理解でいいのかは専門家に訊いてみたいところではあります。
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相対性理論には何の矛盾もないんだよという話は
『相対論の正しい間違え方』松田卓也、木下篤哉
がわかりやすいです。
Posted at 2025/03/18 07:58:28 | |
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