安倍晋三首相とトランプ米大統領が6月7日に米ワシントンのホワイトハウスで会談することが決まった。同月12日の米朝首脳会談再設定に向けた協議が進む中、日米が対北朝鮮で緊密に連携していることを打ち出す。首相は米朝会談直前にトランプ氏に在韓米軍の撤退など安易な取引に応じないようクギを刺す一方、拉致問題解決への協力を念押しする考えだ。
会談は4月18日以来で、1カ月半後の開催は異例。6月8~9日にカナダで開かれる先進7カ国(G7)首脳会議の合間での会談も模索したが、ワシントンのほうが時間的余裕があり、深い意見交換ができると判断した。G7前に対北で「日米一致」を打ち出し、G7全体で足並みをそろえる狙いもある。
米朝首脳会談の再設定に向けた調整は予断を許さない状況にある。米国が目指す「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」をめぐる北朝鮮との隔たりが背景にあるとみられるが、成果を急ぐトランプ氏は北朝鮮の「核軍縮」でお茶を濁しかねない。
また、トランプ氏が、北朝鮮が求める在韓米軍の撤退に安易に応じれば、東アジアの軍事バランスは大きく崩れる可能性がある。このため、首相は確実なCVID実現に強い期待感を示すとともに、「リビア方式」を進化させた「トランプ方式」を推し進めるべきだと伝える考えだという。
拉致問題でも、トランプ氏は解決の重要性を理解していると明言しているが、不安も残る。5月28日の日米首脳による電話会談後の米政府発表に拉致問題への言及はなかった。米国内では「トランプ氏にとって拉致問題の優先順位は低い」との指摘が出ており、首相はトランプ氏に米朝首脳会談で拉致問題解決を迫るよう重ねて要請する考えだ。(田北真樹子)
安部ちゃんも一生懸命やっているじゃん。日本としては表舞台に立たないで米国の後ろから背中を突いていればいい。ただ、拉致問題は難しいかもなあ。米国も交渉を自分のペースで円滑に進めたいだろうし、北のバカ大将にすれば拉致問題は高値で日本に売りつけたい目玉商品だろうし、そうなると米国も「筋道だけはつけてやるから後は日本が直接交渉すれば、・・。」と言うことになるだろう。まあ、何よりもまずは米朝交渉の結果待ちだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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2018/05/31 12:30:02