元大阪府知事の橋下徹氏が27日放送の日本テレビ系報道番組「ウェークアップ!ぷらす」(土曜・前8時)に生出演した。
番組では、京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオの放火事件を特集した。青葉真司容疑者(41)全身にやけどを負って救急搬送され、意識不明となっている。今回の事件について橋下氏は「正直言ってどうすべきがわからないですし、責任能力の問題もあるし、裁判にもなっていないので確定したことはこの容疑者には言えないですけど」とした上で「一般論として、悩んでいる人をしっかり支える社会システムを必要なのは当たり前のことです。誰もが言いますけど、でも本当にやむを得ず自暴自棄になってどうしようもないっていった時には、僕は一人で死んでほしいですよ」とコメントした。
さらに「一人で死ねっていうことが批判的に言われましたけど、社会で支えるいろんなシステムを作るのは当たり前なんですけど、最後にどうしてもっていうときには、自分の命は人に迷惑かけずに自分で絶てっていうことは、教育でやったからってこの犯人が止まるとは思いませんよ。でも、社会でこういうことは言い続けるべきだと思います」と訴えた。
この意見にスタジオでコメンテーターとして出演した三輪記子弁護士は「一人で死ねっていう先生の発言にはまったく賛同はできなくて、今回の被疑者がそういう風に思っていたのか、まだわからないですし」と反論した。これに橋下氏は「一般論としてっていう意味で言っているんでね。まだこの容疑者に対して裁判も確定していないけども、じゃぁ一人で死ななければどうするんですか?他人を犠牲にしていいんですか?」と問いかけた。
三輪氏は「他人を犠牲にしていいとは一言も言ってないですけど」と返したが「じゃぁ他人を犠牲にするなっていうことは一人で死ねっていうことじゃないですか?そこをごまかしちゃダメですよ。社会はそういう規範意識を醸成して、自分の命を絶つときは絶対に人に迷惑をかけるなっていうことを社会がそういう風にしていかないと、きれいごとばかり言ってもダメですよ」と橋下氏は持論を展開していた。
どんなトラブルがあったのか、被疑者の精神状態がどうだったのか、そういう点は全く分からんけどそれにしても悲惨な事件だったよなあ。将来に目標を持って一生懸命生きている人たち34人の命を一瞬で奪ったんだからなあ。ここで言っている人たちも弁護士さんなんだから紛争解決手段を周知徹底してこういうことが起こらないようにしてほしいけどどんなに手を尽くしてもやはりやる奴はいるんだよなあ。一人で死ねと言っても他人を巻き込むやつは後を絶たないだろうし、自分が自暴自棄であることを認識できればまだしも正常でこうしたことは起こさないだろうし、警察に予防拘束権をとか言うと不当に弾圧されるなどと言う話になるだろうし、でも何かしら考えんといけないよなあ。とにかく改めて亡くなった被害者の方の冥福を祈る。
Posted at 2019/07/27 11:27:57 | |
トラックバック(0) |
その他 | 日記