GRヤリスの発表会に行って以来・・・
やっぱり日本の4WD競技車両のこれからを担う車両なので確認をしておかないと、という事でRZに乗ってきました。
試乗はうちから近いGRガレージさんのところ・・・
電話で試乗予約をしたところ通常の試乗車と違い、OPパーツが取り付けられているとの事でそれをえらく気にしていたな・・・
(お客様から怒られる事もしばしばあるらしい)
私のiQだとリップを擦る可能性大なので裏口から入り、正面に駐車させて頂きました。お♪ 奥に見えるのが試乗車か?
中に入り”約束より少し早いんですがGRヤリスの試乗予約をした○○です”とおねーさんに・・・
え?違うのですか?お隣の二階・・・
失礼しました~
と💦
おお♪
らしいじゃないですか♪(左側にはカウンターとSUPPRAと86が鎮座)
書類を書いて試乗車に行き、エンジン始動。暖気の間に調べたいところを確認しながら写真を撮らさせて頂きました(アルバムに載せますね)。
今回の試乗の趣旨と私の身分を明かしてご協力をお願いしましたが快く受けて頂きました。ありがとうございますm(__)m
OPはタワーバー、サイドバー付き定員乗車ロールケージ、グラヴェル仕様LSDセット(Fr:1WAY、Rr:1.5Way素組)、マフラー。
LSDとロールケージ組み込み仕様は私にとってはありがたい仕様。
ヒューズBOXの作業性を確かめる・・・
う(-_-;) タワーバーが付くと開閉ができないじゃないか?
ロールケージ装着には苦労を想像させてくれるような収まり方💦
シートそのものは流石に紡織さん、良いですね~
シフトフィーリングもショートで剛性が高くて良い感じ。
電スロなのに良いレスポンス
4000rpm少々しか回していないけれどトルクのツキ(足の裏のレスポンス)も申し分なしかな。
ここから私の本当の感想(競技者として使うなら)。
まずはポジション。
ブレーキペダルとアクセルペダルの段差が大きい。少々ペースを上げて走る程度のブレーキの踏み込み量では踵がアクセルペダルに届かない。厚めのゴムで段差を揃える必要性があります。
途中でヒールアンドトウは諦めて、飛ばしシフトダウンや左足ブレーキを使うようにしました。逆にこの操作はやりやすかったかな。
サイドブレーキレバーがEvoⅩと同じで助手席側にあるので利かせにくいかな?と思ったけれどフットブレーキと併用させればノーマルでもOKでした。
問題はシートの高さや角度のフィッティング。
サイドブレーキターン(特に左)が苦手な人の場合、左ひじがシートのショルダに当たって引き切れていない時があるんです。これ、シートを下げれば下げるほど顕著になるんです。あとは力の入る肘角度が取れるかどうか。左ターンの時は体が右に寄るので尚更その傾向が強まるのです。
ハンドルの距離と高さ、サイドブレーキを効かせられる角度、ペダルまでの距離とアクセルペダルの高さ、これら全てのつじつまを合わせて探るのが競技車両におけるドラポジの造り方。窮屈なようで実は一番疲れなくて危険回避もできるポジションなんです。
旋回性についてはやはりLSDセッティングが甘い分4WDの美味しさが出ていなかったな~
スロットルOFFでリヤの作動制限があった方が振りだしやすいので1.5WAYが好みなのですがどの走行モードを使っても機械式LSDの味が解らなかったんですよ。
センターデフが多板クラッチ式だからかな?RCを使って競技車両を造る時のポイントがモードとLSDのセットアップにかかってくるな?と思った。
(感じた事はGRガレージスタッフさんに伝えた)
Frグリル横にはFrブレーキ冷却用の大きなダクトが口を開けていますが吹き出し口にはちょっと疑問。ただ、吸気ダクトの形状がかなり効率よい形なのでそこそこの速度ならば大丈夫なのか?とも思ったりして・・・
整備性が無茶苦茶悪そうに思える。iQ以上?
一般ユーザーさんならば業者任せで良い場合があるからなんともだけど、競技実戦車両となったら実サービスタイムが成績に関係してくるからね~
大がかりな整備設備がないとスムーズなセッティング&チューニングは無理っぽいな。
長々と書きましたが、良い勉強になりましたよ。トヨタさんにしては珍しい(失礼!)くらいに最初から刺激的で楽しい車ですね。
595COMPETIZONONE、メガーヌRS、Air Repair iQみんな同じ乗り味なんですがGRヤリスも同じ類の味。方向性が同じだから同じようになるのか(笑)
帰りはちょっと銀行に寄って記帳・・・
MINICON-PRO Ver2へのFORTE処理、効いているな♪
加速感が滑らかなんですよね。
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試乗 | 日記
Posted at
2021/02/24 19:48:17