昨日 ターボホースを MOCALのシリコンホースから 純正に戻したわけですが、高速巡航・一般道・山坂道走って その違いがわかったのでレビューします。
まあ 一般的に言ってチューンするよりデチューンするほうが違いがわかりやすい。
普通だと 純正⇒太い社外ホース の流れとなるのを 僕は逆です。
なんせ BRABUSを純正ルック仕様にしているのは おそらく世界中で僕だけだと思います>(^^;;;
・・・と話がそれました。
では ターボホース(インタークーラーに行くやつと返ってくるやつ)がどれくらい太さが変わるのか?というと 写真を見れば一目瞭然です。
純正
MOCALシリコンホース
ブルーのやつです
ぜんぜん違うでしょ
MOCALのパーツ単体写真
正確では無いですが ザクッと上側のホースの内径だけ比較すると
MOCALが44Φ 純正が34Φ 面積比でMOCALは1.67倍あります。
実際の空気の流入量はフランジ径とかいろいろ影響するんでしょうけど
さすがにここまで径が違いますと 乗り味がかなり違います。
最初に結論を言うと 低回転領域では純正のほうがトルクフルでレスポンスも良いんですが、上のほうでのパンチ力はMOCALのほうが迫力があります。
MOCALは下が無くなって上でパンチがあるので、純正⇒MOCALに換えた場合は「すごく速くなった!!」ということになりそうです。
・・・・が 話はそんなに簡単じゃないので シーン別の各論を記します。
高速巡航・一般道
流れに乗る~流れを若干リードするくらいのペースだと 純正のほうが圧倒
的に乗りやすいです。MOCALだとシフトダウンだったシーンでも6速のまま
加速しても問題ないことが多いので走りやすい。
山坂道
回転が落ちるコーナーの立ち上がりは純正のほうがレスポンス良く良いん
だけど、4500rpm越えてからの迫力はMOCALしかも伸びもいい。
ただし体感は結構違うんだけど 到達スピードの差は体感ほどは違わない。
一番違和感があるのは4500rpm越えた領域のレスポンスがMOCALに比べる
と純正は鈍いです。バックタービン音も純正はおとなしくなります。
スマローオーナーのほとんどは純正のままのほうが幸せになれると思います。
・・・少なくともBRABUSの水冷インタークーラーコアはシリコンホースに換えるとコアがミッションケースに当たるのを防ぐ方法に頭を悩ませることになります。
ただ 高回転の魅力もあるんで いずれ 外したMOCALをFRP加工で強化して装着してみようと思います。(^^;;;
Posted at 2020/04/29 19:10:55 | |
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