デンマークからの部品が届いたのとリヤアクスルフレームのリジッド化で生じた問題が一応解決したので リヤアーム部品関係の作業再開
ブッシュ系モディファイの中ではかなり効果が高いと言われる リヤトレーディングアームブッシュの交換です。
1のアームがトレーディングアーム 4のブッシュを交換していきます。
投入するのは
Turner Motorsport Sealed Monoball Rear Trailing Arm Bushings (RTAB)
アルミのアウターケースがかっこいいモノボールベアリングです。
USA製とは思えないほど綺麗な仕上がりです。
今回のモディファイ いろんな難関を潜り抜けてきましたけどこれもかなり苦労しました。
いろんな作業の関係でセンターマフラーまで外してスッキリ
カバー系外してトレーディングアームブッシュマウントにアクセスできるようにします。
ブッシュマウントプレートは長穴が空いてるので とりあえず合いマークを入れておきます。 それとDSCの配線関係と、ブレーキホースの固定を外しておきます。
スプリングを外しておくことにしました。
ジャッキで圧力かけてスプリングを縮ませておいてからスプリングをバンドで固定しておきます。そうしないと純正のバネの自由帳が長いので取るのに苦労します。
すっきりしました。
バネとダンパーを外してしまえば このようにアームは自由になります。
ブッシュ外しとインストールには写真の工具を使いました。
パチモンの安いやつですが 十分使えましたけど・・・・かなりの圧力がかかるので自己責任でお願いします。
外すのはこんな感じ 純正ブッシュを外すのはさほど苦労は要りませんが 手が疲れます。
こんな感じで 外したブッシュは黒い筒の中に入っていきます。
ブッシュが外れたアーム
外したブッシュはひびとかは無かったですけどけっこう柔い感じでした。
フロントのロアコンブッシュがすごく硬かったのとは対照的です。
インストールに移ります これが死ぬほど大変でした。
こんな感じで入れていくんですが、アームの剛直な鉄に直径が全く同じなまくらのアルミを真っすぐ入れるのが大変でした。
サンドペーパーで角をとらないと入れていくことすら大変です。
すぐに斜めになってしまうので 少し入れては修正のためたたき出していく この作業が延々と続き・・・・・
真っすぐに入り始めたのが2時間経過後
5mmくらい真っすぐ入れば後は力業なんですが・・・・・
これがまた 傑作なくらいに硬いです 右手にまめができてつぶれますた。($・・)/~~~
何とかインストールできました。
逆側はコツをつかんで 30分ほどで作業 締めこむのも工具の組み合わせで比較的楽に!
入れてしまえさえすれば きっちりと精度の出たアルミケースがかっこいいです。
マウントプレートを装着して 合いマークの場所にセットして完了。
このブッシュの交換だけで 手には3つのまめができ 2つつぶれました。
ただ・・・油圧プレスでやるには トレーディングアーム自体を外さないといけないし 真っすぐ入れるのはやはり大変だと思われます。
これから やろうと思っている方へのアドバイス
部品のチョイスは アルミケースのものは大変なんで パワーフレックスとかの非金属系にしたほうが絶対に楽です。 (;^ω^)
Posted at 2021/02/17 06:07:34 | |
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