Z4Mの”ワンオフスタビブラケット取り付け部強化プレート”企画で作成した
このワンオフプレート
思えば
この事件から始まった。
この薄っぺらい鉄板を見てしまうと またボルト付け根が避けるのでは?と怖くて思いきりコーナー曲がれないよね
ということで ZなMの会で問題提起していたら
メンバーの
fockewulfさんがワンオフで補強プレート作成したという。
電話で話しているうちに 作成した図面から安価に作成できるところまで見つけたとのこと。
ZなMの会のメンバーさん限定で この強化プレートの賛同者を募集して
僕を含め9名がこのプレートを手にすることができた。
手にしたばかりのクイックジャッキのこけら落としでこの強化プレートの装着実施
少し厄介なのは この強化プレートはフレーム側にエポキシ接着剤で接着することで最大の効果を発揮するという事です。
まずはジャッキUP(^^;;;
作業しやすいように ホイールとアンダーカバーを先に外しておきます。
ブラケットを外すには13mmのディープソケットが必要です。
外れました 一見 フラットに見えますが・・・・
まず ボルトの先っちょが1mmくらい外に開いています。
プレートはボルト穴に対してタイトフィットに設計されているので入りません。
あわてず騒がず
ボルトに適当なパイプ突っ込んで強制します。
このボルトのついている鉄板1mmくらいのペラペラなんでボルトは曲がりません。
問題はこれ
下の銀色のヘラに対して スタビのブッシュの当たる部分が大きく凹んでいる。
(僕の個体はスタビは強化タイプなのにサスがノーマルで柔いので無理がかかっているのかも)
強化プレートはフラットなので これでは粘度がかなりある2液エポキシでも埋めるのは困難 しかも今回の作業は下から上へ接着するのでもともとやりにくい
当初はセメダイン社のメタルロックを予定していたんだけど 2液混合した直後はかなりサラサラで 硬化し始めてから固まるまでの時間が短く作業性が悪いので使うのを断念
代わりに準備したのが
ヘンケル社のロックタイト
右側のフィラー入りである程度下地を平滑にして 左側のやつで接着する。
安いのにミキシングノズル付きなので混合比を誤る危険性も低いです。
で まずは下地作り
強化プレートの接着面をワイヤブラシで荒らします。
これはアンカー効果を狙ってのこと
フレーム側は ブレーキクリーナーで脱脂した後に ワイヤブラシで荒らして
フィラー入りエポキシで凹んだ部分を均します。
エポキシ接着剤をプレートに大量に付けて接着するんですが
垂れないように養生テープで垂れ防止を忘れずに
さらに
接着した後に プレートとフレーム側の周辺をフィラー入りエポキシで固めます。
ほとんどの場所は肉眼で確認できないので手の感触で仕上げます。
少し不細工ですが 強化はばっちり
少なくともボルトがすっぽ抜ける危険性は回避できたと思います。
これで 再びZ4Mで思いきりコーナー曲がれる♪
今回の強化プレート作成のきっかけを作ってくれたfockewulfさんに感謝です。
Posted at 2020/09/28 19:48:30 | |
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