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2024年05月16日 イイね!

秘境ぶらり旅~南信最大の絶景展望台へ!

秘境ぶらり旅~南信最大の絶景展望台へ!








日帰りで行くプチ秘境ぶらり旅もいよいよ終盤です、全然内容がプチってないですが(汗

旧富山村を離れて今度は県道1号を北上して長野県南部南信へと向かいます。

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帰路についてはこんな感じとなってます。旧富山村から長野県天龍村に入り、阿南町を抜け、
そして最後の目的地となる大好きな下條村へ。その後は阿智村飯田市南部を経て久々に
国道256号を通って清内路峠を越えて、いつもの国道19号へ下りて名古屋へと帰ります。

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どうでもいいですが…我がアルパインナビ、事もあろうか下條村を「げじょうむら」と案内…(爆
タレントの峰竜太さんならブチギレる案件ですよ、ええ(笑



県道1号を北上して長野県に入ると最初に開けるのが天龍村の平岡地区になります。
時間があるので平岡地区にある浄心の滝に立ち寄りました。

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こちらは元々4段になった滝でしたが、現在は2段となってます。で、写真は最下段の滝。
これだけでも落差は20mにもなるのでなかなか大きくて見ごたえのある滝です。

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そしてこの滝の近くにはふと見上げると、旧飯田線の線路というか…橋脚があるんですが、
これ、今まで現役のJR飯田線だと勘違いしてましたが、旧飯田線の遺構でしたね(爆

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そう思うと何だか凄いですね、保存状態が良くて。相当古い橋脚だと思うんですけどね…。
特別鉄道ファンってワケでないですが、そういう歴史的背景を知ると興味が湧いてきます(^^;

ここの他にも周辺に旧飯田線だったであろう隧道や線路の遺構があちこちに見えてました。




国道151号へ出て北上し、下條村に入ったら親田高原を通って現阿智村の旧浪江村へと続く
林道を極楽峠に向かって上っていきます。そして極楽峠手前にある開けたスポットが…こちら!




な、なんじゃこりゃーーーー!!

…って、まぁ知ってるんですが(汗

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標高約1000mの高さからの展望はまさしくパノラマです(笑

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下條村の見晴山の斜面に設けられた極楽峠パノラマパークから望む約180度の大絶景です。


こんなぶっちぎりで天気の良い週末でこんな絶景にも関わらず誰もいないという、ね…(汗
いや、正直ここもあまり知られて欲しくない場所なんですけどね。地元民もあまり来ないそうで。

この日は風も穏やかで黄砂も花粉も飛んでおらず気温もそれほど高くなく雲もほとんど無い上に
翌日は荒天になる予報…荒天の前は上空が安定するので尚更山岳絶景の眺望には好条件!



何故ここが南信最大の展望スポットかと言いますと…地図を見るとわかりやすいですね。

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見ての通り、ここから北東部を中心に一切遮るもののないおよそ180度の開けた眺望があり、
一番遠いところでは100キロ近く離れた八ヶ岳山域の蓼科山まで肉眼でハッキリと見えます(爆

これはこの見晴山から約70キロに渡って天竜川を挟む伊那谷があるおかげなんですよね。
この広大な谷は左手にある中央アルプスと右手にある南アルプスの東西に挟まれた平地で、
飯田市内から諏訪湖まで続いているので見通しがとても良いんです。


同じように諏訪湖から甲府盆地へ続く甲州街道奥秩父山塊と南アルプスとの間の平地を
ほぼ一直線に通っているので諏訪湖から富士山まで100キロ近くあるにも関わらずよく見えます。

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諏訪湖の湖面からニョキっと現れる富士山が結構好きで、ここも頻繁に散策しております(^^;
ローソンと富士山のコラボとかってしょーもない景色で満足出来ない人にはオススメです(爆




そして、南アルプスに至ってはほとんどの主峰が見事なまでに一列となって望むことが出来ます。
唯一、甲斐駒ヶ岳だけはそれよりも大きな仙丈ヶ岳に隠れて見えませんが、その程度です。


わかりやすく位置と距離関係を見てみると…こんな具合です。

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南アルプスで遮られてますが、そうじゃなければ富士山も確実に望むことが出来たでしょうね(笑




このパークの近くには大きな駐車場があるのですが、この日のように誰もいない場合であれば
直接ここまで車で上ってくることも可能なので、愛車絶景スポットとしても最高です(^^)

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ちょうど左奥に蓼科山、そして右手に仙丈ヶ岳白峰三山の南アルプスをバックにパシャリ。
どれもこれまでに登頂した山ばかりなので、これまた感慨深くなりますね~。



そしてココには山岳絶景スポットなので、山座同定の案内図が設置されているのですが…

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これはとても判りづらそうなので…誰よりもわかりやすく正確な山座同定をしていきます(笑


何故そんなに詳しいかって?…そりゃこの辺の山、めっちゃ登りまくってたら覚えますがな(笑




まずは向かって東よりに見える南アルプスの北部から。見事な連なりですよね。

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3000mを超える日本国内屈指の高さを誇る山々が沢山連なってて迫力ありますね!



そして、ほぼ真東の方角を望むと南アルプスの南部がズラリと見えています。距離もさらに近く。

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この南アルプスの手前にもまた見事にズラリと峰がほぼ一直線に連なって見えてますが、
これこそが地図ヲタ、地理ヲタの聖地でもある、中央構造線です!まさにパワースポット(笑






変わって左手には中央アルプス南駒ヶ岳空木岳がよく見えてます。もう雪は無いですね。

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自分も頻繁に登っている中央アルプス最高峰の木曽駒ヶ岳南駒ヶ岳に遮られているので
残念ながらここから望むことは出来ません。こちらは少し雲海が広がり始めてますね。



そしてさらに西の方角を望むと…雲海が広がる中にひょっこり山頂部が見えてるのが御嶽山

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案内図にも記されているので確かなハズですが…ズームしないとわかんないですよね(汗



それでもフツーの人は絶対に判らないでしょうね、写真一番左手に見えてる山がそうです(^^;

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そしてここから北側の、伊那谷の先に見える山々がこちら。最奥に見えてたのが蓼科山
標高2531mとなる八ヶ岳連峰の最北部に位置する日本百名山の1つですね。

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その横に同じく八ヶ岳連峰の1つ、2480mの北横岳。こちらは真冬にしか登らない山です(笑
そして南アルプス最北端とも云われる入笠山、その手前に見えるのは今や大人気な陣馬形山



もう行き過ぎて若干飽きてるんで最近は行ってませんが…ここもぶっちぎりの絶景スポットで、
まだ登山も日本一周すら未経験な10年以上前に知人に教えてもらって初めて訪れたんですが、
その時の衝撃と言ったら…未だに忘れられません。ある意味絶景巡りのキッカケとなった山。
眼下に広がる伊那谷と目前にそびえる中央アルプスの壮大さは…実際に見ないと伝わらない。

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今ではSNSで度々バズるのですっかり有名スポットとなって行きづらくなりましたが、
それでも中川村がめちゃ力を入れていて、気づいたら山頂の避難小屋は県下トップクラスの
広さとキレイさを誇る小屋に改築され、アクセス路も随分整備され、訪れやすくはなりました。

とは言え、野生動物だらけだし、天候不順、毎年絶えない崖崩れ、落石と倒木の数々…
これだけの絶景条件が揃うタイミングは多くはないので、ここぞ!と思った時には迷わずGOで(^^;

因みに自分は昔、この山道で落石事故に遭い、レッカーされたことがあります…怖いです(爆




そうこうしてると空も焼けてきたので…アーベントロートの南アルプスを眺めたいと思います(^^;



まずは…日本百名山の1つ、標高3033mを誇る南アルプスの女王、仙丈ヶ岳ですね。

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何気に写真の一番下のところに見えてる赤いのは…これ、天龍橋ですね。ランドマーク的な。
思ってたよりは真っ赤に染まる感じではなかったですが…岩肌が強調されて美しいです(^^;



ついでに…仙丈ヶ岳に登頂した時の写真も。写真撮影しすぎて全然出したことないんでね(^^;

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これはちょうど今見てる側とは反対側から山頂付近を撮ってますね。シルエットで判りますよね。
このなだらかさが南アルプスの女王と云われる所以なのでしょう。とても優雅な山です。




そして、やっぱり思い入れが深いのは白峰三山北岳間ノ岳農鳥岳の3000m峰ですね。

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あの険しい山稜を体力も無いのによく1人でテクテク登って歩いてたなぁ、と…感慨深いです(^^;
間ノ岳のほんの少し手前にある小高いピークが静岡県と山梨県と長野県の3県境になっていて
ここも本当は行きたかったんですが…行ったら多分死んでたので今思えば行かなくて良かった(汗




そして日本百名山である北岳は標高3193mで富士山に次いで二番目に高い山。

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標高1位と2位の山を同時に見たいが為にここまで来るほど絶景ヲタなおじいちゃんです(^^;
富士山が日本一なのは覚えられても日本で2番目…と言われると覚えてもらえない北岳(汗



そして、この時もやっぱり…山座同定はしていました。絶景ヲタの基本ですからね、ええ(笑

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あまりにもスケールがデカいのですぐにバグるんですけどね。あれ?どうなってんの?って(笑
こういう時、日本って広いんだか狭いんだかよくわからなくなりますね…いや、絶対広大ですが(^^;

そういやこの北岳山頂にいる時はまだ雲海が晴れて無くて極楽峠方面は雲の下だったんですね。
…で、この後この写真のはるか先に見えてる間ノ岳までテクテクと絶景散歩を楽しみました(^^;

散歩言うてもここからだと往復最低9時間くらいあるんですけどね…うーん、死んじゃう(爆


この登山道は標高3000m以上もあるので天空の縦走路と呼ばれ紅葉時期なんて超絶景です。
もはやローソンから見える富士山なんて世界各地の絶景を見てきた自分からしたらゴミでし…(ry



そして、北岳に次いで日本で3番目に高い標高3190mを誇る間ノ岳から再び望んでみると…

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太陽が昇って来て気温上昇と共に雲海が晴れたおかげで極楽峠付近も見えてました!
向こうから見るのとこっちから見るのとでは当たり前ですが全く景色は変わって見えますが、
なんかこう…面白いんですよね。どっちからも見渡す、っていうのが結構好きなんです(笑


因みに間ノ岳の山頂から見た富士山。いい具合に標高3000m付近から下に雲海を纏って
これまた富士山がデカすぎるのか近いのか遠いのか、何とも言えず脳みそバグってステキ(笑

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蛇足ついでに…そんな南アルプスの登山道を。雲の方が下に出てるという山岳あるある(笑

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険しくないと言えばウソになりますが…落ちたら死ぬけど落ちなきゃ大丈夫です(^^;




そして、先述した標高3000m以上の登山道が続く「天空の縦走路」というのがこちら。

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確かこれは…北岳から間ノ岳へ向かってる途中、中白根山のすぐ手前だと思います。




反対に、中白根山の方から北岳を眺めてます。左奥に甲斐駒ヶ岳八ヶ岳が見えてますね。

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やっぱり草紅葉が美しいし涼しいので紅葉シーズンが最高ですね。以上、蛇足でした(汗




おっと、肝心な愛車の絶景写真も少しだけ撮っておきますかね。

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ほんと、遮るものが全く無いのが好きなんですよね、極楽峠




最後のショットは仙丈ヶ岳と北岳をはじめとする白峰三山をバックにデリカミニ×南アルプスで。

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そういやロッキンパッピーはまだしもこっちの子はほぼバケモンみたいになってました(爆

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早く治してあげて、下條村さん(涙





さて、極楽峠から当初は浪合に抜けて平谷温泉に行こうかと思っていたんですが…
思いのほか時間を要してしまったので麓にあるいつものコスモスの湯に入ることに(^^;
さすがに何の遮りもない山の斜面に2時間近くもいたら…さすがに身体が冷えました(爆

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本日2度目の温泉でしたが、相変わらず気持ちが良い温泉でした!露天風呂が最高です。
泉質は単純硫黄泉ですがほぼ無色無臭。若干強めなアルカリ性なので化粧水っぽいです。
内風呂は41℃くらい、露天風呂は39~40℃なので夏でも朝晩なら結構長く入れそうです。

…気がついたら1時間以上入ってました(汗



因みに入浴料は少し前に値上がりして現在500円となってます、十分安いですが(汗





そしてここから飯田山本へ向かって清内路峠を越えて中津川から国道19号で帰ります。

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極楽峠パノラマパークから眼下に飯田山本方面がよく見えてました。




そして、国道19号線沿いにある恵那市のラーメン屋、麺屋ささいちで名物の肉そばを。

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初めて食べましたがこれは美味しいですね!ボリューミーなので完食出来るか心配でしたが。

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麺の太さがもはやうどんと変わりませんが、これはこれでマッチしてるんじゃないかと(笑

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これだけボリュームがあって約1000円ならコスパは結構高いんじゃないですかね。
自分はゴリゴリの二郎系とか量を見ただけでダメなんですが、これならギリいけますね(^^;



というワケで、気がついたらすっかり深夜帰りになってしまいましたが、楽しい1日でした!

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次は車中泊しながら奈良や和歌山の秘境もブラブラしたいですね、最近行ってなかったので(^^;


今年になってデリカミニに乗り換えて…いよいよ日本一周、4回目に突入ですね(爆

もうこうなってくると記憶力との勝負ですね、って…もう記憶しきれてるワケがないんですが(笑
Posted at 2024/05/17 08:39:44 | コメント(4) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域

プロフィール

「@as800e 10年前とでは物価も違って当然とは言え、諸費用込みの乗り出し300万円以下からありましたからね、デリカミニと大差ない(爆)。GTIもプリウスと変わらない。そりゃ売れて当然。しかも当時まだ国内じゃ知られてない電子ブレーキやACCもありましたからね。」
何シテル?   06/11 00:39
・登山(日本百名山63座登頂、他約250座) ・車中泊(約30年前から始めてます) ・旅行(世界一周、日本一周達成) ・楽器(ギター、ベース、ドラム、ピア...
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