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2024年05月11日 イイね!

春の大遠征、北海道・東北周遊~7日目【完結編】

春の大遠征、北海道・東北周遊~7日目【完結編】









まさかの5回に渡ってお送りすることになってしまった北海道周遊旅、上陸から数えて6日目。
全部で21日間あると考えると…このブログ、終わる頃には梅雨入りしてしまいそうですね(爆


さて、気を取り直して…今度こそ最終目的地まで辿り着きたいと思います、完結編(汗

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まずは前回の投稿「続・後編」からの続きで納沙布岬より。



なかなかのんびりもしていられない本日、ぼちぼち陽が陰り始めたところで次の目的地へ…。

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納沙布岬までは北太平洋シーサイドラインを通ってきたので次は半島の南岸を走ります。



まずは忘れてならない、最東端到達証明書を発行しに根室市役所へ。これ、大事(笑

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もう日本一周どころか3周くらいしてますが、こういうカタチを残すのってあまりしてなかったんで。
因みに根室市役所の2階に行くと観光担当の部署があるのでそこで申請して発行してもらいます。

この証明書は最北端、最南端、最西端、最東端の4枚を揃えると1つの完成された画像となる
ドラゴンボールコミック方式となっているので、4枚集めて飾りたいと思ってます(笑

というか、これの存在を知ったのが実はつい最近だったんですよね…九州もせっかく行ったのに。



そして次に向かったのは根室半島の南、花咲岬です。なかなかの絶景ドライブです。

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ここは前回時間がなくて来られず、今回も時間無いけど…今回はさすがに訪れておかねば、と。

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根室半島最南端にある落石岬へ行きたかったんですが、こことは違って4~5キロも歩くので
とてもじゃないけど確実に日が暮れてしまうので諦めました。それもまた次の機会…ですね(涙

この地域の快晴率はめちゃくちゃ低いので、この日のような快晴は超ラッキーでしたが…(汗
あと数週間もすると霧が多く立ち込めるようになって天候が不安定になるんですよね。
ただ、それはそれで幻想的でもあるんですけどね。摩周湖の霧はここの霧が上昇して生まれます。




というワケで、少し歩いて花咲灯台へ。赤白の灯台はやっぱり北海道らしいって感じますね。

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その少し先に納沙布岬と同様に花咲港車石野鳥観察舎があります。野鳥が多い証拠ですね。

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そして海岸へ出ました。やっぱりどこで何度見ても良いですねぇ、柱状節理(^^)

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海の向こうに見えるのはモユルリ島ユルリ島で、ここは野生馬の生息地で有名ですね。

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言うなれば…宮崎県の都井岬みたいな感じでしょうか。ちょっと渡ってみたい島かも。





見ての通り、これらの島も歯舞諸島と似たような地形です。標高も3~40mしかありません。

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そして、花咲岬と言えばこの柱状節理で出来た根室車石ですね。思った以上に丸いです(笑

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もはや地理ヲタか地形ヲタかタモリさんしか共感してもらえない観光スポットですね(汗





花咲岬から東側を望むと…8キロ先のトモシリ岬、そして13キロ先のヒキウス岬が見えます。

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そして、今度はひたすら北上…知床方面を目指します。途中、別海町道の駅おだいとうへ。

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北方領土返還を求める親子の銅像があるんですが…先に見えるのは野付半島です。

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そして、今回時間の都合で泣く泣く断念した5年前に初めて訪れた野付半島アタックでしたが…
ちょろっと行く程度なら間に合いそうだったので、結局少しだけ立ち寄ることにしました(^^;

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この野付半島こそが、自分が50年以上前に買ってもらった超豪華版な日本地図を見ていて、
最初に「なんじゃこりゃ!?」と衝撃を受けた場所だったんですよね。まさに地図ヲタの原点。

だって、どう見てもおかしいでしょ、このカタチ。今でこそ砂嘴とか言われたら理解出来ますが。
後に衛星写真も見るんですが、さらにビックリですよね、え?これどーなってんの?って。
当時はグーグルマップなんてあるワケもないので、初めて見た時は衝撃的でした。
ただでさえ好奇心旺盛な若い頃。還暦前になっても好奇心、全然減る気配がない年寄りですし(汗

…といった思い入れが特に強い場所、それがこの野付半島です(笑



因みにこちらは5年前、初めて訪れた時に空撮に成功した紅葉最盛期の野付半島です。

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上空から見ると、あの地図で見た砂嘴の雰囲気がよ~く読み取れて楽しいです(^^;
そしてこの草原というか湿地帯の中には無数のエゾシカやキタキツネが走り回ってます。



で、地図は結構ギリギリまで保管していたんですが、転居の繰り返しで気がついたら紛失(泣
結構ボロボロになるまで毎日のように眺めてたんですよね。で、その後世界地図を入手して…
それで、子供の頃に絶対に世界を旅したい!と思って…まぁ何年か後に実現したワケですが(^^;

原体験って大事ですね。半世紀以上経ってもめちゃくちゃ記憶してるし、そこは全然ブレないし。

こういう話をして共感してくれる人って、結局世界一周や日本一周した人くらいしかいないので…
自分の周囲には世界一周や日本一周を経験した人だらけです…なかなかレア体験なのにね(爆



で、野付半島を目指すのですが…地図で見るより結構遠いんですよね(汗

根付半島から半島の先端まで、実に18キロ。そこから許可証を出してもらってさらに5キロ走ると
乗用車で行ける最先端となり、そこでさらに歩いて2キロほど歩いていくと、本当の先端に出ます。

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ほとんどの人は海水で侵食したトド松の枯れ立ちが壮観なトドワラのあるネイチャーセンター
引き返してしまうんですが、さらにその先に行くと野付灯台の手前まで車で行く事が可能です。
さらにそこからは立入禁止ですが、ネイチャーセンターで許可証を発行してもらえば通行可能で、
今回も勿論、許可証を発行してその先の砂利道を進み、そこから歩いて先端まで行く予定でした。

しかし、この野付半島を歩くだけで最低2時間は要するので、今回は徹夜してることもあって
仮眠を優先したので断念しました。ここでわざわざ来たから…と無理をしていたら事故ってたかも。
よくある登山遭難と同じ理屈ですよねぇ…無理はいけません(汗


先述の落石岬もそうですが、この2箇所については半日がかりになることを想定しておかないと
堪能することは出来ませんね。ほんと、1日旅程をズラそうと思えばズラせたんですが…
どうしても完璧な天候、気象条件を望むので…そうなると今度は後に予定している登山計画とか
いろいろ狂ってきてしまいますからね。さすがにこれだけ何百箇所と壮大な旅をしようとすると、
ある程度は妥協しないといけなくなるのは致し方がないことです。北海道は17日にしてならず(爆


野付半島は地図でもわかるように、両側を海に囲まれた1本道をひたすら走っていくんですが、
イメージとしては、アメリカはフロリダ州にあるキーウェストへ向かう国道1号線のような道です。

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こっちは完全に橋なので…ちょっと違うんですが、まぁ海に囲まれた道ってのは同じですよね(汗


多分、こういう1本道みたいなのが自分は特段好きなのでしょう。


気がついたらどこに行っても同じような道を選んでしょっちゅう走ってますもんね…(爆

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そんなワケで、次はもっと時間に余裕を持って…また来ます。絶対に…(^^;



って、これからちょこっと寄るところなんですけどね(笑




…閑話休題。



野付半島へ入る直前に…左手に摩周湖の近くの山々が見えてきたので少し停車してパシャリ。

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もう完全に夕暮れ時を迎えてしまいました…遠くに見えるのは中央が武佐岳、右奥に斜里岳
今日はこの斜里岳の向こう側まで向かう予定でいるんですが…(大汗



野付半島へ向かう1本道は道道950号線で、これまた日本百名道となっています。
向かっている途中で日没時間となってしまったので、慌てて停車して夕日だけ撮影しました。

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かなり雲に覆われてきましたが…それでも太陽のカタチはハッキリと見ることが出来ました(^^;



野付半島の中間地点にあたるナラワラのあたりで夕焼けも消えて薄暗くなってきました。

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ここも風蓮湖と同じような、砂嘴特有の自然形体ですよね。これだけでもワクワクします(笑

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時間によってはリフレクションも美しいんですよね。

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やっぱり野付半島をのんびり巡るだけで1日費やさないとダメですねぇ…
そうなると北海道旅行って、最低2ヶ月くらいかけないととても回れないんですよね(汗


というワケで、それ以上先には行かず、引き返して斜里方面へ向かうことにします。



海の向こうに見えるのは国後半島の南端で、この野付半島から16キロしか離れてません。

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左手に見えるのが泊山で、右奥に見えるのが羅臼山となります。これも何度も見てますね。



これまた5年前ですが…この時は秋でまだ冬季封鎖前なので知床峠でご来光が拝めました。
雲一つ無い快晴でオホーツク海は国後島越しに美しい日の出で感動しきりでした…(遠い目

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50~60キロほど離れた先の知床半島の知床連山も、何とか姿を見せてくれました。

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ズームして…知床連山の主峰、羅臼岳とそこに連なるサシルイ岳オッカバケ岳知円別岳

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羅臼岳の左手、写真の一番左の鞍部がちょうど知床峠になりますね。除雪が待ち遠しい…




そして国道244号をひたすら北上し、根北峠を越えて…ようやく斜里町へとやって来ました!

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根北峠から斜里町までは、驚きの燃費を記録しました…まさかのリッターあたり73.6キロ!(爆
距離にしては峠から25キロくらいですが、まぁアクセルほぼ踏んでなかったですしね、ええ(笑
ほぼ慣性の法則だけで峠から町まで走れるっていうのがまた北海道でっかいどう、ですよね(^^;


そして同時間、我が家で留守番中の猫たちもチェック。ちゃんと御飯を食べてて安心です(^^;

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そして飼い主の自分も御飯にしたいと思います(^^;
で、夕飯に選んだのはこちら、しれとこ来々軒!純粋な北海道ラーメンを食べたかったんです。

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食べたのは勿論、塩バターコーンラーメンです。これまた生まれて初めて食べたラーメンが
北海道の塩バターコーンラーメンだったという話なんですけどね。問答無用で美味しいです。

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これまた自分が初めて北海道へ訪れたのは50年以上前の話。勿論、その時は家族と一緒で。
北海道の親族の家に遊びに行って食べたのが未だに残ってるんですよね…原体験凄いね(笑

ま、今ではラーメンと言えば鶴亀堂のとんこつラーメン一択ですけどね、でも原点はコレ(笑




そして食後の温泉は…斜里町界隈では間違いなく一番であろう、グリーン温泉ですね。
ガチな温泉好きな人なら知床やウトロに訪れてもわざわざこちらに入りに来るほど隠れた名泉。

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正真正銘の天然温泉ではありますが、大衆浴場…銭湯の部類なので490円で入れます。
しかも、営業時間も長くて22時まで入館出来ます。車中泊勢には地味にありがたいですね。
露天風呂はさすがに無いですが、十分な広さの内風呂に自分は入らないですがサウナもあり。


そしてこの日もそこそこ人がいました。ほぼ全員地元の方のようでした(^^;


肝心な泉質ですが…ナトリウム炭酸水素塩・塩化物のモール泉!もう最高に決まってます(爆
茶褐色でほんのり甘い香りのするお湯は41~42℃と常識的な適温で文句なしです。
かつては泉温が熱くて大変でしたが近年温度が下がって適温になったそうです…なんとまぁ(笑
源泉かけ流し温泉なんかだと泉温は常に変わるので色々大変なんですよね。

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屋内の雰囲気は完全に昭和時代から止まっています…このまま止まっていて欲しいですね(^^;

温泉巡りっていうと、多くの人が誰もが知っているような超メジャーな高級温泉宿を挙げますが、
全国何百箇所と巡っていくと最終的には泉質重視というか…こういう温泉に辿り着きますね(笑
ただ、本当に管理されてなくてボロいだけで泉質も大したことない温泉も少なくはないですが。
北海道に関してはとにかく湧泉量が豊富で泉質が素晴らしいところがめちゃくちゃ多いので、
結構どこの温泉に入っても満足出来てしまうところが凄いです。今回改めてそう感じました。



というワケで、何とか無事に1日が終わりました!!ひぇ~、長すぎました、さすがに…(泣


それでも目的のラーメンと温泉も間に合ったので満足して今日は良い車中泊出来そうです(^^;

何せ途中で2時間弱仮眠したものの、旭川からほぼ徹夜で約1000キロも一般道を移動した上に
20箇所以上のスポットへ訪れるというトチ狂った旅程で20時間くらい寝られそうな状態でしたしね。

とは言え、明日は明日で…再び旭川へ戻る予定を考えてます…一体何周する気やねん?って(爆


この時点で土曜日の天気がベストコンディションっぽいのです。昨日も似たような条件でしたが
前述した通り、思ったよりもガスってたので山頂からの絶景が望めるかは怪しいところでした。
なので、13日土曜日に大雪山アタックはほぼ決定してました。

なので、明日12日金曜日はこの怒涛の2日間の疲れを癒やすべく?ユルめに旅程を考えます。


当初は以前も訪れた網走サロマ湖あたりも寄ろうかな?って旅程も過ったんですが…

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さすがに今度こそ絶対に事故って死ぬっしょ!ってか翌日雪山登山も控えてるし!ってことで
自分の中で却下しまして…斜里から屈斜路湖を巡って美幌峠野湯に寄って阿寒湖を巡ったら
そのまま美幌へ下っていき、そこからもう旭川へ向かって翌日の登山に備えることにしました(^^;

そもそも明日訪れようとしてる阿寒湖も屈斜路湖も5年前に訪れてるスポットばかりですしね。


登山については約半年ぶりなので、完全に身体もナマり切っていて体力的に不安でしたが…
今回はロープウェイも使うし、土曜日ということで他の登山客も多ければ幾分安心出来そう!?

ということで…おやすみなさい(^^;



さて、北海道上陸してから明日でようやく1週間となります…え?まだ1週間?って感じですが(爆
旅程としては、16泊17日なので…まだ折り返しには至ってませんでしたね(大汗



ってなところで、北海道~東北周遊・車中泊旅は怒涛の中盤戦、8日目へと…つづく!!!
Posted at 2024/05/11 05:45:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域

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「@のり@CL この直後からVWに追いつけ追い越せで国産車も安全装備や快適装備が急増したからその分も高くなった感じですかね?そこに想像以上の円安にまさかのコロナ禍で拍車もかかりましたしね…まだまだかかり続けるんでしょうね。もう軽自動車が300万でも全く驚かなくなりましたし。」
何シテル?   06/11 20:06
・登山(日本百名山63座登頂、他約250座) ・車中泊(約30年前から始めてます) ・旅行(世界一周、日本一周達成) ・楽器(ギター、ベース、ドラム、ピア...
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