2024年4月9日火曜日、北海道上陸してからは4日目の朝を迎えました、やっと4日目(爆
あと2週間くらい残ってますが…最後まで更新出来るか不安になってきてます(汗
そして、天気も不安だったこの日は出発前からの週間予報でもずっと悪天候と予想され、
北海道上陸後もそれは変わらず、昨日の日没前の雲行きの悪さがそのまま朝も続きました。
昨日は温泉を出たら野生動物まみれな道北の山奥をひたすら横断していましたが…
あまりの眠気に耐えきれなくて音威子府村に辿り着く前に限界を感じてフリーパーキングに
車を停めてそのまま爆睡しちゃいました(汗
こういう時、即座に眠れるデリカミニの車中泊仕様は「こんな時の為に!」って感じですね(笑
あと、北海道のようなひたすら長い道のりが続く国道や県道には定期的にフリーパーキングが
用意されているのもありがたいです。さらにトイレまであるパーキングもありますしね。
で、明るくなって目が覚めて、すぐに昨晩の本来の終着地になるハズだった道の駅へ移動。
この道の駅おといねっぷは生そばが非常に有名なんですが…早朝なので当然食べられず(涙
早速天気図をチェックすると、わかりやすいくらいの低気圧がいてまたすぐ抜けるっぽい。
なので、今日は急激に天気が急変して夜のうちにまた一気に回復する様子…うーん(悩
少なくとも今日1日お日様は期待出来ないので、今日は屋内メインで中休みとします。
本日辿るルートはこんな感じになりました。相変わらずクレイジーです(汗
音威子府村から雄武でオホーツク海に出て、そのまま紋別まで沿岸をドライブした後、
遠軽~留辺蘂~置戸町と巡り、石北峠を越えて大雪山系を抜け、旭川市内へ向かうルート。
今日もおおよそ450キロほど走ることになるので、デリカミニのガソリン満タン分って感じ(笑
何故ここで旭川へ戻るのか?というと…翌日の天気図を見て快晴を確信していたから。
快晴で大雪山の条件が良ければ山頂アタックもあり得る?と考えたからです。
登山の中でも特に冬山、雪山の場合は自分の都合よりも「山の都合」を最優先すべきです。
これをしない人は大抵遭難したり死んでます。大雪山でも毎年のように遭難者は出てますしね。
あと、山がNGだったとしても、旭川拠点だと翌日のルートが非常にスムーズになるんですよね。
というワケで、そうと決まったところで軽く朝食を済ませていざ出発。
今回実はものすごく不安になってたことが1つありまして…それが、ガソリン問題です(汗
本当は昨晩中に給油しておきたかったんですが、ガソリンスタンドがどこにも見当たらず…
いろいろルートの計算をしたところ、ギリギリ足りるんじゃないか?ということで一種の賭けに(爆
稚内で給油してから音威子府まで来た時点で、既に350キロ以上走行していました。
メーター的には航続可能距離は約100キロ。で、次の給油予定地まで約130キロ。
まぁ途中、興部あたりに着く頃にはガソリンスタンドも営業開始していると思うので
それほどガソスタ難民になることはないとは思いますが…やはりこれだけあるとドキドキです。
まずは山間部を抜けて枝幸町へと走ります。
途中何匹かキタキツネに遭遇しました。やっぱかわいいですね~!
自分にとってキツネは野生のワンコ、タヌキは野生のニャンコって思ってます(笑
そしてオホーツク海に出ました。メーターを見るとガソリン残量は…ゼロ表示…です(爆
まだ紋別まで6~70キロあるんだけど…まぁ何とかなるっしょ?
因みにこのデリカミニ、給油残量が「0」になった時点でタンクの実残量は4Lなんですよね。
なので、平均燃費18キロと考えると、あと70キロくらい走行可能な計算になります、計算上。
心臓に悪いので普段ならこんな事絶対にしないんですが…いかんせん、給油出来ないので(涙
途中、展望台が超カッケー道の駅おうむにも立ち寄りつつ、同じく雄武町にあるこちらへ!
日の出岬展望台ラ・ルーナです。今日の天気が晴天の予報なら昨晩早めに就寝してしまい、
こちらで日の出を迎えるプランがあったんですが、早々に好天が見込めなかったので断念。
しかし、展望台としてちょっとイイ感じだし、せっかくなので立ち寄りました。
施設は無人ですが、夜間以外は入ることが出来ます。暖房まで効いてます、素晴らしい。
天気が良くてめちゃくちゃ運が良いと、200キロ近く離れた知床連山が見られるそうですが…
天気が良かったら最高のご来光だったでしょうね…まぁあんまり贅沢言ったらダメですね(笑
そして次に、興部町にある道の駅おこっぺへ。勿論…まだ営業開始前なのでトイレ休憩のみ。
なんかもう「おこっぺ」という名前の響きだけでも気になる興部町でした(笑
冬季はブルーシートがかけられてるようですが、あの奥に見えるのは列車で、車両がそのまま
憩いのスペースになってるんですよね。名物のホタテ弁当とかグルメも気になるので
次回訪れる事があったら昼間に訪ねてみたいですね。
そして…ようやく無事に紋別までやって来ました。が!ここへ来ていきなり雪になりました(爆
因みに昨日の紋別や稚内は、気温20℃を越える初夏のような天気だったんですよ??
で、地元の方に、さすが紋別ですね~!言うたら、「んなワケあるかー!」言われました(笑
さすがに北国の中の北国、紋別でも4月半ばにここまで雪が降るのは珍しいらしいです。
興部を過ぎた頃から何となくチラついていて、その程度であればまぁよくあるみたいですが、
4月は特に風も強いので、次第に吹雪になっていきました…え?コレって、積もっちゃう系?(汗
とりあえず道の駅オホーツク紋別へ。ここでは結構なお土産を買い込みました、自宅用に(^^;
紋別と言えば流氷!ってことで、併設されている北海道立オホーツク流氷科学センターへ。
シロクマさん、多めです(笑
入場料は450円です。場内シアターも見学する場合は750円で、65歳以上は無料。
で、館内には名古屋市科学館同様に、氷点下体験ルームがありました。
入口に濡れタオルが用意されていてコレを持参してると寒さが解り易い、という…ね(笑
入って数分もしないうちにパリッパリになりました。いつも自分が冬山で経験するヤツです(爆
地元の名古屋市科学館で何度か-30℃も体験してるし、そもそも去年は体感-50℃近くも
経験してるので、正直-20℃だとTシャツでもしばらく過ごせるくらいイカレた人間なんですが、
登山と違って全然体を動かすことがないのでしばらくいるとさすがに寒くなってきますね(^^;
常時-20℃が保たれているのでこうした魚の標本も氷漬けなんですね~…って、んん??
オメーは魚違いだろうが!ww
と、紋別ギャグを見たところで、シャボン玉マシンも。シャボン玉が一瞬で凍るの楽しい(笑
これ、雪山でやりたいなーってずっと思ってたんですが、水溶液が凍っちゃいそうで…(大汗
というワケで、勿論この冷凍室?の他にも流氷に関するあらゆる資料がいっぱいあったので
色々と勉強になりました。いずれ北海道には流氷を見に訪れたいと思ってましたしね。
というワケで、シロクマくん…さようなら~。
そしてぼちぼちランチタイムなので、こちらのこれまた地元民オススメの人気店へ。
紋別港にある海鮮食堂よってけまるとみさんです。
さすがに強まってきてる吹雪の中で海鮮丼は違うわな、ってことでお店の方のオススメで、
こちらのフグの天ぷら丼にしてみました。紋別っぽくはないけど…オススメだしね(^^;
そもそもこの日、夜にはどうしても食べたい海の幸があったのでね。
はい、もうわかってはいたけど…すこぶる美味しかったです、はい!
こちらではおつゆではなくて甘ダレなんですね、なるほど~。
そして偶然すぎるだろ!っていう偶然が!!んなバカな(笑
お店で食事をしてると、店内のテレビで…あれ?自分の家族がおるやん?って(爆
そういや同じ時期に自分の兄家族が皆既日食観測でテキサス州を訪ねてたんですよね。
なんだか自分、テレビを通して家族と会う機会がやたら多い…我が兄弟、テレビ出演率高し(笑
そして、リアルタイムで日食の写真が現地のテキサスから送られてきました。
因みにカメラマンの仕事もしている兄の撮影した写真は天体雑誌に掲載予定だそうです。
24時間テレビに出演した際は登山家と紹介されてたけど、一体何が本業なんだか謎です…。
さて、食事を済ませて外へ出れば…さらに吹雪が強まって、さすがにここまでは…想定外!
この先さらに山間部へ向かおうとしてるんですが、さすがにちょっと考えました(汗
それでも明日の天気図はどうみても好天。そもそも天気予報でも降水確率0%って(大汗
とは言え、食事前は降雪だけでしたが、店を後にする時には積もり始めてました…
これはもう逆に想定外の雪景色を堪能するしかないな!ってことで、頭を切り替えまして(笑
雪景色が美しそうなスポットを巡りつつ、温泉でゆっくりして旭川へ向かうことにしました。
というワケで、後編へと…つづく!!
あ、最後に…紋別名物?のカニのオブジェをミラーレス撮影の高精度版で(笑
なかなかリアルで美味しそう…カニ、まだ食べてないんだけどね(爆