朝晩の冷え込みが鋭くなってきた10月の週末。スマートフォンのアラーム音で目を覚まし、シャワーを浴びてボストンバッグを手に取り、Z4のリアトランクに放り込みます。早朝の環状8号線のトラフィックは少なく、スムーズに東名高速道路東京ICを通過。覆面パトカーが幅を利かせている小田原・厚木道路を巡航速度で抜け、箱根新道で標高を稼いでいくことにしました。
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オープン・エア
登坂車線で前走車に道を譲って頂き、乾いたエキゾーストノートを放ちながら山岳路を駆け上がり、箱根新道に別れを告げ県道20号線へ。なだらかな麓を繋いでいく全線2車線のローカルな道ですが、緩急のあるコーナーが断続的に現れるドライバーズロードです。
しらす雲のもと、ルーフトップを開放したカブリオレとともに風に乗り、十国峠で小休止。時折顔を覗かせる青空がステアリングを握る者のテンションを高めてくれます。
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頭寒足熱の快走
等高線をなぞるように県道20号線を駆け抜け、伊豆スカイラインの料金所をくぐることに。DDCをスポーツモードに切り換え、N52B25A型直列6気筒エンジンの奏でる協奏曲に酔いしれながら、心地良くアクセルを開けていきます。起伏のあるワインディングをしなやかな動きで進んでいくうちに外気温はグッと下がり、今シーズン初めてシートヒーターのスイッチを入れることになりました。
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駿河湾シーサイドラン
滝知山展望台で眼下の景色を楽しんだ後は、亀石峠ICで一般道へとスイッチ。県道19号線・130号線を梯子しながら、駿河湾を望むシーサイドラインに接続しました。
海沿いの景色は良好ですが、背後に控える西伊豆の山々にはどっしりと重い鼠色の雲がのしかかっていました。稜線に出ても五里霧中な景色になる事は目に見えているので、Uターンし沼津の市街地を抜け富士の山麓を目指すことにします。
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富士山麓
裾野のコンビニでおにぎりを頬張りつつ国道469号線を進んでいき、十里木から白い道へとエスケープ。落葉の進む秋の風景を従えながら、清涼な風とともにオープンエアを謳歌します。路面の凹凸による突き上げに悶絶しつつ、程よい曲率のカーブが連続する田舎道を快走。ジャーマン・フィロソフィーを末端神経まで浸透させ、県道180号線との交差点に到着しました。
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樹海越え
アメダスで雨雲情報をチェックし、ロングノーズ・ショートデッキのオープンスタイルのGTカーは針路を西麓へと向けていくことに。
県道180号線・72号線は富士の樹海の中を貫く中高速のツアラーロード。Z4にはおあつらえ向きの道であり、白いセンターラインを追いかけドライビング・ダイナミクス全開で突き進んでいきます。ボンネットに収まるストレート・シックスエンジンも気持ち良さそうに回っており、もれなくドライビング・プレジャーが炸裂。タコメーターの針を振り上げながら、時間の経過を忘れさせるウィンディドライブを謳歌しました。
富士ミルクランドでジェラードを食べながら休んでいると、ポツポツと小雨が落ちてきました。これ以上の北上は諦め、霞がかった富士を見ながら来た道を戻り、山中湖方面へ。県道730号線で三国峠に登ってみますが、靄がかかっておりスルー。県境を越え、五感を研ぎ澄ませながらタフな屈曲路をトレースしていきます。峠を越えて静岡県側に出ると、柔らかな陽射しも出てくるようになり、サングラスをかけて急勾配のダウンヒルをそろそろと進んでいきました。
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リターン
バックミラーに映る長閑な風景に別れを告げ、国道246号線から大井松田ICでハイウェイへと接続。ハードトップを戻し、自宅へと一気にトラバースするのでありました。
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BMW Z4 | 日記
Posted at
2018/11/24 01:10:24