AM5時半にスマートフォンのアラームで起床。薄明の空が見える窓を開けると、夜間のうちの放射冷却により締め付けられるような寒さが広がっています。天気予報を見ると関東近郊は朗らかな冬晴れの模様。そんな絶好の機会を逃すわけにはいかず、キンキンに冷えたVFRのエンジンの暖機を十分に済ませ、本日のルートを模索します。東名高速道路の東京ICからマイペースで西へ向かい、小田原・厚木道路へとスイッチ。今日は久し振りに伊豆の東側へと回り込んでみる事にしました。
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伊豆東海岸
観光地が連なる東伊豆は常日頃から混雑するエリアですが、インフォメーションディスプレイに表示されている時刻はまだ7時台のためさほど交通量は多くなく、早起きの特権を活かしながら悪くないペースで海岸線をなぞっていきます。いつもなら烈火の如く渋滞する熱海エリアを早々に脱出し、標高を上げ下げしながら断崖上の国道135号線を走行。伊東市を抜け県道109号線に接続し、城ケ崎海岸へと寄り道しつつ、下田までのんびりと冬の風を感じながらポダリングしていくのでありました。
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黒船襲来
給油の休憩を挟みつつ下田の市街地をパスし、脇道に逸れてペリーロードに足を運びます。平滑川沿いに敷かれた石畳の遊歩道はレトロ感のある佇まいに包まれており、アンティークショップやカフェなどが軒を連ねている事からまだ午前中にも関わらず大盛況。ぶらぶらと当てもなく散策するにはもってこいです。
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弓ヶ浜
窮屈な市内を脱出し、県道16号線で海岸線へと舵を切ると、緩やかなカーブを描く弓ヶ浜が見えてきます。夏の海水浴シーズンは芋洗い状態となるようですが、初冬の時期はサーファーと僅かな観光客のみ。白波が立つエストリルブルーの海をバックにイタリアンレッドのVFRをファインダーに収め、雪月風花の情景を脳裏に焼き付けるのでありました。
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ライディング・ハイ
自由気ままなツーリングも折り返し地点を過ぎ、ここからは伊豆半島の西側へとエリアを変えていきます。国道136号線をだらだらと北上し、お昼ご飯も忘れて走ってきたので黄金崎にピットイン。コンビニで買ったおにぎりとお茶で腹ごしらえを済ませ、見晴らしの良い高台でのんびりとした時間を過ごします。
ここから先の県道410号線は、長短織り交ざったタイトなコーナーが続く1.5~2車線幅の林間路。急勾配が付けられた怒涛のヘアピンカーブもあり、走り応えは十分です。稜線へ出ると一気に景色が開け、道路番号は県道411号線・127号線へとチェンジ。路面のグルービングに細心の注意を払いつつ、走りと景色が揃った西伊豆スカイラインを謳歌しました。ドラマチックなシークエンスを経て、フォトスポットであるU字コーナーへと到着。以前は砂利の路肩でしたがアスファルトが敷かれており、いずれ駐車スペースまで整備される勢いかもしれません。
ジオグラフィックな風景に別れを告げ、達磨山の麓をなぞるワインディングを一気呵成に走破。素晴らしいの一言では片づけられない絶巧の好走路に心躍るひとときを感じるのでありました。
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伊豆の背骨
達磨山高原はアグレッシブな車やバイクが集結しており、ホットコーヒーを一杯飲んでそそくさと移動。県道18号線・19号線でトラバースし、亀石峠の料金所をくぐりました。お昼過ぎの伊豆スカイラインは思いのほか空いており、BMWのバイクに道を譲りつつ、ドライビング・ダイナミクス全開で伊豆の背骨をトレースしていきます。フォトジェニックな風景は残念ながら7割くらい雲に覆われていましたが、泉のように湧きあがるトルクと共に走る歓びを噛みしめるのでありました。
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Go Home
熱海峠からは箱根新道で稼いだ標高を払い戻し、デュアル・センターアップのマフラーから放たれるVFRの息吹を楽しみながら西湘バイパス~横浜新道~第三京浜と接続。帰りは思いのほか順調に進行し、真っ暗になる前に自宅のパーキングスペースに到着するのでありました。
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VFR800 | 日記
Posted at
2018/12/25 23:12:18