梅の香りから桜の芽吹きへと移りゆく3月の週末。この日は2週間ぶりにVFRにて出発です。XRの乗車姿勢がほぼ垂直だったので、身体がそれに慣れてしまったのか、VFRに跨ると随分と前傾姿勢だなと感じました。
そんな違和感も環状8号線をのんびりと走っているうちに解消され、強風吹き荒れるアクアラインにて房総半島へと上陸。まだまだ朝晩の冷え込みが厳しい時期でしたが、偵察も兼ねて鹿野山方面へとノーズを向けてみました。
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九十九谷展望公園
君津スマートICから県道163号線へと乗り換え、鹿野山九十九谷展望公園を目指していきます。途中から日陰部分に雪の塊が見られるようになり、県道93号線との合流手前は路面はほぼ真っ白となっておりました(汗)。最徐行で危機を回避し、燦々と陽が降り注ぐ公園へと到着。空気はやや霞んでいましたが、上総丘陵が幾重にも連なる山並みの風景はとてもダイナミックです。この辺りはずば抜けて高い山並みも少なく、ちょっと高台に上がればパノラマビューを楽しめるのが良い所と言えるでしょう。
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東京湾シルエット
再び県道93号線で雪道を恐怖に慄きながら通過し、マザー牧場方面へと向かいます。冷や汗をかきながら何とか国道127号線に合流し、大人しく海沿いを走るプランへと変更。本当は県道182号線もみじロードで南下したい所でしたが、もう少し暖かくなってからの方が安心して走れる事でしょう。保田中央海岸からの景色は実に爽快であり、人も疎らな海淵でコンビニの総菜パン片手にまどろんだ時間を過ごすのでありました。
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房総縦走
休憩後はそのまま国道410号線へ接続し、魅惑のシーサイドランを謳歌。気温は低いものの、風は弱く実に穏やかであり、菜の花が咲き乱れる彩り豊かなカントリーロードを鼻歌交じりで駆け抜けていきます。
ターコイズブルーに染まる房総半島最南端を通過した後は、広域農道安房グリーンラインへとスイッチ。ここまでの道のりも十分快走でしたが、それに輪をかける程の車のいなさっぷりであり、厳冬から解放された軌道の妙をスロットルを開けてなぞっていけば、もれなくライディング・プレジャーが炸裂です。
華やいだ気分の後は、県道88号線・89号線で房総半島の背骨をなぞることに。VFRにとっておあつらえ向きなツアラーラインであり、時折現れるツイスティなコーナーをアクセントに一気呵成に走り切りました。
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スイートスポット
国道410号線に合流し、千葉県酪農のさとで小休止。温室のような会議室でアイスクリームを頂き、ポカポカした陽気に思わずうたた寝してしまいました。外ではヤギ達も日なたぼっこ中であり、風の音だけが響く静黙なひとときを過ごしご満悦。観光客もほとんどおらず、穴場的な休憩スポットかもしれません。
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霞ヶ浦へ
しらす雲が広がる牧場に別れを告げ、国道410号線をひたすら北上。亀山温泉に寄り道しつつ、房総半島の真ん中あたりに辿り着きました。国道409号線にぶつかり左に曲がればそのままアクアラインへ繋がりそうですが、まだ時間も早いのでこのまま帰るのも勿体なく躊躇なく右折。今度は、国道409号線で牧歌的な風景をバイザー越しに眺めながら北上を続けます。
茂原~成田と繋いでいき、意外とスイスイ進んでいるうちに霞ヶ浦までもう少しという距離まで辿り着きました。当初は全然目的地ではありませんでしたが、せっかくここまで来たので湖畔をぐるっと一周することに。午前中に比べ雲が覆いかぶさってきましたが、広大な湖と冬枯れた草原を望むシークエンスは、まるで時計の針が止まったかのような空気感に包まれており、こうした道を何も考えずただ流すのはそう悪いものでもありません。周遊道路にVFRを止めて寄せては返す湖面を眺めながらセイコーマートで購入したおにぎりを頬張ります。いやはや、130円にしては贅沢過ぎる時間でした。
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アフターライド
帰りは牛久阿見ICより圏央道~常磐自動車道で一気にトラバース。混雑も少なく帰宅し、自宅でのんびりとシャンパンと牧場で買ったチーズで乾杯するのでありました。
Posted at 2019/04/14 09:26:26 | |
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VFR800 | 日記