東北ツーリング3日目の朝。この日は早起きし、朝ご飯もそこそこに出発の支度を開始します。周りのキャンパーが動き始めた頃合いで幕営地を後にし、県道3号線を日の出づる方角へ進行。太陽が昇るにつれて靄はクリアになり、弘前城の前を通過して国道102号線へとスイッチしました。
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国道394号線
向かうは下北半島突端部の尻屋崎。距離にして170kmもありますが、そこにはとっておきの東北があります。早朝ゆえ走り放題の国道394号線を小川原湖までノンストップで疾走。DUNLOP・ロードスポーツ2はしなやかな脚でハードな路面コンディションをいなし、レーシングレッドの暴れ馬を前へ前へと押し進めてくれます。
コンビニで水分補給を済ませ六ケ所村を通過した後は、県道248号線で呆れるほどのツアラーロードを堪能。北上するにつれて空は色温度を取り戻し、尻屋崎のゲートをくぐる頃にはすっかり夏の装いとなっていました。
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気分爽快
灯台付近に生息する寒立馬は青森県の天然記念物であり、どっしりとした低重心の体格はとてもユニーク。この日はあまり目にすることは出来ませんでしたが、また足を運ぶことになるでしょう。灯台付近の草原地帯で小一時間まどろんだ時を楽しみ、冬越しへ向けてせっせと食事に勤しむ寒立馬に別れを告げました。
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奥入瀬渓流
来た道を戻るように下北半島の根元を南下し、三沢に着く頃には厳しい暑さとなってきました。XRにもエネルギーを補充し、国道102号線をアプローチラインに設定し涼を求めて奥入瀬方面へ。時折現れるシャープな切り返しをなぞり、標高を稼いでいくうちに体感温度はみるみる低下していきます。
一気通貫の国道を抜けると、そこはオアシスのような緑眩しいせせらぎが登場。夏の奥入瀬はとても絵になる景色であり、バイクを止めてライディングジャケットを脱いで、しっかりと整備されたデッキの散策路を軽く散歩します。十和田の象徴とも言えるジオグラフィックな景観美は敬慕の対象であり、時間を忘れさせてくれる気持ち良さでした。
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大湯泊
桃源郷を後にし、十和田湖をなぞって国道103号線を南下。大湯温泉街にある旅館を予約し、陽が沈む前にチェックインを済ませます。シャワーで汗を流して熱中症気味の身体をクールダウンし、食事もそこそこに布団へなだれこむのでありました。
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猪突猛進の帰宅
最終日の朝。AM7時に目を覚まし、どんよりとした雲を仰ぎながらXRのエンジンを始動します。昨日の悶絶するような暑さとはなっていませんが、雨雲が迫っているので早々に退散することに。ツーリングエッセンス満載の国道103号線から脇道に逸れ、大湯環状列石を観光。名残惜しいですが、これにて東北ツーリングをお開きとし、十和田ICより東北自動車道へ乗り込みました。
陽炎のアスファルトを蹴り上げ、600kmに及ぶハイウェイランを無事に済ませ、渋滞の始まる前に自宅へ到着。今回はあまり余裕のある日程ではありませんでしたが、満ち足りた気持ちでイグニッションを切り、泥だらけのXRにカバーをかけるのでありました。
Posted at 2020/08/22 23:18:34 | |
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S1000XR | 日記