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王子のひつじのブログ一覧

2021年07月04日 イイね!

フジミ ポルシェ911S (5)

本日完成。


元々は’73カレラRSが作りたかった。エンスージアストモデルにしり込みして’69の911Sを人柱にしようと始めたんだった。でもせっかくならノーマル以外で作れたらなぁ、なんて言っていたのが2019年の話。




何年ぶりかのゾル。

サイドとリアウィンドウの大きな段差にマスキングテープを馴染ませる自信がなくてやってみた。どれくらい乾燥待ちしたら切っていいのかわからず、30~40分放置して切ったのに上手く切れず不安しかない。








なんとかなるものだ。

はじめてモールのシールゴムを再現すべく、プレミアムメッキなんちゃらの上からエナメルブラックを吹いて拭きとる作戦も含めて、見た目そんなに悪くない感じでホッとする。






あとは貼るもん貼っていく。

ウィンドウモールさえ終わらせてしまえば、あとは悩んでないで手を動かすのみ。もちろんウィンドウの接着剤がハミ出したり、組んでみたらエンジンフードがクーリングファンハウジングに干渉したり。デフォルトのミスに対処するのも、もはやヤルのみである。




ゼッケン?いつ?

いつのまにか剥がれていたゼッケンを修正。この程度の、しかも黒一色の修正にココロが折れないあたり執事も成長したものだ。






でもこれ、エッチングワイパー。

これだけは毎回手こずる。そしてココロの中の大事な部分を毎回ペキっと折られる。けっきょく0.15のステン線を貼って補強することでカタチにした。写真で見ると目立つけれどウィンドウにくっつけてしまえばわからない。








そんなわけで完成である。



ルマンの長い歴史の中で、911が初めてシングルでフィニッシュしたのは翌年1970のアーウィン・クレマー車が記録に残る、けれどカラーリングが味気ない。ならトップ10フィニッシュは?それがこの1969の#41号車だ。

911はこののちターボという強力な武器を手に入れて、1974には2ndフィニッシュ。1979にはクレマーレーシングによって改修された935を以ってしてついにルマン優勝の栄冠を手に入れる。

その歴史の最初期の一歩は北欧の雑貨屋さんをスポンサーに、シンプルなカラーリングはオシャレでかわいい。なによりナローポルシェによく似あう。


はじめてのエンスージアストモデルはと言うと、キマらない足回りや、合いの悪いエンジンフードなどハードルは高く難しかった。でもこれまで培ってきたプラ板、真鍮線、黒瞬着などを駆使した工作がここでも役に立ってくれた。

エンスー911の弱点、後足が変な方に骨折するようなひどいデッサンにもならず、美しいヒップラインを汚すような段差も許容範囲で納める事ができたかな。


今回は大きなスクラッチ工作は無かったけれど、じゅうぶん楽しむことができた。うちのデスクトップにエンスーの911が揃うなんて夢のような不思議な気分を味わっている。
Posted at 2021/07/04 21:18:25 | コメント(4) | トラックバック(0) | 1969 ポルシェ911S | 趣味
2021年06月20日 イイね!

フジミ ポルシェ911S (4)

1年半ぶりにポルシェ。


現在Twitterのコンペ3企画に3台エントリーしている執事。これもそのうちのひとつ、#第3回Cカーandルマンカーコンペ 参加のためパンドラの箱を開けることとした。







悩んでいたリアハッチ端末。

プラ板を積層して土台をつくり、はじめての光硬化パテでならす作戦でなんとかチリ合わせに成功。









エンスーのエンジン。

ノーマルのインジェクションからキャブに変更するため、同じエンスーの911Rから一式おゆまるで複製した。







その他の工作。

今回はフジミエンスーのチリ合わせにけっこうな時間を取られると予想、なるべくその他の手間は省きたかったけれど、さすがにフューエルリッドとロールケージ、それにシートベルトくらいはレギュレーション上必要かと。





これまた人生初、銀サフ。

これは某YouTube、たしか吉本プラモデル部でやっていた白塗装の下地。やってみると確かに銀から白に一発で変わる感動。





さらに人生初が続く。

いわるゆ世界版メルカリ?ヤフオク?のebayにてデカールを入手。実はこのエンスー911はぜひともレースカーで仕上たかったんだけれど、自作のデカールは面倒で二の足を踏んでいたのだ。そんなわけでスペインからの援軍で解決となった。





もう初体験だらけのポルシェ。

最後はいつも使っている徒歩5分のエディオンで手に入るクレオスのクリアを、今回からガイアのEXクリアに。入手はクルマで20分のジョーシンにて。

さすが執事、吹いててクレオスとの違いがまったくわからないところがすごい。


そんな感じでこちらの納期は今年のルマン本戦ゴールの8/22なのでかなり余裕。並行して #アメリカンマッスル祭 にコルベットC1、#成形色仕上げコンペ2 にカローラで参加中。

ほぼ日刊で毎朝更新しているので、お暇なら覗いて頂ければ幸い。

Posted at 2021/06/20 17:09:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 1969 ポルシェ911S | 趣味
2019年10月28日 イイね!

フジミ ポルシェ911S (3)

最近製作に取り憑かれている執事。


王子も姫も忘れてひたすら製作に没頭している・・・なんてことではない。最近の動向で言うと、王子にはモノを投げることと、かかと落としはみんな痛いからやめようと毎日言い聞かせているし、姫にはごっこ遊びという名の帝王学を教育中である。


で、ポルシェの話。

エンスージアストシリーズの味見のつもりで始めたものの、足回りに目処が立つとやっぱり完成させたい気持ちがわく。しかし・・・




フロントの窓枠。

バリはいいとして、幅が均一じゃないのはどうしたらいいでしょうか。削り込んで万一やり過ぎた場合、再生する腕はないのだが。




こちらはエンジンフード。

位置決めピンを合わせるとこの位置になる。スキマが大きいのは先人たちは軽くパテ埋めとかして対処しているが、パテなんてもう10年使ってない執事。どうしよう。

なおかつ、おしり側の端末のラインがボディーとまったく合っていない。パテですか?いや10年使ってないのだが。




こちらはリアウィンドウ。

メッキモール部分のモールドが後ろに行くにしたがってボディーと一体になっている。このままつくると間違いなく塗り分けでミスするだろう。でも・・・再生医療でもなければ、パテ造形でもない。これならいけるんじゃないか?




思い立ったが吉日だ。

曖昧なモールドを構築するならガイドがいるだろう。まったく滅多に使わない0.3mmプラ板を接着してガイドにしてみた。




そして彫る。

ガイドに沿ってデザインナイフで縦に溝を切り、あとはめちゃめちゃ切れる彫刻刀にてひたすら掘ってみた。ちょっとガタガタだけれどちゃんとボディーとメッキモールとゴムを分離することに成功。やれるじゃないか。

・・・しかし、ガイドのプラ板を剥がしたら見事にボディーがとろけて持って逝かれてしまった。こういうところに経験のなさが出る。




反対側も彫る。

プラ板を勢いで左右一緒にセメントで固めなくてよかった。こちらは両面テープで固定したので甚大な被害なく上手くいった。ラインがヨレヨレなのはご愛敬である。

ざっと見まわすだけで、これ以外にも前後バンパーの端末がボディーとまったく合っていないとか、給油口やヘッドライトを豪快にまたぐパーティングラインとか。この辺ふくめて破綻しないで完成させる先人たちはすごいな。早くもココロ折れる執事であった。



ちなみに、ストラトスは中砥ぎしてクリアーまで吹いたので来週は磨こうかというところ。ダッヂの方はスモークの出来が納得いかずでずっと1500番で削っているところ。なんとか4台目に手を出さないようにしなければ。
Posted at 2019/10/28 00:46:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | 1969 ポルシェ911S | 趣味
2019年10月22日 イイね!

フジミ ポルシェ911S (2)

今日最後はこちら。




ボール盤で垂直開口。

’73カレラのための人身御供、911S。前回後ろ足に落ち着きがなかったところはショックアブソーバを切り詰めて調整済みとして、今回はホイールの固定方法の改善をテストする。




ハブも開口してΦ1.5の真鍮線を挿す。

ホイールの方は垂直開口できたけれど、上手く芯出しができず。すでに車体に付けちゃったハブは開口したホイールをガイドにピンバイスで孔開けしたためさらに狂う。




気にしても始まらないのでハメてみる。

自己満足でしかないが、芯が狂ってる分だけ5本のハブボルトと強干渉して意外としっかり固定される。これは執事的にアリだ。






車高調整の結果ちゃんと4輪接地する。

見たとこフジミのエンスージアスト911にありがちな後輪骨折インシデントは発生していないようでホッとする。






車高も決まった。

ここまでくると実験では終わらず、完成まで求めてしまうのが人というもの。しかしなぁ、911Sをノーマルで作ってもあんまり面白みがないなぁ。などと供述しており・・・これは危険な予感がする。




そうそう。見事に溶けるプラスチック。

ホイールはエンドミルで開口したのだけれど、回転数をもっと落としたらいいのか、それもとZ方向をもっとゆっくり下ろしたら良かったのか。ソコのところ明日マイスターに相談しなければ。
Posted at 2019/10/22 23:28:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 1969 ポルシェ911S | 趣味
2019年07月13日 イイね!

フジミ ポルシェ911S (1)

人柱の911Sを仮組してみた。




フロントはまあ、まあまあ。

ハブがとても芯が出るようには出来てない以外はだいたい位置が決まる気がする。シャーシにあるべき穴がバリで埋まっているなどというのはもはや普通のことだったりする。




問題はリアだ。

せめてトレーリングアームが一体で作られていたらもっと位置決めがしっかり出来ただろうに。3ピースのトレーリングアームに安定感ゼロでただ貼りつくだけのブレーキハブユニットのせいで直行直角はまったくでない。

なるほど、フジミエンスー911のリアタイヤが骨折するのはこれが原因か。






ボディーを乗せてみた。

フロントも含めて全体的に腰高に見えるが、中でも右リアが突出して浮いている感じ。もはやドラッグレースカーのようだ。

わりと慎重に足回りを組んだこともあって、リアタイヤは骨折風ではなくなっている。でもこれを毎回再現できる保証がなんにもない。’73カレラまでに何か解決策を練らないと。




バラしてリアサス周辺を観察。

ああ、そりゃ右が浮くよね。
Posted at 2019/07/13 09:18:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 1969 ポルシェ911S | 趣味

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王子の執事です。 全て中古でFF、FR、4WD、MRといろんなクルマを乗り継いできました。唯一所有しなかったRRは、もちろんポルシェ・・・ではなく、兄のセ...
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