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王子のひつじのブログ一覧

2021年01月26日 イイね!

エッシー フィアット131アバルト 1978(13)

フィアットが完成したのでご報告。







まずは納得いかなかった補助灯火のカバー。

実車換算で板厚t=12mmだったやつをt=7.2mmに。それでもオーバースケールだけれどマシになったのでこれを採用。







そしてワイパーはアセトン風呂へ。

ダメな日はまったく上手く作れないエッチングも、翌日やるとあっさり出来たりする奇跡。ちなみにあーだこーだしてるうちに根元が折れたので真鍮線を追加するハメになってしまった。







そして最後はボンネットの支柱。

いままであんまり作った記憶がないけれど、今回はこれがないとボンネットが立っていられないため造作。見た目は極力実車に似せてみた。





さあ完成だ。はじめての撮影ブースでいってみよう。







全体象。

もともとのエッシーのボディが良くできていることもあって素直にフィアット131アバルトに見える素敵な造形。アリタリアカラーも例によってデカールに難儀しながらなんとか構築できたかな。







エンジン。

もうこのアバルトユニットを作った自分を褒めていいですか?ファンネルはタミヤのKPGC-10の挽き物から、あとはキットのデスビとタイベル以外はスクラッチ。

途中でタペットカバーはハセガワの037からコピペすればいいのではと気がついたけれど、せっかく造作したので子供の粘土細工がごとき出来栄えだが日の目をみせることに。







そしてアリタリアの競演。

実はあんまり知られていないベルナール・ダルニッシュ。ランチアストラトスは世界選手権で17勝している中、サンドロ・ムナーリの7勝に次いで、4勝している偉い人。ツール・ド・コルスを6回制したターマックスペシャリステ。

そして131アバルト。131ミラフィオーリという非力な大衆車をこんなにもかっこよく執事的箱車の最高峰にまでしてくれたフィアットとアバルトには感謝しかない。



いやいや。それにしても小学生の頃シャーシを組み立てることすら出来なかったエッシーを完成できてホントに良かった。
2021年01月23日 イイね!

エッシー フィアット131アバルト 1978(12)

丑三つ時にブログを書く。


つまりそういうこと。王子が起きちゃってて、2時間ほど暴れまわったあげく現在は広瀬香美をBGMに寝かしつけ中。執事がそばにいるとロックオンが外れないので隣の部屋でこうしているという有り様。さて。







今週最初はボンピンから。

旧車で使われるこのボンピン、ネットで検索するとゲートラッチと言うのかな。嫁のビーズを拝借して開口を試みるも素材が硬く刃が立たないのでプラ板に乗っけてそれらしくしてみた。





956に続き、今回もミラーはビタローニ。

キット付属の間延びした右側のやつを、切り刻んだあげくプラ板でフタしてなんとなくそれっぽくしたのが左。







鬼門その1。補助灯火のカバー。

イメージして作ってはみたものの・・・フィッティングしてみたら出来栄えがイメージ通りではない。保留かな。





アンテナも。

こちらは難なく。これも956と同じように基部にΦ0.6の真鍮パイプを挿して密度を上げてみた。実車はぜんぶ黒みたいだけれどアクセントで材着で。





内装。

ロールケージはそんなに苦労なく組めたけれど、ドアの内貼りがどうにも安定しない。ここはもうロールケージに直貼りで逃げる。







忘れられていたウィンドウ。

とりあえずバイザーのデカール、クリア保護の乾燥待ちの間にフィッティングを確認するとズレ大なり。よって清く分割して頂く。







気になっていたタワーバー。

なんかこう、太いなと。エンジンをせっかくスリムに構築したんだからそれに合わせて実車換算Φ43の”ふといの”から、Φ24の”ひとなみ”に変更。





鬼門その2。ワイパー。

ずいぶん慣れたつもりだったエッチングパーツだけれど、それは勘違いだったかもしれない。相変わらず上手く作れない。







悩んでも良いことない。楽しい事しよう。

そんなわけでボンネットをヒンジに固定して開閉ギミックで悦に浸る。あれ?今週完成じゃないの?



それより・・・王子。寝ないんですか?執事は今日も仕事です。
2021年01月16日 イイね!

エッシー フィアット131アバルト 1978(11)

ヘッドライトとわたし。





これ気になるポイント。

左2灯がキットのやつ。おさまりが悪い。右は中央がキットの小さい方、外側はフジミのPorsche917Kのやつを移植。

ちなみにフジミのPorsche917KにはCIBIEとMARCHALの猫を仕様によって使い分けるようになっている超親切キットだったりする。





気になるポイントその2。

このキットにはリフレクターのお椀がなくて平面。ちょっと前にPorsche956でお椀を作ってるからその手もあるけど、今回はお椀風な絵を貼ってかんたん再現してみた。

う~ん・・・





ダメだな。

ミラーフィニッシュと比較したら輝きの違いが一目瞭然だった。幸いなることにレンズの凸がうまく機能してレフ板が平面でもけっこうキラキラする。採用。





お次はデカール。

フロントグリルのルーバーに切りとり文字で”FIAT ABARTH”のデカールなんだけれど、これも自作デカール。白文字の自作デカールはD難度なので、グリルを白くして透明デカールに黒枠側を印刷して再現。採用。





いいんじゃないかな。

気になっていたフロント周りが片付いたので気分が良いな。ちなみにフジミのPorsche917Kのキットなんて山積みなのに、貧乏性の執事はおゆまるで複製。





はい次。次は補助灯火。

キットは2灯。コルスのダルニッシュ機は4灯。よってこちらはハセガワのストラトスから全灯移植、レンズもリフレクターのお椀も。





なるほど。

こうしてみるとリフレクターが平たいヘッドライトと、お椀型の補助灯火では輝きが全く違う。正面からなら反射したものも少し斜めから覗くと光が届かないみたい。それを教えてくれた補助灯火に感謝。









清く再構築。

接着固着したレンズは裏から開口して押し剥がす。お椀は補助灯火でお世話になったハセガワのストラトスをΦ5.0に削り込んでおゆまるで複製。

こんなにがんばって、もし思ったほど平らなレフ板と違いが出なかったらどうしようとか。そんな暗黒なるつぶやきがココロの中でささやかれる。まだまだ青い執事であった。





仮組。

完全に報われる。やはり手を抜くなと。



さて。あと1週間で終わるのだろうか。
2021年01月10日 イイね!

エッシー フィアット131アバルト 1978(10)

フィアットがゴールに向けて進んできた。





なんだこの虫は。

いい声で鳴きそうなこの虫は燃料ポンプのつもり。昨年からいろいろと配線を楽しんでいるけれどフューエルラインを構築するのは実は初体験。





良い感じにまとまったかな。

インジェクターがただの棒っきれなのが悔やまれるけれど、執事の工作としてはじゅうぶんだ。





エキパイ。

マフラーカッターはもちろん、エキパイそのものを車体に取り付けるのもイモ付けという恐ろしさ。すべて真鍮線でつなぐ。





ステアリング関係。

仮組したり外したりしてたらジョイントが折れた。ここはプラ棒を挿して対処するのだけれど、そもそもこのプラの頭を熱して止めるやり方がね。





さくさくと車台を組み立てる。

事前の仮組でリア周りを中心に真鍮線で軸打ちしてあるのでなんとかカタチにできているけれど、このパズルは小学生の頃の執事には高難度だったことだろう。

ところで・・・オイルパンからドライブシャフトって無くてもいいかな?







プラグをつなぐ。

エンジンは最後のピースとして赤く塗ったプラグキャップを挿しこんで、あとはデストリビュータと繋いでおく。





こちらも初体験。

レーシングハーネスの端末をちゃんと車台のストレスメンバーに固定する。これで万一の事故でも安心だ。





バックルも造作。

バックルはメタルのパーツがシートベルトセットに入っているのだけれど、なんとなく造ってみたら意外といい感じとなった。





シート周りが完成。

Sabelt サベルトのロゴも入って引き締まる感じ。いつものようにベルトは100均の補修テープで楽チン作業。だんだんシートベルト工作も楽しくなってきた。





インパネも。

苦手なメーターデカールもなんとかカタチにして、世界からは周回遅れだが自分的流行のUVレジンでガラスを表現したりして。





内装ほぼ完成。

あー、消火器もないし、そもそもロールケージもまだ組んで無いのでぜんぜん完成ではないけれど。





いちおう仮組。

ダッシュボードが入ったので干渉が無いか確認のためにボディーを載せてみたが、とりあえず問題ないみたい。こんなにリヤが沈んていたかな?という疑問はあるけれど、このあとロールケージが入ればきっと持ち上がるんだろう。



さあ、カタチになってきた。完成はあと2週ってとこか。
2021年01月02日 イイね!

エッシー フィアット131アバルト 1978(9)

年末年始。日常を楽しむ。





およそ40年前の金型。

おそらくデストリビューターを表していたと思われるが、今となってはバリのカタマリでなんだかよくわからない物体と化している。





削ったり、切ったり。

エジェクターピン跡やらバリやら、削れるものを削ってみると指が4本しかないじゃないか。そんなわけで5本指を造作してみる。





デスビになったかな。

どうなんだろうか。実車とはちょっと違うというか、実車がそもそもマグネッティ・マレリのよくあるデスビ2種が使われていて、1978年のコルスがどちらなのかは不明だったりするので適当ということで。









挽き物のファンネルも見納め。

せっかく美しい挽き物のファンネルをおごっているのだけれど、実車はプラ製。プライマー→白サフ→エナメルのクリアイエロー調色でそれっぽく塗装してみた。挽き物のメリットとしてシャープさが出ているので良し。







エンジンを仮組してニヤける。

どうしよう、汚いけれど完全にイメージ通りのアバルトユニットを造作してしまった。もう一基作るときはタペットカバーはハセガワの037から持ってくるので美しい完全体になるだろう・・・もう一基作る?







エンジンマウントに載っけてニヤける。

行き当たりばったりで作ったエンジンはどうやって載せればいいのか?悩んでも始まらないのでプラ板の上に乗せる手を選択。下からオイルパンをサンドイッチすればバッチリ・・・え?オイルパン作るの?





さておき。車台を黒サフで塗って今週はおしまい。



年末年始と言うわけではなく、ただ朝が寒いという理由で今週は進みが悪かった。ついついダルマストーブにあたりながらyoutubeで2001年のツールドコルスを見たりしているうちに貴重な時間だけが過ぎていく、みたいな。

それにしても特別おもい入れのあるフィアット。またしても丸っと3か月製作にかかりそうな流れになっている。もっと製作ピッチを上げる方法はないかなぁ。次回作はひと月ひとプラにでもチャレンジしてみようかなぁ。

そんなわけで、今年もよろしくお願いします。

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「3歳と7歳の記念写真。 http://cvw.jp/b/2076566/42939213/
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