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王子のひつじのブログ一覧

2020年05月31日 イイね!

タミヤ ポルシェ956 1982(2)

ポルシェ956のつづき。


若干歪んでいる車台を矯正するにはボディとがっちり固定できるようになったらいいのではないか? ならばどうせ背面には飾り台に固定するためのナット孔をがっつり開けるのだからビス止めにしてしまえ。




結果がこちら。

その結果・・・でもないか。手が滑って落下した車台をフトモモでキャッチしようと閉じた結果である。泣いた。








気を取り直して進める。

近所のホームセンターで売っている最小のタップビス、Φ2.6×6を使って固定できるようにした。ボディ側に角5のプラ棒を、それと干渉する内装を切り飛ばす。

ちなみに真っ二つに割れた車台は、いつか1983年優勝車も作ろうと確保していた予備から拝借。自転車操業とはこのことか。




下地処理。

珍しくパーティングライン消すついでに面のヒケを消してみる。どうせ根気の無い執事のこと、すべての面出しをするだけの覚悟はないくせに。










さらっとサフを吹くと、粗だらけだった。

突起物はぜんぶ切り飛ばしたつもりが、ドアパネルにキーホールのような残渣が。こういう平面でないところの、特に隅の形状だしは本当に苦手だ。慎重に丸ヤスリで削ったものの傷だらけである。






なんとか白地まで到達。

ぱっと見は上手くいっているように見えて、実はNASAダクトの奥とか、サイドのエアインテーク周辺とか、ぜんぜんツルツルじゃない。

もう少し泣き言をいうと、いまだにエアブラシの希釈やエア圧のいいところがわかってなくて、平面と角隅のつやがそろわない。最後はしゃびしゃびでごまかすという。慣れない。


・・・ところで手前のスプーンは何?




正解はロスマンズブル―のテストピースであった。

世の中には専用色が売っていたりするという噂は聞くが、近所のエディオンには置いてない。そんなわけで最近話題のブルーインパルスだとかサンダーバーズの青のチカラを借りる。

ソレっぽければ執事は満足するのだった。
Posted at 2020/05/31 22:55:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 1982 ポルシェ956 | 趣味
2020年05月27日 イイね!

先生のお話。

忘れないうちに書き留めておこう。


ヒトの話。A、T、G、C、という4つの塩基が30億対で構成されたDNAのうち、あるひと区切りの意味のある配列、それが遺伝子だ。その塩基配列の解読は1991年から2003年にかけて行われ、複数国、複数人の試料から99%の領域については標準配列が決められた。

IRUDはこの2万以上の遺伝子の標準配列に対しての違いを見つけるわけだが、そもそも先生が言うには執事も、嫁も、健常であろうと障害があろうと、みな数万カ所は配列の変異があるそうな。

ところが変異の影響が生活に支障がない場合は症状として現れないため、気づかず日常を過ごしている。これが生命に影響するような重大な変異である場合、それは流産してこの世に生を受けない。


つまり王子は生命として生きていくのに問題が無いので産まれてきたのだった。この話に全世界が感動で泣いた。なんだ、王子。生きてていいんだ。





まあ、実際には生活に支障があるわけだが。

先生の話によると、同じような遺伝子の変異がミッキーに発現しても彼は普通のネズミとまったく差異無く人生を全うするそうな。ヒトはあまりにも精密に発達した脳を獲得し、その英知によって高度な社会を形成したがために、小さな変異でも生活が成り立たないのだ。だから障害として区別せざるを得ない。

もしも1万年前に産まれていたら、王子は自然に淘汰されていただろう。100年前なら迫害をうけて生きてはいられなかっただろう。100年先であればそもそも産むことがゆるされなかったかもしれない。

少なくとも執事や嫁、社会のサポートが受けられる現代日本に産まれてくれたことは良かったと思いたい。



ちなみに、世界中の偉い先生が一生懸命まとめたガイドブックのおかげで王子の遺伝子の変異が特定の病気の原因だとわかるのだ。すごいな。感謝しかないな。可能ならそこをなんとかする治療薬や治療法が確立したらなお良いな。

姫がトンビがタカシステムによって治療法を確立するなんていう漫画みたいなストーリでも良いな。もちろん確率論で言えばカエルシステムなのだろうけれど。
Posted at 2020/05/27 22:39:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 王子の記録 | 暮らし/家族
2020年05月27日 イイね!

王子のシンドロームアイスブレイク

王子のシンドロームもひと区切りとなった。




やってきたのは都会の大きな大学病院。半年ぶりだ。

検査開始から2年。IRUD※に登録してから1年、ついに王子の病気の原因であろう遺伝子の変異が見つかった。正直病原の特定は3割で、IRUDをもってしても7割は診断に至らないと聞いていたので嬉しい結果ではある。

嬉しいという意味では、両親からの遺伝ではない事、姫にはなんら影響がないこともわかった。

ひと区切りと言ったのは、王子の遺伝子の変異の影響は神経発達障害、つまり発達遅延というカタチで現れているが、今日この時点で治療法がない。発達遅延以外は特に臓器機能などに影響はない。つまりこれ以上やることがない。


ちなみに極稀なため病名もないとのこと。少し毛が・・・いや、気が抜けてしまった。



※ 未診断疾患イニシアチブInitiative on Rare and Undiagnosed Diseases (IRUD:アイラッド) は、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 (AMED) により主導され、日本全国の診断がつかずに悩んでいる患者さん(未診断疾患患者)に対して、遺伝子を幅広く調べ、その結果を症状と照らし合わせることで、患者さんの少ない難病や、これまでに知られていない新しい疾患を診断しようとしています

 IRUDのホームページより。https://www.irud.jp/
Posted at 2020/05/27 21:12:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 王子の記録 | 暮らし/家族
2020年05月25日 イイね!

タミヤ ポルシェ956 1982

王子が寝ないな。


現在夜中の1時をすぎたところ。トイレに行ってみたり、洗濯機を回してみたり、いろいろ自由にさせても今日に限って満足されない。困ったな。

姫を寝かしつけた嫁も参戦してくれて、今はこんな時間だけれどおやつパンで満たす作戦遂行中である。






そんなわけでこちら。

本日まったく手は進んでいないけれど、今週ちょこちょこ進めているのは956である。実はこちらのブログで80年代のクルマが抜けているのがずっと気になっていて、その時代を代表するクルマという事で。






ささっと建付けを確認。

先人たちの報告では車体がかなり歪んでいるそうな。でも合わせてみた感じではなんとかなりそう。それより気になったのが、車体とカウルの接着に特にダボなどないこと。そしてビックリするほど大きなバリ。

1983年ころのタミヤ製。今からざっと37年前だ。さすがのタミヤもモーターライズからディスプレイモデルへの過渡期。いろいろありそうだ。






執事的定盤に載せてみる。

うわさの歪みはたしかにあるみたいで、左前、右後が浮いている。このままの車体にボディーをかぶせて上手く接着できる気がしない。






左右で厚みが違っている。

単純にビス止めにしようと試行している過程で発見。ここに大きなバリはないので金型でそもそも厚みが違うのか?これも歪みの要因かもしれない。




そんなこんなではじまったポルシェレンシュポルトである。

さて。今回デカールは初体験の社外品。あえて練習というなら、ストラトスでもカローラでも残念な結果となった調色かな。今回はロスマンズブルーを作らなければ始まらないのだ。デカールの練習は続くよどこまでも、である。

あとはエンジン。素組しかできない執事だが、せっかく記念すべき956初勝利の1台をつくるので、多少はそれっぽくしたいという願望。楽して密度をあげるにはどうしたものかという練習台になって頂こう。



ちなみにブログを書き始めて30分ちょっと。いまだに王子はご機嫌ナナメである。これはもしかして体調が悪くなる前兆かもしれない。
Posted at 2020/05/25 01:48:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 1982 ポルシェ956 | 趣味
2020年05月24日 イイね!

感謝しかない。

ころなか。


新型ころなういるすによってもたらされる不幸のこと。そのひとつが王子の1年を支えてくれた先生方とずっと会えていない事だろう。






今となっては日常の風景。

王子は水が大好きになってしまう原因不明の病気により、水に執心めされる。そんな王子が ”おしっこ” という目的をもって、意思表示し、そして実際にトイレでおしっこをするのだ。mission impossible!



どうしたら王子にわかってもらえるのか?

繰り返し、繰り返し、反復、反復、それしかないことはわかっていても、執事や嫁がなかなか実践できなかったこと。それを1年かけて実践してくれたのがバナナ先生をはじめとする1年生の先生ぃーずのみなさんである。



トイレはあくまで一例でしかない。

王子には一般常識はまったく通用しない。たとえば服を着て、靴を履く理由が王子には無い。いつおしっこするかわからないからオムツを履いていて欲しい、靴下が汚れる破れるから靴を履いていて欲しい、と思うのは執事の都合であって王子には関係ないのだ。

脱ぎたいという気持ちになったらそれを抑える理由が王子にはない。

公園に遊びに行って、買い物に連れて行って、延々と靴を脱ぎ、投げ捨てられるという行為。ふつうは3歳にもなれば自分から靴を履きたがり、遊びに夢中になるところを、7歳になっても続く。この先もいつまで続くかわからない。

これが王子である。王子に仕えるとはこういうことである。



言葉が通じない。王子には意味が、理由がわからない。彼と意思疎通するのは不可能なんだろう・・・と執事は思っていた。

でもどうやらそうではないことをバナナ先生に教えて頂いた。何度も伝えることで王子はおしっこはトイレでするものと知った。そして伝えてくれる。

ちょっとそこで座って待っていて?

おむつは自分で脱いで?

ころんだ姫を助け起こして?

これを姫にわたして?

バナナ先生の教えを元に続けた結果、最近こんなことが通じ合う王子。先生ぃーず、そしてもちろん中心となって王子をサポートしてくれたバナナ先生には感謝しかない。



ころなか。

たしかに直接会って感謝を伝えていないけれど、口から出る言葉だけが全てではない。ころなが去って、次に会った時になんと伝えようかと思う時間があってもいい。そう考えると不幸ばかりでもないか。
Posted at 2020/05/24 22:49:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 王子の記録 | 暮らし/家族

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