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王子のひつじのブログ一覧

2024年01月28日 イイね!

ハセガワ ランチアストラトス 1979 その4

半歩進んで0.2歩下がる、そんなストラトスのつづき。






結局納得できない足は全バラから。

フロントを1.5mmも上げて、リアは0.3くらい下げている。真横から見ると想定以上に腰高に見えるけれどコレでいい。ライトポッドやリアウィングが付けば落ち着くはず。




この斜めから見た雄姿がその証左。

しっくりきた。ストラトスらしい、とても懐の深い足周りはこのリフトアップした腰高なアライメントから来る印象なんだろう。シャコタンじゃないのにカッコイイのは鬼才ガンディーニ氏の成せる技か。




そういえば2台目も。

こちらは仮組みの際に深く考えもせず流し込みで接着してしまったフロントを剥がすのに一苦労した。まあなんとか折ることなく無事に剥がせて良かったの絵面。




さて。ここで行き当たりばったりの執事らしさを。

今作、’76と’79のシャルドネのエンジン、”はたして2バルブなの?4バルブなの?問題”に気付いてしまった。直観的に’78からワークスは131に移行しているんだからプライベータに4バルブが払い下げられたと推測するのだが。

しかしWikiには1979年にはルール変更によって4バルブが使用禁止になったため、急遽2バルブをチューニングしてモンテに臨んだ、とある。つまりプライベータのシャルドネに4バルブが載ることはなかった?








どっちなのか気にはなるが。

そもそも4バルブのヘッドカバーが無い事には始まらない。そんなわけで適当なプラ板工作で作ってみる。切って削って貼り付けて。デルタや131に比べたらシンプルで作りやすい。




片バンクだけだがこんな感じで。



で、どっちなんだい問題の件。正直な話、資料も写真も残ってない中でそこまで深く考えてもアレなので多少の事は自分なりの妄想で処理するのが良い。

京商の1/18ミニカーを見ると、’76時点でプライベータなのに4バルブが載ってたりする。つまりシャルドネなどの有力プライベータには早い段階から4バルブが支給されていたと。しかし’79ルール改正以降、たとえば’81コルスもきっと2バルブだったという説。

これで行こう。せっかく4バルブヘッドカバー作ったし。
2024年01月20日 イイね!

ハセガワ ランチアストラトス 1979 その3

さてストラトスのつづきを。






まずはレインチャンネルを。

どんな工作も苦手な執事にとってはプラ板工作もひと苦労。それでもこれが無いとカウルの位置が決まらない。






そして足周りへ。

ハセガワって作りにくいとは思わないけれど、足周りに剛性がないというか直行直角が決まらない華奢な印象。




なんか違う。

なんか違うんだが、何が違うのか分からなかった。ある日、Twitterの先人の作例が車高を上げて腰高にされているのを見て理由がわかった、シャコタンはストラトスらしくないんだと。






フロントを上げてみる。

おっ?腰高でもべつにかっこ悪くならない。さすが鬼才マルチェロ・ガンディーニの逸品なだけの事はある。




この勢いでリアも。

Twitterの先人はリアタイヤが前寄りになってしまうハセガワストラトスの弱点も指摘されていて、執事も習ってロアアームの取り付け位置を後方に0.5ズラしてみた。




うーん。

フロントだな。前下がりはイメージに合わないんだ。リアは上げすぎ、フロントはもう一声上げてもイケる気がする。



思い起こせば、この車高の違和感は4年ほど前に作ったアリタリアをトミカと並べた時に感じていたものだと思う。トミカの方がストラトスらしく見えたのがこのディメンションが理由なんだと思う。

謎は解けかけているが、はたして納得のアライメントを得られるかどうか。このあと3歩進んで2歩下がる的な嫌な予感しかしない。
2024年01月14日 イイね!

ハセガワ ランチアストラトス 1979 その2

ひと山超えた、今週のストラトス。




なんとか開閉。

今週はずっとヒンジと格闘していた。ガバっと開くカウルをエポキシやら瞬着の接着強度で維持するのは執事の工作ではムリだったので、最後は真鍮線を通してフリーに動くようにしたらなんとか。長い戦いだった。




こうして無事にカウル開閉となった2台。

だが・・・






なんか'76の方がチリが合ってない。

思い起こせば最初に作った方で、一度エポキシが剥がれたので付け直した時に位置がズレたみたい。気にしたら負けだが、あまりにも酷いのでカウル側を剥がしてプラ板スペーサーをかましてと、ほぼやり直した。




今回もマグネットなど。

閉じる感じがとても心許ないのでマグネットで固定。前に買ったハイQのは手に入らず、amazonで300個1000円の怪しいネオジムで代用したもののちょっと磁力が弱い感じ。




さらにチリ合わせを。

最初にカウルを切り離した'76の方は鋸をちょっと雑に当て過ぎててカット面が汚い。激しい段差にはプラ板を当てて、その他は瞬着で埋めまくりした。




'79の方はいい感じ。

ボンネットの時はわりと直線なので鋸でガシガシカットして、しかもチリに無頓着だったな。そのノリで切った'76の方が酷かったので'79はラインチゼルで慎重に進めた。




上手くできた'79と言っても。

そこはホレ、執事の工作なのでなんだかラインがゆらゆらよれていた。気にしては負け、気にしては負け、なのだが。




けっきょく土日はチリ合わせに明け暮れた。

悪いことばかりでもなく、悪戦苦闘して会得したヒンジは、チリ合わせで何度も何度も付けたり外したりして、その間数回は落っことしたりも。それでも外れる事はなくなった。



まあ懸念していた最大の難所を超えたとは思うが油断は禁物だ。最後の最後にカウルが閉まらないという失態を演じてしまった数年前の250LMがトラウマの執事。はたしてこのガバ開きカウルをゴールまで導く事ができるのだろうか。
2024年01月06日 イイね!

ハセガワ ランチアストラトス 1979 その1

約9ヶ月ぶりの製作記、今年はここから。



ストラトス用のPU、3Dプリンター製だ。

デルタが気になっているとランプレディユニットが届き、ストラトスを思っているとtipo135CSがやってくる。不思議だ。

ちなみにこのストラトス用にチューニングされたDinoのエンジンは遥か南方の小島から遣わされし逸品(※)である。ご縁って大事。

safu model



さっそくインストール。

さすが専用マウントだけあってフレームとの相性もバッチリ。フジミのDinoユニットもアリだけれどここまでスムーズにフィッティングできないであろう。






で、本体の方。

ハセガワのストラトスは数年前に'77モンテを作ったけれど、リアフレームの直行直角に苦労したのと、あとフロントグリルの細いとこ折ったのでひと工夫。






リアカウルの切り離し。

相変わらず切り離しが下手すぎる。1台目ガタガタ、2台目そこそこの出来栄え。ちなみに1台目は'76、2台目は'79になる予定。

切り離すとボデーと車台が固定できなくなるのでストッパーも追加してみる。






お次、ヒンジ1号。

本郷猛はカウルを挟み込む感じのイメージで作ってみたが、プラの厚みに上手くフィットさせられず。






ヒンジ2号。

一文字隼人はカウルに貼り付けるイメージでそこそこの出来栄え。真鍮線とパイプで曲げ曲げするだけのいつものさり気なさがなく、主張強めだ。




とりあえず開いた。

フォードGTとかストラトスに見られるこのガバッと開くカウルは自信がなく、経験もなくて不安しかない。安定動作するのか?カウルの自重に耐えられるのか?




案の定折れたので補強してV3へ。

まあ、いつものように最後はなんとかなるとは思うが、ボデーの下地処理やら、合わせだなんだと作業してるとまた折れる未来しか見えない。



今回もドライバーはベルナール・ダルニッシュ、イベントはコルス。'76は惜しくも2位で、'79は見事コルス3連覇の締めくくりの一台。どちらもシャルドネブルーなので同時制作の運びとなった。

'77、'78の131アバルトと合わせて、ダルニッシュのコルスが'76〜'79まで揃う幸せがあと数ヶ月で訪れるはずだが、順調なようで前途多難な滑り出しとなった。

プロフィール

「3歳と7歳の記念写真。 http://cvw.jp/b/2076566/42939213/
何シテル?   06/09 00:03
王子の執事です。 全て中古でFF、FR、4WD、MRといろんなクルマを乗り継いできました。唯一所有しなかったRRは、もちろんポルシェ・・・ではなく、兄のセ...
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