全塗装その他修復完了

これまで、塗装がボロボロで、でかい羽根が付いてたりして目立つにもかかわらず、注目されるとほんっとーに恥ずかしいので、駐車場でもすみっこに停めたりしてて肩身の狭かった自分の愛車ですが、この度(税金も上がることだし、駆け込み需要の流れに乗って)全塗装。

バンパーも安いFRPの中古社外バンパーを付けていたけど、これがあちこちぶつけまくってて悲惨な状態だったので、今回は「修理する意味もないぐらい状態が酷い」ということで純正バンパーを中古で入手。同時に、この車両の前オーナーの、そのまた前にオーナーだった人がぶつけた時に吹っ飛んでなくなっていた「ブレーキ冷却ダクト」もしっかり装備してもらいました。
高速走行時のブレーキングにあった不安はこれで解消されたかな。
自慢のbrembo製ディスクブレーキだって冷却がダメではきちんと性能を発揮できないので。

これまで、非純正だったバンパーの形状も良くなかったのかもしれないけど、フロントタイヤのタイヤハウスを覆う「フェンダーライナー」が何度も走行風や降雪時の雪を巻き込んで裏側から押され、「タイヤと接触した上でガリガリ削られて破損する」という厄介なトラブルが頻発していて、正直なところ時速100km/hより上の領域では安心してアタックできる状況ではなかったのだけど、これでやっと本来の空力性能が戻ってきたはず。

まだ禿げたモール類やキズの入ったガラス等、多少手を入れてやらないといけないところはあるものの、「見つかると嫌だったので、こっそり夜中だけ走って楽しんだりしていた」という以前から比べると、見違えるほど変わってくれて有難い。

今回、塗装屋さんが気を利かせてくれたのか(頼んでなかったのに)、写真にある通り、タイプRのエンブレムも純正で復活。
「中身が本物ならば、格好にこだわる必要はない。めったやたらと自己アピールなどせず、堂々としていればいい」と思ってたんですが(その割にはコソコソ走ってた？)、元々付けていたエンブレム(非公開)はあまりに怪しすぎたか。

というわけで、ちょっと予算よりオーバーしたけど、とうとう赤バッジを背負って走ることに。これまで、ハイチューンな220馬力の特別なエンジンを積んでいることを、あまり知られたくなかったので、タイプRのエンブレムを付けていなかったのだけど、これからは相応の視線を浴びることになるんだなと思います。(今度は盗まれないか心配だ)

中古で売る時には全塗装してあると、オリジナルじゃないってことでマイナス評価になったりもするみたいだけど、あの塗装表面で走り続けるのはあまりにも自動車にとって酷だなと常々思ってたので、丁度良かったかな。
前オーナーからも「せっかいいいクルマ乗ってるのに(譲ってやったのに)なんでワックスもかけずボロボロの車体で乗ってるんだ？」とお叱りを受けていたのですが、これで何とか許してもらえるかなと思ったりもしています。

22万km近く走ってるけどエンジンはいまだ快調。残念ながらミッションからは６速以外のポジションで幾つか「ガラガラ音」が出ているので、次はボディではなくてメカのほうのメンテナンスが必要そうな感じ。