GTAが戻ってきて、やっぱりこれだよなぁーと深く感じ入るところなのですが、それでもやはり代車で借りていたフィアットプントもアルファとは違った楽しさがあったのも事実で、そのことについても記録として残しておきたいと思いました。
まず、自分のフィアット初体験はバルケッタでした。
155のツインスパークも前後して運転させてもらったのですが、楽しさで言えばバルケッタの方が断然上でした。
それはNAロードスターよりも自分のテイストには合っていて、FWDでもこれだけ運転の楽しいクルマが出来るのかと物凄い衝撃を受けました。
今回のプントもひょっとしたら147セレのツインスパークよりも楽しいのではないかと思いました。
1.4のしょぼいエンジンにもかかわらず、街中でもデュアロジックのスムーズな変速と相まってとても気持ちよく走れるんですね。
パワーはないんだけど、低い回転数で十分なトルクがあるからか、ちょっと踏んでシフトアップという感じでリズムよく、自分が思うところのちょっとプラスアルファなパワー感で加速していくのがとても好印象なのです。
エンジン音もちょっとがさつな感じがまた良い。
その気にさせてくれるエンジンとでも言いましょうか。
ステアリングインフォメーションや適度な重さを感じる操舵感。
路面からの情報もステアリングからと足回りからしっかりと伝わってきて、欧州車に共通する美点がやはり感じられます。
路面のいなし方がとても好きな感じです。
比較するのは申し訳ないのだけれど、日本車のコンパクトハッチのベーシックグレードにこの味は絶対にないと思う。
妻の母親が乗っていたプジョーの207はおそらくこのプントと同時代のものだと思うのだけれど、なぜこっちをすすめなかったのかとちょっと後悔。
フランス車のベーシックなコンパクトハッチとは世界観がまるで違う。
ひとことで言うならばキビキビ感かな。
運転していて楽しい。
元気が出る。
少ないパワーで目一杯走るという感じではないけれど(踏み込むとちょっとアンダーパワーな感じは否めない)、足車には最適かも。
アイドルストップは途中で切りました。
信号待ちの度にエンジンがストップして、最初は壊れたかと思いました。
発進するときもどうしてもワンテンポ遅くなってストレス。
坂道では後ろに下がってちょっとビビる。
でも本当に楽しいクルマだったなぁ。
ずっとスリーペダルのMTにこだわって来たけど、これもありだなと思いました。
オートマモードよりも断然マニュアルモード。
マニュアルモードでも減速すると自動でシフトダウンしてくれるので楽。
シフトアップはクラッチ操作がない分操作は確実に速い。
パワーなくてもそこそこ実用的なトルクがあればストレスなく交通の流れに乗れる。
返す前日の土曜日は横浜まで一往復、葛西一往復、新宿二往復と結構な距離を走りました。
代車でこんなに楽しかったのは初めてかも。
アクセルを目一杯踏み込んだときの気持ち良さがあれば完璧だと思う。
蠍印のプントに俄然興味が出てきました。
自分では乗らないと思うけど、将来子供が免許を取ったときにでもとちょっと考えますww
Posted at 2021/02/04 17:24:13 | |
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